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#イラスト
めあ☔️
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めあ☔️
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今泉さらさ――――
17歳。女子高生。
APP16の超絶美少女。 自分を一生かけて愛してくれる王子様に出会いたいという願いを持つ、ちょっと夢見がちな性格。
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深夜、終電を逃してしまった見知らぬ街の路上。
さらさは、頼みの綱であったスマートフォンの電源が切れてしまい、夜の冷たい空気の中で途方に暮れていました。
人通りは途絶え、タクシーを使うには財布の中身が心許ない状況です。誰かに迎えに来てもらおうにも連絡手段がありません。
そんな中、街灯の薄暗い明かりの下に、ぽつんと佇む緑色の古い公衆電話ボックスが目に留まりました。
幸いにも財布には小銭があり、鞄の中のメモ帳には連絡先が控えてあります。 安堵したさらさは、電話ボックスの扉を引いて中へと入りました。
受話器を取り、小銭を投入して番号をプッシュします。
しかし、ツーツーという呼び出し音の代わりに受話器から流れてきたのは、冷たく無機質なアナウンスでした。
「――おかけになった電話番号は、現在使われておりません」
手帳の番号を見直して何度かけ直してみても、返ってくるのは全く同じ無機質な音声だけです。
絶対に間違っていないはずの番号が繋がらないという、得体の知れない違和感が、さらさの背筋を撫でます。
🎲 今泉さらさ【SAN値チェック】⇒ 成功
不気味さを感じたさらさは、一旦外に出て別の方法を探そうと電話ボックスの扉に手をかけ、押し開けようとしました。
しかし、扉はまるで強力な接着剤で固定されたかのように、びくとも動きません。
さらに入り口のガラス扉の内側には、いつの間にか1枚の紙が張り付いていました。
そこには、乾ききっていない禍々しい赤色の文字で、こう殴り書きされていたのです。
「10分で出られなければ喰うぞ」
🎲 今泉さらさ【SAN値チェック】➔ 失敗(減少: -1)
逃げ場のない狭いガラス張りの空間の中、じわじわと異様な恐怖が這り上がってきます。
ボックス内を見渡すと、目の前にある「緑の公衆電話」、それが置かれた「棚」、壁に貼られた「葬儀会場の広告」と「警察の貼り紙」、そして足元の「床」が視界に入ります。
さらさ
さらさは戸惑いと不安を抱えて足元へ視線を落とし、床の隅々まで注意深く見つめました。
🎲 今泉 さらさ【目星】➔ 成功
薄暗い電話ボックスの床の隅、ちょうど棚の影になっている部分に、1枚のテレフォンカードが落ちているのが目に留まります。
拾い上げて裏返してみると、そこにはボールペンのようなもので、はっきりと見知らぬ電話番号が書き記されているのを発見しました。
さらさ
🎲 今泉 さらさ 【目星】➔ 成功
さらさは他にも脱出の手がかりや物が落ちていないかと、身を屈めて狭い足元を念入りに見渡しました。
くまなく床の四隅や隙間まで確認しましたが、先ほど拾い上げたテレフォンカード以外には何も落ちておらず、床面にはこれ以上の異変は見当たらないことがはっきりと分かりました。
さらさ
さらさは不安げに言葉をこぼしながら、目の前にある緑色の公衆電話をまじまじと観察しました。
🎲 今泉 さらさ 【目星】➔ 成功
受話器、押しボタン式のテンキー、硬貨投入口、そしてテレフォンカードの挿入口など、隅々まで注意深く確認してみましたが、どこからどう見ても一見ごく普通の、少し年季の入った緑色の公衆電話です。
機械自体に隠されたスイッチや暗号のような特別な情報は特に見当たりません。
さらさ
さらさは公衆電話の下にある棚に置かれた分厚い電話帳を手に取り、棚の奥や周辺に他には何もないかをよく調べました。
🎲 今泉 さらさ 【目星】➔ 成功
棚自体には他に物は置かれていませんでしたが、手にした電話帳をめくってみると、あるページに1枚の小さなメモ用紙が挟まっているのを見つけます。
そのメモには、手書きで「米野きみ」と書かれており、ちょうどその開かれたページには「米野きみ」という人物の電話番号が記載されていました。
さらさ
さらさはキョロキョロと周囲を見回しながら、壁に貼られていた葬儀会場の広告に視線を留め、詳しく調べました。
🎲 今泉 さらさ 【目星】➔ 成功
それは地域密着型の葬儀会場や手配に関する広告のようで、落ち着いた色合いの紙面に「葬儀・法要のご案内」といった文言とともに、大きく目立つようにその手配会社の電話番号が印刷されているのが分かりました。
🎲 今泉 さらさ 【目星】➔ 成功
さらさは葬儀会場の広告を確認した流れで、すぐ隣に貼られていた警察の貼り紙へと目を向け、よく観察しました。
表面には『ひったくりは犯罪です!』と大きなフォントで注意喚起が書かれており、警察署の連絡先や電話番号などの記載はありません。
しかし、端がわずかにめくれ上がっていることに気づいて隙間から裏側を覗き込むと――
貼り紙の裏面全体が、乾いた血を思わせる無数の赤い手形でびっしりと埋め尽くされていました。
誰かが内側から狂ったようにガラスや紙を引っ掻き、叩きつけた痕跡のようなおぞましい光景に、息を呑みます。
🎲 今泉 さらさ【SAN値チェック】➔ 失敗(減少: -1)
思わぬ怪異の痕跡を目の当たりにし、さらさの背筋に冷たい汗が伝います。
さらさ
さらさは悲鳴を上げて警察の貼り紙から目を背けると、恐怖に震える手で急いで公衆電話の受話器を持ち上げました。
小銭を投入し、足元で拾ったテレフォンカードの裏に書かれていた番号を一つひとつプッシュします。
ツーツーという発信音が数回鳴ったあと――
カチャリと何者かが電話を取る音が響きました。
繋がった安堵を覚える間もなく、受話器の奥から鼓膜を突き破らんばかりの、狂気に満ちたしゃがれた絶叫が響き渡ります。
「待て、待て、待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待てぇえええ!!」
🎲 今泉 さらさ【SAN値チェック】➔ 成功(減少: -0)
思わず耳から受話器を離すほどの恐ろしい叫び声に、さらさの心臓が跳ね上がります。
……と、その絶叫が途切れた瞬間、今までびくともしなかった電話ボックスのガラス扉から「キイィ……」と重たく鈍い金属音が響き、ゆっくりと外側へ向かって隙間が開きました。
あれほど強固に閉ざされていた扉の封が解かれ、外の夜気がわずかにボックス内へと流れ込んできます。
さらさ
さらさ
さらさは突然開いた扉に怯え、受話器を握り直して広告に書かれていた葬儀会社の電話番号をダイヤルしました。
数回のコール音の後、カチャリと誰かが受話器を取る音がして通話が繋がります。
助けを求めようと口を開きかけたその瞬間――
受話器の向こうから、底冷えのするようなしゃがれた声が響きました。
「お前が死体になるんだよ」
ガチャリ、ツーツーツー……。
それだけを一方的に言い放たれ、電話は無情にも切れてしまいました。
🎲 今泉 さらさ【SAN値チェック】➔失敗(減少: -1)
冷たい脅迫の言葉の後、電話ボックスの内外に不気味なほどの静寂が広がります。
扉は依然として「キイィ……」と開いたまま、外の暗闇へと繋がっています。
さらさ
さらさは恐怖で涙目になりながら、受話器を握り直して電話帳のメモにあった「米野きみ」の電話番号を急いでダイヤルしました。
呼び出し音が数回鳴った後、カチャリと受話器が上がり、これまでの不気味な声とは打って変わって穏やかな高齢の女性の声が聞こえてきました。
米野 きみ
さらさが置かれている異様な状況を泣きそうになりながら伝えると、受話器の向こうの老婆は慣れた様子で深いため息をつきました。
米野 きみ
米野 きみ
米野 きみ
米野 きみ
老婆が何かを思い出しかけたその時――
ピーッという甲高い電子音が鳴り響き、小銭が切れて通話が途切れてしまいました。
受話器からは再び無機質なツーという音が流れるばかりです。
そして、目の前のガラス扉は、先ほどテレフォンカードの番号にかけた際に開いたまま、外の道路へと通じています。
さらさ
さらさは目の前の開いた扉に躊躇い、先ほどの受話器の向こうから聞こえた「待て待て待てぇえええ!!」という叫び声を頭の中で反芻しながら、その真意を推し量ろうとしました。
🎲 今泉 さらさ 【心理学】➔ [ 失敗 ]
しかし、常軌を逸した絶叫の恐怖が頭に焼き付いており、相手がどのような意図であの叫び声を上げていたのかまでは正確には読み解けません。
ただ、米野きみという老婆が「正しい電話番号にかけたら出られる」と言っていたこと、そしてあの叫び声の電話をかけた直後に扉の封印が解けて開いた事実を思い返すと、あれは助言というよりも、逃げ出されまいと焦っていたかのような禍々しい気配だったようにも思えます。
扉の向こうには、夜の街の冷たい空気が確かに漂っています。
さらさ
さらさは意を決し、開いた扉を蹴破るような勢いで外へと全力疾走で飛び出しました。
咄嗟に電話ボックスのガラス扉を外から押し閉めたその瞬間――
ドンドンドンドンドン!!
ボックスの内側から狂ったようなけたたましい打撃音が響き渡りました。
まるで、箱の中に閉じ込められた得体の知れない怪物が、獲物を逃した怒りに任せて扉を破り喰らいつこうとしているかのようです。
さらさは恐ろしさに振り返ることなく、夜の闇の中を夢中で走り続けました。
しばらく走ってから息を切らし、恐る恐る背後を振り返ると……あの凄まじい暴虐の音はすでに止んでおり、薄暗い街灯の下には、何事もなかったかのように古びた緑の公衆電話ボックスがぽつんと静まり返っているだけでした。
スマホの電源は入りませんが、足には何の怪我もありません。
さらさ
さらさは冷や汗を拭い、激しく波打つ胸を落ち着かせながら、不気味な電話ボックスを後にするのでした。
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KP
KP
コメント
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読了しました〜!第1話から既に重い空気感がすごくて、まさに好みのダークホラーでした🥀 公衆電話ボックスに閉じ込められる閉塞感と、SAN値チェックの緊張感がリアルで、まるで自分もその場にいるみたいでした。「待て待て待てぇええ!!」の絶叫、めっちゃ怖かったです…。 さらさが慌てつつも冷静に調査して脱出するところ、ちゃんとヒロインしてて可愛いしカッコよかったです。米野きみさん、続きが気になる…!