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ボス、私は好きだったよ。 そして潔達も…だから、死んじゃだめなんだよ…
ボォォォォォォォォォス🥺🥺🥺 死ぬんじゃねーーー今までどんだけ楽しませてくれたか…潔を育ててくれたか…おいボス!!!!!聞いてるか!!!!!!お前は!潔達を置いてったんだ!!!!だから天国で泣きながら見守ってろよ!!!!!!!🥺
ボス........ 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 潔を悲しませるなよ、
みなさん、どうも!
さてさて、そろそろ終わりも近いです
よければ次の連載の投票お願いします!
※口調・キャラ崩壊
※いつもに増して潔暴れてます
※暴力表現あり
なんでもいいよって方だけ、お願いします!
では
スタート
爆発して、俺は勢いよく落ちた
なのにスローモーションのように感じられた
その間にボスとの思い出が蘇る
気がついたらボスが俺に笑いかけていた時
殺し屋について教えてもらった時
ナイフの使い方を教えてくれた日には仮の敵を倒せた時に俺の頭を撫で、褒めてくれた
殺し屋のくせに俺がダメなことをすれば正しいことを教えてくれた
いつも笑かせにきて、慰めてくれてたよな
殴られるの…知ってるくせに
俺が悩んでたら相談に乗ってくれたし、秘密があったのは予想外だけどそれも俺の事を考えてたからなんだろ?
あまり親っぽくはなかったけど、ボスなりの愛し方だったんだろ?
なのに
俺は「いつもありがとう」と感謝すら出来ていなかった
挙句の果てに俺のために……
俺は落下の衝撃を耐えるために目を瞑った
ぼふっ
だけどそんな衝撃は来なかった
代わりにふかふかな何かに落ちた
目をパチパチと瞬きさせる
蜂楽 廻
すると見知った顔が視界に入ってきた
千切 豹馬
凪 誠士郎
次から次へと心配の声が上がる
俺は体を起こして、マットから降りた
マットにいる人物を見渡すと、俺の友達がいた
御影 玲王
玲王がきいてくる
たけど俺は答えられなかった
だって、俺の前には廃墟になった病院が炎で燃え上がっていたから
潔 世一
蜂楽 廻
千切 豹馬
潔 世一
千切の言葉を遮り、俺は炎が燃え上がっている場所へ走った
だがそれは止められた
千切 豹馬
蜂楽 廻
糸師 冴
糸師 凛
千切と蜂楽に腕をとられ、目の前には糸師兄弟
凪と玲王は俺が逃げないように囲っていた
ミヒャエル・カイザー
だけど、俺はボスが炎に巻き込まれて頭がぐちゃぐちゃになっていた
あぁ…こんなに…こんなに…
潔 世一
初めて…
憎く、邪魔だと思った。
…思わず手が出た
ボゴッ
蜂楽 廻
千切 豹馬
バシッ
千切 豹馬
俺は相棒に掴まれている腕を思いっきり振り払い、殴った
そして驚いた千切に回し蹴り
それを見た玲王と凪が銃を向けてきた
カチャ
御影 玲王
凪 誠士郎
潔 世一
凪 誠士郎
潔 世一
こいつらが俺を撃てるはずがない
潔 世一
潔 世一
そういうと同時に、ふらりと立った蜂楽を盾にして玲王達が隙を見せた瞬間
カチャカチャ
銃を奪い、投げた
御影 玲王
凪 誠士郎
そのまま2人を一瞬で足をあげ、頭を狙い
そのまま地面に振り下ろした
ゴン!
御影 玲王
凪 誠士郎
派手な音をたて、2人は頭に血を流した
あとは糸師兄弟だ
コツコツ
糸師 冴
糸師 凛
潔 世一
俺は地獄から這い上がったかのような低い声で言った
糸師 冴
だが、2人は下がらない
糸師 冴
でも心做しか冴は諦めたように…苦しそうに眉を寄せていた
このまま前に進んでも俺を止めるのは凛だけだろう
そう思い、俺が腕を振りかざした
その瞬間
潔 世一
ミヒャエル・カイザー
カイザーが俺の拳をとめた
潔 世一
潔 世一
ミヒャエル・カイザー
カイザーがなぜか質問してきたので俺は頷いた
ミヒャエル・カイザー
潔 世一
ミヒャエル・カイザー
カイザーがそういう
なら…
潔 世一
俺はニヤリと微笑んだ
ミヒャエル・カイザー
あいつはそういって、いきなり蹴りをかました
反射でかわせたが、俺が手を出せないようにか攻撃を繰り返す
拳を振り上げ、回し蹴りをして、それを繰り返す
俺が離れても距離をすぐに詰められる
潔 世一
潔 世一
ミヒャエル・カイザー
分かっていた
こいつは殺し屋のトップだ
俺が勝てたとしてもそれは奇跡か偶然だ
ミヒャエル・カイザー
潔 世一
潔 世一
しまった
つい、隙を見せてしまった
俺は煽る世一に殴りかかった
すると油断したのか、1発頬にヒットした
そのまま俺は殴る、蹴るを繰り返す
殆ど避けられるが、たまに当たる
俺の一撃は潔と同じ…いや少し上でかなり効く…はずだ
潔 世一
だが、思ったより鍛えられていて倒れる気配がしない
俺は少し焦る
そして拳を止められた
潔 世一
そういって世一はわざとなのか見様見真似で俺の技を繰り返した
まぁまぁ…いや、結構腹立つ
俺は世一の攻撃から逃げるように距離をとったが、ふと視界から消えた
ミヒャエル・カイザー
潔 世一
後ろから声がしたと同時に背中を蹴られ
ふらふらとした時、首を掴まれた
ミヒャエル・カイザー
抵抗をするも、苦しくてそれどころじゃない
俺は世一の手を話そうと力をいれるが、ビクともしない
なんだこのバカ力
潔 世一
潔 世一
首を絞める力が更に増す
意識が朦朧とした時、止める声が聞こえた
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
糸師 冴
糸師 冴
糸師 冴
潔 世一
世一の力は少し緩くなり、俺は抜け出すことが出来た
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
世一は俺を横目にみて、廃墟に向かう
糸師 凛
腕を掴む
潔 世一
潔 世一
世一が腕を払おうとするも、力が入らないのか振り払えない
糸師 凛
ガバッ
それを見て、どう思ったのか世一をいきなり抱きしめやがった
潔 世一
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
そういって頭を撫でた
場違いなこと考えてもいいか?
俺の世一に触るな
潔 世一
世一は俯いた
そして目を瞬いた瞬間、涙が頬を伝った
静かに、綺麗に泣くので俺は世一を何とも言えない気持ちで見つめた
ボスの葬式
会場には泣く者もいれば涙を堪える者もいる
だけど、ただ1人
泣くことも、涙を零さないように堪えることもしない者がいた
ただただ、ボスの写真を眺め、心を失ったかのような表情
壊れた人形のようだった。
黒髪の瞳が青い青年だったが
どこか
瞳が濁っていた。