主
!注意!
こちらびーえるです。 地雷さん、注意厨さんはお帰りください。
誤字・脱字はご容赦ください。
※ご本人様とは関係ありません※
日記
Let's go!
❤️
使用人さんが運んできてくれた夕食を食べ終え、ベッドに座る。
使用人さんは他にも、衣類などの生活用品を持ってきてくれた。
ちなみにこの部屋、ちゃんとトイレもついている。
鎖がある壁沿いに扉があり、その中にトイレとお風呂、洗面所がある。
便利だ…。
❤️
暇だ。
スマホなんて便利なもの、ここにはないから、とにかく暇だ。
部屋には本があるけれど、俺は本をあまり読んだりしない。
初めて目が覚めた時は、読んだけど、特に面白くなかった。
マンガだったら読むんだけど…
そう思って他の本の中を覗いてみたりはした。
でも、この部屋にあるのは、文字だけの本ばかり。
しかも、初日は気づかなかったが、知らない言葉で書かれたもの。
……な、はずなのに、なぜか読めた。
どこからどう見ても日本語ではないのに、普通に読めるのだ。
❤️
深く考えても答えは出ないだろうし、考えないことにした。
気分を変えるためにシャワーを浴びる。
そして、再びベッドに座ってなにかする訳でもなくただぼーっとしていると、ふと、本棚の隣に置かれた机の羽根ペンと、本のようなノートに目が止まった。
……暇だし、日記でも書いてみようか。
机の前にあった椅子に座り、ノートを開いて、羽根ペンを手に取る。
❤️
20××.10.03 今日は、不思議な世界に来た。 正確に言うと2日くらい前だけど。
そんな書き出しから、ただただあったことを綴る。
森の中で目が覚めて、てきとうに歩いてたら端っこみたいなところについた。 そしたら、ヘタが王冠のようなものになって、実の部分が赤い宝石でできた、いちごの形の小さい飾りがついた指輪が落ちてきた。 声が聞こえてきて、指輪をはめると、淡い赤の大きい紙飛行機が出てきた。 それに乗ると、1番大きな街に連れて行ってくれた。 降ろされたのはまた森の中で、しばらく歩き、疲れたからと休んでいると紫の髪に紫の目の人、ななもりさんと橙色の髪に緑色の目の人、ジェルさんが来て、隠れていたけれどみつかり、眠らされ、目が覚めると見知らぬ部屋に居た。 足には枷がついていて、誰か来るまで待とうと本を読んでいると、黄色の髪に黄色い目の人、るぅとさんが来て、食堂のような場所に連れていかれた。 そこには森で会ったななもりさん、ジェルさんの他に、桃色の髪に群青色の目の人、さとみさんと水色の髪に水色の目の人、ころんさんもいた。 何か色々話したあと、再び眠らされ、目が覚めたらまた最初に目覚めた部屋にいて、足枷がついていた。これが、今日の話。 今日はななもりさんが来て、いろいろと話した。 ななもりさんの指には、俺が持ってる指輪と似たような、実の部分が紫の宝石でできた指輪があったけれど、ななもりさんが「黄、水、桃、橙、紫の5色」だと言っていた。 少し変だった気がするけれど、気にしないことにした。 明日はるぅとさんが来るらしい。 さっき、本の中に書かれた文字が日本語ではないのに読めることに気づいた。 最初に目覚めたときは気づかなかった。
❤️
今日は、こんなもんかな。 そろそろ、寝ようと思います。 おやすみ。
そう締めくくり、書いた日記を読み返す。
❤️
だが、事実なので仕方が無い。
❤️
日記に書いたように、寝ることにした。
翌日
パチリと目が覚め、体を起こす。
❤️
窓へと向かい、カーテンを開けると、柔らかい光が入ってきた。
…そういえば、昨日の夜、ちゃんと暗くなってたな…どういう原理なんだろうか。
なんてくだらないことを考えながら外の景色へと視線を移すと。
❤️
柔らかい光を反射してきらきらと宝石のように輝く湖に、
鮮やかな、たくさんの緑。
空には気持ちよさそうに鳥が飛んでいて、
その向こうには、鎖で繋がれた街が見えた。
❤️
そう、綺麗だと。
無意識に、つぶやいた。
💛
突然の声に驚いて振り向くとそこには、
嬉しそうに笑った、黄色の髪と瞳のるぅとさんがいた。
💛
❤️
💛
穏やかな笑顔でそう語るるぅとさんの瞳には、溢れんばかりの愛情が宿っていて。
❤️
何故か、少し、泣きそうになった。
主
らふれ
主
主
らふれ
主
主
らふれ
主
主
主
らふれ
らふれ
300♡で続き
主
主
主
らふれ
コメント
2件
連載ブクマ失礼します。
続きー!