桃赤 青赤
満開の桜が咲き誇った
あの日から、
俺は君に恋してる_____
忘れるはずのない、
あの瞬間______
桃
桃
学校なんて、何故行く必要があるのだろう
なんで、人間は生きているのだろう
そんなことばかり考えて
友達なんかもいなかった俺は
中庭を一人虚しく歩いていた
中庭なんてあまり来たことがなかったから
キョロキョロしながら歩いていると
満開の桜が咲き誇っていた
桃
思わず、声がもれてしまう
赤
すごく綺麗な声が聞こえて
ゆっくりと横をみる
そこには、可愛らしい男の子がいた
赤
赤
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
赤
赤
赤
赤
そう言ってくれる先輩は
笑顔で
だけど少し悲しそうで
心優しい人なんだなって
思えた。
今思えば
あの時から俺は
先輩のことが_______。
先輩に出会ってからというもの、
学校が楽しくなり
友達もできた
このまま、時間がとまればいいのにって、
だけど、
現実はそうあまくはない
あっという間に、先輩の卒業式
俺は、先輩が中庭に来るという確信はなかったが
賭けに出た
満開の桜をただ見ていると
赤
先輩だった。
ニヤける顔を手で隠す。
桃
赤
赤
赤
赤
桃
先輩は、俺をみて優しく微笑む
桃
赤
赤
そう言ってくれる先輩が、
すごく愛おしかった
深呼吸をして
言おうといた
その瞬間、
足音が後ろから聞こえてきた
青
青
赤
先輩の表情はまるで
乙女のようで、
頬を赤くそめて
先輩と、その人の関係性が瞬時にわかった
青
青
赤
赤
赤
ここで言わなきゃ後悔するって
わかっていたのに
好きです。
その一言が出せなかった
桃
桃
赤
そう言い、先輩は帰った
後悔しか残らなかった。
いつしか、涙が出ていた
先輩のことが本気で好きだったのだと
そのとき理解した
先輩の笑顔だけが、
頭の中に刻まれていた
end
過去一ボツかもしれない(泣)
少しでも良かったと思ってもらえたら
ぜひいいねお願いします〜!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
コメント
5件
過去一好きです。
ボツじゃないですよ! 神作品ですよ!(๑•̀ㅁ•́ฅ✨