テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
――――― これは、三つの世界線で、三人の花子くんが、ただひとりの八尋寧々を愛してしまう恋の物語。 星祭りで出会った寧々に、想いを告げられないまま時を重ね、 切ない片思いを胸に秘めて理科教師となった世界線の柚木先生。 エソラゴトの世界で花子くんが去ったあと、 “代わり”としてその世界に残る運命になって、寧々を守ることだけを生きる理由にする予定だったあまねくん。 そして、いつもの学校にいる 七不思議七番―― からかって、甘やかして、独占欲強めなノーマル花子くん。 世界線も立場も違う三人は、 それぞれのやり方で寧々を想い、溺愛し、手放そうとしない。 違うのは世界だけ。 寧々を愛しているという気持ちだけは、どの世界線でも同じだった。 ―――――
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
八尋寧々
八尋寧々
八尋寧々
八尋寧々
八尋寧々
八尋寧々
と言って寧々は一人で愚痴を呟きながら掃除をしていく。
八尋寧々
個室の隅に白いものが落ちているのが寧々の目に入った。 紙くずにしては綺麗すぎる。 拾い上げてみると、それは小さな御守りだった。
八尋寧々
八尋寧々
八尋寧々
白地の布に、赤い糸。 古そうなのに、不思議と冷たくない。
八尋寧々
気になって裏側も見てみる
八尋寧々
八尋寧々
御守りの裏側に小さく書かれていた文字を読み上げた瞬間、指先がじん、と熱を帯びた。 文字はないはずなのに、**“誰かに想われている”**感覚だけが、胸に流れ込んでくる。
八尋寧々
その時、御守りの赤い糸が、きゅっと締まった。
███
誰かの声が、確かに聞こえた気がした。
八尋寧々
次の瞬間、床が遠のく。 トイレの景色が滲み、世界が裏返る。
八尋寧々
八尋寧々
八尋寧々