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こんにちは、皆さん
ところで、唐突ですが
私達、どうしてこの会社に入社したと思いますか?
ちなみにここに働いている者は自分たちの行動や心情が創作主によって全て筒抜けに映されることは当然知っています
知らないほうが良かったかもしれない事実です
あ、会社関係者以外の人は知りませんよ
教えたら恐怖で怯えてしまうでしょうから
そんなプライバシーも何も無い事実を知ってしまうこの会社、
入社理由はと言うと…
実は分からないんです
だってついさっきできた会社だから
私たちの世界から見たらずっとこの「普通の会社」で働いていたんですが
「メタフィクション社」ができた瞬間、投稿された瞬間から
「私達はメタフィクション社で働いていた」そして「この世界はフィクションで創作物だ」という事実に
私達会社内の人々は認識を塗り替えられるのです
なのでここの会社にはずっと働いているけど、あれ?私ってどうしてこの会社に入社したんでしたっけ?と
物忘れのような感覚です
私達はその「物忘れ」の理由を知っているだけ
例えるなら世界五分前仮設みたいなやつですね
さて、あまり説明が長いと皆さん退屈ですよね
今日はこの辺で、
カチッ
PM2時 第三会議室
アメリカ
アメリカ
ドイツ
ドイツ
ドイツ
日本
思わず飛び出そうとするあくびをぐっと飲み込む
昼飯後の仕事ほど眠たいものはない
イタリア
隣に座るイタリアが小声で話しかけてくる
日本
イタリア
ドイツ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
スッ
静かに日本の向かい側に座っている男が挙手をする
日本
アメリカ
ロシア
スッとロシアが立ち上がるとその身体の大きさを改めて感じさせてくる
ロシア
ロシア
あまりにも遠慮のない感想にピシッととその場の空気が張り詰めたのを感じる
日本
ロシア
ロシア
ロシア
例え、場の空気が固まると分かっていても彼は動じず冷静に自分の意見を述べれる
日本
ロシア
アメリカに視線を送りながらロシアが物申す
アメリカ
日本
ロシア
躊躇いなくスパンと言い切る
メタ社演出部部長という権力者に向かって
アメリカ
本日も始まる大国同士の喧嘩
アメリカ
ロシア
ロシア
ドイツ
日本
イギリス
左目に金色の細い縁のモノクルをつけた男がため息混じりに口を開く
フランス
フランス
そしてそこに突っかかる長い睫毛が美しい男
イギリス
イギリス
フランス
フランス
イタリア
日本
演出部所属のイギリスとフランス
この2人の争いも見慣れたものである
中国
中国
日本
演出部所属の中国
こんな口調しておきながらこの中で1番年上という謎
ロシア
ロシア
アメリカ
アメリカ
アメリカ
イタリア
突如指名される我ら3人
変化球が凄い
ドイツ
アメリカ
イタリア
中国
アメリカ
アメリカ
アメリカ
ロシア
イギリス
フランス
イギリス
イギリス
中国
ドイツ
イタリア
ブツンッ
日本
…え?
一同はその瞬間だけは気持ちが一致団結することができた
イタリア
日本