叶うなら……＿＿＿＿_

彼女はそう言い、笑う

きっと…………彼女はそういう意味で捉えていない

だからなんだ

なら……

いつか俺の気持ち、伝えてやるから…

とりあえず今は

君を笑顔にしたい

大きくて、たくましい手に包まれる

こんなに人の手ってあったかかったかな？

この子はどこまで優しいのだろう

自分は悪くないはずなのに……

なんで、なんでこんなに頑張れるんだ、、

バタン、、、

どどどどどうしよ、ｯ、！！

今絶対、、顔真っ赤だ！！

なんか、あの後ろ姿……

…………もしや、、？

……………

玲王は手当してくれて、誠士郎は頭撫でながら凄くお菓子を食べさせようとしてくる

このパンパンな口見て何が"ん？"なの！？入らんわ！！

もう、仕方ないなぁ！！あ、ちなみに私甘くないよ？誠士郎が可愛いのが悪い！

みんなが寝静まった深夜2時

2度寝したいのにそんな気分に慣れないや

扉を開けようとした瞬間

聞こえたんだ

えっと……手、繋いでいい？

ん？いいの？

わ、冷た、笑

玲王が麗華のこと好きだってこと。

そして、一人、床にうずくまって嘆く

すると突然、麗華が 座っている俺の上に乗るようにストンと腰を下ろす

彼女の精神年齢は爆下がりし、キャハハと楽しそうに笑っている

ちなみに俺は……

熟れた林檎みたいに真っ赤だ

え、本当に寝たんだけど……

少し抱きしめた後、周りに誰もいないか確認してみる

そして、彼女の前髪をあげて 華麗なリップ音を落とす

更新遅くなってしまいました！🙇🏻‍♀️՞ そして皆さま、今年もよろしくお願いいたします

次回、♡2000