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コンコン
大森 元貴
○○
ドアの向こうから○○の声がした
なんだか久しぶりに聞いた気がする
大森 元貴
ガチャ
ドアからひょこっと顔を出す
目が合った
○○
そう言って気の抜けたような 微笑みを浮かべる
大森 元貴
○○
大森 元貴
お茶の入ったコップを置く
○○
大森 元貴
大森 元貴
○○
大森 元貴
○○
無邪気に笑った
大森 元貴
○○
大森 元貴
手元のノートに視線を落とす
○○
ノートに書かれた歌詞を読む
○○
夢の話は正直好きじゃない
○○
というか興味が無い
○○
現実味がないあやふやなもの
○○
僕の夢はいいものが多い
○○
現実にならないと思うと悲しくて
○○
虚しくて
○○
○○
胸が締め付けられる
○○
大森 元貴
思わず間抜けな声が出た
ほかのことを考えていたせいで
その一言のインパクトが...
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○の目から涙がこぼれる
○○
涙を拭きながら恥ずかしそうに笑う
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
大森 元貴
思わず口ごもった
世界をどう感じるかなんて人による
その人にしか見えない世界がある
なぜ生きるか
なんて他人が断言出来るものではない
大森 元貴
大森 元貴
大森 元貴
大森 元貴
何か的はずれな事を 言ってしまった気がする
○○は小さく笑う
○○
○○
大森 元貴
○○
○○
悲しそうな表情から
明るく笑って
○○
○○
大森 元貴
○○
○○
○○は立ち上がり静かに部屋を出た
いつも
あの寂しそうな背中に かけるべき言葉が見つからない
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