/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
IRO
IRO
IRO
IRO
IRO
俺は三ツ谷隆
ケンと一緒にここに住んでいくって話をして
数週間が経った
ドラケン
📺ーー...ー
📺行方不明となっている三ツ谷隆さん15歳が...
ドラケン
三ツ谷
三ツ谷
遂に俺もテレビ放送されるようになった
...って、そんなことはどうでもいい
俺は、気づいてしまった
自分が、ケンへ向けてるこの感情
家族(仮)とかに向けるのとは違う
初めて2人で買い物をした、あの日から
なんとなく察してはいた
あの日、2人で服を買ったとき
俺の選んだ服を、嬉しそうにレジに持っていく姿
"かわいい"と、思ってしまった
ケンのことは好きだ。こんな俺を救ってくれた
でもこれは、ただの好きではない
ハッキリとした
『恋情』だ
でも...
三ツ谷
俺は男で、
アイツも男
俺は子どもで、
アイツは大人
無理な理由はいくつでも揃ってる
それに...
ドラケン
ドラケン
ドラケン
「嘘ついた」
目隠しをつけられていて、周りが全く見えない車内で
その時、アイツがどんな顔をしていたのかも当然わからない
でも、確かにそう言った
もう理解させられているのだ
俺は、そういう対象ではないと
ドラケン
三ツ谷
ドラケン
三ツ谷
ドラケン
三ツ谷
三ツ谷
ドラケン
三ツ谷
ドラケン
ドラケン
あ、意外と若い
意外とって言っちゃダメか
大人っぽいからな
てかめっちゃ若い
三ツ谷
...てことは、俺が今15だから..
2.3.4...7つ差か
思ったより差はない
というか恋愛に年齢差なんて関係ない
この前テレビで11歳差の夫婦を見た
幸せそうだった。羨ましいって思った
でも、大人と子供であればやっぱり難しいところがあると思う
いや、そもそも期待なんかしてない
ケンは顔も性格もカッコイイから、いい彼女がきっとすぐ見つかる
ドラケン
三ツ谷
ドラケン
この大きくて男らしい手も大好きだ
ケンは、よく俺の頭を撫でてくれる
アイツなりの甘やかし方なのかな
嬉しいけど、いつかこの手も俺以外の人のモノになるのは辛いよ
ﾌﾞｫｫｫｫ~
俺は今、ケンの髪を乾かしてあげている
初めて一緒に寝た時から、こうやって寝る前に俺が乾かしてあげるのがルーティンになった
ｶﾁｯ
三ツ谷
ドラケン
「タカシのおかげで自分の髪好きになった気がする」ってケンは言うけど、
大袈裟じゃないか？毎晩乾かしてとかしてあげてるだけだけど
それに、そんな勘違いしてしまうようなことはなるべく言わないでくれ
嬉しいはずなのに、胸が痛い
三ツ谷
ドラケン
三ツ谷
ドラケン
ケンは寝る時こうやって、いつも俺を正面から抱きしめてくれる
ケンの体は温かくて落ち着く
優しく鳴り続ける心音も、とても心地良い
俺はいつも、ケンの大きな体に包まれて眠るんだ
ほら、今も俺の背中を優しく叩いて撫でて
ありがとう、すごく落ち着く
ケン。大好き
明日もーーー...
目が覚めた
カーテン越しに見る窓の外は、まだ暗い
なんでこんな時間に目が覚めたんだろう
でもまぁそんなこともあるか
もう一度寝よう
そう思って気づいた
三ツ谷
ケンが、いない
三ツ谷
暗くて周りが見えない
壁掛け時計の音がいやに大きく部屋に響く
怖い、怖いよ
ケン、どこ？
三ツ谷
ケン、嫌だよ
暗い、怖い
俺、ひとり？
そう思ったら、もう感情のコントロールができなくて
俺は軽い過呼吸に陥っていた
三ツ谷
三ツ谷
どこにいったの？
俺の事、いやになった？
三ツ谷
捨てないで
置いていかないで
三ツ谷
ひとり嫌だよ
いつもみたいに背中を撫でてくれるケンはいないの？
苦しい
死んじゃう
息できない
死んじゃうよ
ｶﾞﾁｬｯ🚪
ドラケン
ｷﾞｭｯ
ドラケン
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ケンは俺を抱きしめて、頭と背中を交互に撫でてくれてる
あぁ、ケンだ
ケンの声だ
俺、まだ捨てられてなかった
ドラケン
ドラケン
三ツ谷
三ツ谷
ドラケン
三ツ谷
ドラケン
三ツ谷
三ツ谷
ドラケン
ドラケン
抱きしめられて、優しい声でずっと話してくれるから、
俺も、ちゃんと息ができるようになって、安心したら頭がふわふわしてきて
そのまま、ケンの胸の中で意識を手放した
IRO
IRO
IRO
IRO
コメント
29件
あの主様！いじめっ子を料理してもよろしい？？んで気づかなかった教師に食わせますんで 主様物語描くのうますぎる……ｯ！！
尊すぎて尊死しそうなんですk ｳﾞｯ(尊死) ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ
過呼吸三ツ谷尊
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ