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ATTENTION 桃×赤 戦闘パロディです。 年齢操作、(桃が年上で赤が年下なのは変わりません!)少しグロめの表現などが含まれます。 このお話はご本人様、実在する団体や実際の事件とは一切関係ありません。
今でも、昨日のことのように思い出す。
足元に転がる大量の死体。 立ち込める生臭くて吐き気のする血の匂い。 返り血で真っ赤に染った俺を指さして、君はこう言ったのだった。
???
残念ながら、この世には利己的な犯罪者が腐るほど溢れている。 とりわけ暴力団や犯罪組織ともなれば、その犯罪行為は残虐かつ大規模化し、やがて警察の手にも負えなくなっていった。
そこで政府は、13歳から30歳までの孤児の少年、あるいは何らかの理由で職を失い、生活保護の対象となってしまった男性たちを集め、ある秘密エージェント組織を結成した。
それが"バレット" 一言で言えば、殺し屋だ。
バレットの存在は、国民どころか世界中の庶民ですら誰も知らない。 暴力団による事件は事故として処理され、瀕死の人命救助はすべて警察の手柄となる。 誰にも知られない水面下で、極悪非道の犯罪者どもをこの世から抹消する。 そして決してあちらに利益を生ませることなく、その組織を壊滅へと追い込む。
それが、俺たちバレットの仕事なんだ。
〜桃side〜
桃
研究生たち
桃
桃
桃
研究生A
桃
研究生A
桃
研究生たち
桃
青
青
桃
話を割ってきたのは隣の同僚、まろだ。 まだバレットに所属して3年目なのに、すごく優秀で頭の切れる彼。 ...でもその冷淡な性格故に口が悪いから、後輩から怖がられることが多い。
桃
研究生たち
桃
青
青
『───了解。』
今回の現場は、廃墟ビルなだけあってボロボロだった。 ただひたすらに8階を目指して、軋む階段を踏みしめていく。 このビル自体すごく小さいし、これはすぐに終わりそうだな。
研究生A
桃
研究生A
桃
研究生A
敵
桃
後ろを振り返ると、銃を手にした犯罪組織のやつらが数人佇んでいた。 殺意の宿った眼でこちらを睨んでいる。
研究生たち
青
桃
研究生たち
初々しい彼らを背に、まろと階段を上っていく。8階って意外と遠いな...。
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
桃
思わず言葉が詰まったその時。 下の階から鈍い爆発音と、微かな振動が伝わった。耳をすますと、研究生達の威勢のいい声と、敵の荒々しい声と、発砲音が混じって混沌としている。 ...あんなもの、遅くても30秒あれば片付くはずだけど。
桃
青
そんなことを話しているうちに、目的の8階に到着した。 無線機で未だ戦っている彼らに早くこちらに来るよう指示したけれど、まぁ...期待しない方がいいな。 大乱闘になっている下の階に比べ、ここは拍子抜けするほど静まり返っていた。
さて、人質たちはどこにいるんだ...?
俺は無遠慮に奥へ進み、コンクリートの壁をなぞった。 少しずつ位置をずらしていくと、やがてざらついた感触の中に、微かな違和感を感じた。 試しにその部分を右へスライドさせる。 ...やっぱり。隠し扉だ。
桃
少し奥まったそこに現れたのは、ダイヤル式のロックだった。 ...つまり、パスワードが分からない限りこの扉は開かない。
桃
青
まろの言葉とほぼ同時に、錆びた扉がガシャンともの凄い勢いで閉まった。 物騒な足音と共に敵が流れ込んでくる。
敵
桃
青
桃
敵A
桃
敵A
俺は迷わずトリガーを引いた。 黒い拳銃が火を吹く。 先頭の敵がよろめくと、敵の銃撃が床を埋めつくした。
桃
咄嗟の判断で、近くにあった机を蹴り倒す。即席の遮蔽物だ。 机の裏に滑り込み、再び銃声を鳴らした。
敵B
桃
鳴り止まぬ発砲音の中、まろが机を蹴って立ち上がった。 部屋を駆け回りながら、振り向きざまの2発が見事敵に食らう。
俺も床を滑り、敵の足元へ突っ込んだ。
桃
敵B
間抜け面のそいつに、至近距離の一発をやる。 これだけ撃っているのに、湧き出るように敵が襲ってくる。...めんどくさくなってきた。
俺はポケットを漁って、ころんとした球体を取り出した。 口で栓を抜き、宙へ投げる。 床を転がってすぐに、 強烈な爆発音と爆風が轟いた。 体力の敵たちがあっちこっちに壁に叩きつけられ、情けない呻き声だけが残った。
青
桃
まろは俺が指差したそいつの前髪を掴み、コンクリートの床に押し付けた。
青
敵A
敵A
青
....やりすぎはそっちだろ。
敵A
桃
青
桃
カチカチとダイヤルを合わせていく。 全ての数字が横並びになり、ガチャんとロックが外れる音がした。
桃
桃
返事がない。 と、言うより、人のいる気配がまるでない。 嫌な予感がして勢いよく扉を開ける。
桃
絶句した。
確かに、そこには拘束されていた人質の子供達の姿があった。...体の一部が、欠けている状態で。 とある子は手、とある子は目玉、とある子は髪の毛。壊れた人形のような子供たちの下には、真っ赤な血溜まりが出来ていた。 生きているはずがない。
青
敵A
敵B
床に倒れ込んでいた他の残党が、消え入りそうな声で呟く。
敵B
息が上手く吸えない。動悸がする。 別にこの子供達に同情したわけじゃなかった。 生臭い血の匂い。無惨に転がる亡骸。 どうしても思い出してしまうんだ。 あの声を。
『───ヒーローだね!』
桃
青
青
桃
青
青
桃
桃
俺はまろを連れ、勢いよく階段を下っていった。 しかし、目の前の情景に再び目を剥くことになる。
桃
そこにいたはずの研究生4人、さらに敵まで綺麗さっぱり姿を消していた。 血痕はない。彼らが使っていた銃だけが抜け殻のように転がっている。
桃
青
『───こちら指令部。3分後にこのビルを丸ごと爆破する。直ちに撤退しなさい。』
青
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
俺は階段を駆け上がり、8階を通り過ぎて9階に上り詰めた。 来ていないのはこの階だけ。早急に探さないと。 視界を見渡すと、狭い空間の隅に、古い机やロッカーなどが放置された場所があった。妙な人気を感じる。 足音を立てないように近づくと、横倒れになったパイプ椅子が僅かに動いた。 ...誰かいる。
銃に手をかける。パイプ椅子の座面を掴み、勢いよく斜め後ろに投げ飛ばす。 案の定、そこには人影があった。 ...子供だ。両手を縛られた状態で、小さく身を縮ませている。
桃
恐ろしく綺麗な顔立ちだった。 透き通った赤い瞳と視線を交わしたまま、何も言えず立ち尽くしてしまう。 なるほど、この美貌は狙われるわけだ。
赤
桃
彼の声で我に返り、すぐに携帯ナイフを取りだして縄に刃を当てる。 すると彼は警戒したのか、その長い足で俺の身体の局所を蹴り飛ばした。華奢な見た目によらず力が強い。
桃
桃
赤
桃
パチン、という音がして縄が途切れる。 これで手の拘束が解けた。
桃
そう言いかけた途端、耳を貫く銃声が響いた。咄嗟に彼の手を掴み、トリガーを数回引く。
桃
現れたのは、図体のデカイ男だった。 おそらくあの暴力団のボスだろう。 部下を全員殺されて駆けつけてきたのか。
敵C
敵C
桃
桃
赤
敵C
『───おいないこ、あと10秒で爆破だ。いい加減戻れ。』
赤
桃
俺は彼の腰に手を回し、体が触れるほど近くに引き寄せる。
赤
桃
赤
桃
赤
ピーピーと、甲高く鳴り響くエラー音。
敵C
少しずつ後ずさる。 古びた窓枠が、自分の腰に当たる。
桃
赤
叫ぶとほぼ同時に、上体を思いきり外へ投げ出した。 身体は重力に任せて落下し、目の前には爆発で立ち上る黒煙が広がる。 爆風が吹き荒れる中、ワイヤーガンに手をかけ、すぐ隣のビルのベランダへワイヤーを撃ち込んだ。
桃
桃
赤
彼の左膝からは真っ赤な血が流れていた。傷口を見るとかなり深めに切ってしまっている。
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
その細い腰を掬いあげ、彼を抱き抱えた。軽さに驚いて思わず声が出る。
赤
桃
赤
赤
───本部───
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
機関医
桃
機関医
赤
機関医
桃
青
桃
機関医
機関医
桃
機関医
桃
機関医
機関医
赤
桃
機関医
赤
機関医
青
機関医
青
赤
機関医
赤
青
赤
桃
青
赤
青
機関医
桃
俺も、まろも、機関医さんも、このまま逃げられると思った。 ...でも、りうらは部屋から出るどころか、俺の元へ駆け寄り抱きついてきた。
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
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