突然別れを告げられ困惑する
やっとのことで絞り出せた言葉は
○○
○○
春千夜
○○
春千夜
春千夜
春千夜
○○
春千夜
春千夜
○○
春千夜
静かに泣き崩れる○○の横を通って 部屋を出る春千夜。
涙を乾かしたあと、リビングに行きマイキーの横に座る
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
それだけ伝えると自部屋に戻る○○
力の抜け具合に心配を募らせる幹部達の姿
ガチャ
アジトに春千夜が帰ってきたことを確認した幹部たちが詰め寄る
春千夜
ココ
マイキー
春千夜
蘭
竜胆
鶴蝶
武臣
マイキー
春千夜
春千夜
蘭
春千夜
蘭
マイキー
マイキー
春千夜
部下との共同任務が終わり ゾロゾロと車に乗り込む部下たち
しかし、春千夜は座って動こうとしない。
部下
部下
春千夜
部下
春千夜
部下
春千夜
春千夜
春千夜
部下
春千夜
部下
春千夜
部下
春千夜
部下
部下
春千夜
部下
部下が車に乗り込むのを確認した後 重たい尻を上げ 自家用車に乗り込み ホテルに向かう
ホテルに着くなり血まみれのジャケットを脱ぎ捨てベッドに倒れ込む
春千夜
ジャケットは床に放ったまま。
なんてったって
○○
○○
なんて言って、ハンガーに吊るしてくれるあいつが居ないから。
春千夜
小さく溜息をつき バスルームに足を運んだ
○○
○○
蘭
○○
蘭
蘭
竜胆
部下
○○
部下
○○
部下
○○
蘭
竜胆
○○
竜胆
蘭
○○
車の鍵を握り 走ってアジトを出ていく
ホテルに着き 受付まで駆けつける
○○
受付
○○
受付
受付
○○
○○
受付
○○
受付
○○
受付
○○
受付
○○
結局何も言えずに押し返されてしまう。
春千夜はと言うと
シャワーから帰ってきて ベッドに横になり天井を眺めていた
目を瞑れば今でも浮かぶ○○の背中に 春千夜は問いかける。
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
○○
○○
居ない○○の返答が聞こえた気がして 涙をこぼす春千夜
春千夜
隆
○○のカルテルを眺める隆
昨晩の言葉が脳内を戦略する
そんな状態から目を覚ましたのは扉のノック音
隆
○○
隆
○○
隆
○○
隆
○○
隆
隆
○○
隆
○○
隆
○○
隆
何も言わず ただ頷く隆
○○
部下
アジトに帰ると出迎えてくれるのはやっぱり部下で。
○○
すぐにそう察すると、自部屋に一直線に向かう
部屋に入り カバンを漁る○○
携帯を取り出しLINEを開く
○○
『わかったから、帰ってきて。流石に心配だよ。いつものバーで8時に待ってるね。』
○○
約束の8時になり バーに足を運ぶ○○
定位置とも言えるいつものカウンターに座り春千夜を待つ
マスター(?)
しかし何時になっても姿を表さない春千夜に諦め お店を出る。
○○
マスター(?)
マスター(?)
階段をとぼとぼと下っていると
春千夜
春千夜の声が聞こえ 目を向けると壁にもたれかかっている彼の姿。
○○
思わず名前を呼んだが 返事はない。
もう一度同じ場所を見ると 誰も居ない。
○○
目に浮かぶ涙は無視をしてアジトに帰った。
○○
結局 昨日は一睡も出来ず 目の下には濃くハッキリと隈ができていた
○○
重たい体を無理くり起こしリビングに向かう
○○
蘭
ココ
武臣
鶴蝶
竜胆
○○
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキーから貰った たい焼きを食べて 部屋に戻る
携帯を取り出し 写真フォルダから1つのビデオを再生する
貴方の居場所は?
○○
春千夜の苗字は?
○○
貴方の中学生の頃の思い出は?
○○
これに答えられなくなった時、貴方がする事は1つ。
自ら死ぬ事です。
○○
コンコン
蘭
○○
竜胆
○○
蘭
竜胆
○○
隆
○○
隆
○○
隆
○○
隆
隆はなにかに気づき 立ち上がる
隆
○○の服に付着している1枚の桜の花びらを手に取る
隆
○○
隆
隆
隆
○○
隆
隆
○○
隆
静まった診察室に響く○○の着信音
○○
鶴蝶
鶴蝶
○○
鶴蝶
○○
鶴蝶からのお使いを忘れる前に たい焼きを買いに病院を後にする
少し寄り道をする○○
たまたま 本屋の前を通りすぎる
○○
何個かの本が置いてあって、○○の目に止まった最後の1列に置いてあった本
それは春千夜と一緒に読んだ思い出の作品だった。
そのままレジに持っていき 本屋を出て 適当に再び歩き始めた
ベンチに座り さっき買った本を袋から出す
表紙には黄色の背景に半分に割れたリンゴが規則的に並んでいて 真ん中に題名が書いてある
ペラっと1ページめくると短くまとめられたあらすじ。
春千夜
○○
なんて笑いあった事を思い出し 頬が緩む
黙々とページをめくり続け ついに最後のページ
彼女は病気を発見してくれた主治医と一緒になって、静かに守られながら過ごしていると、どこからともなく聞こえてきたが
その後の彼女の消息は、何も知らない。
パタンと本を閉じ 両手で抱える
○○
本と全く同じ道を歩んでいるかのような内容に本を抱えながら静かに涙を流す
マイキー
春千夜
マイキー
春千夜
まさかの隆に間抜けな顔をして返事をする春千夜
マイキー
春千夜
マイキー
春千夜
首領命令には逆らえない
バーに到着し カウンターに目を向けると 隆が既に座っていた
春千夜は隆の横に座り要件を手早く聞く
春千夜
隆
春千夜
隆
隆
隆
春千夜
春千夜
隆
隆
隆
隆
春千夜
少し間が空いた時、扉が開く音がして扉の方に目をやると 目に飛び込んできたのは
春千夜
隆
隆
立ち去る隆とこちらにやってくる○○
静かに春千夜の隣に座る○○
○○
春千夜
○○
春千夜
○○
○○
春千夜
○○
春千夜
春千夜
○○
春千夜
○○
目を見開いて涙を目に浮かべながら ○○が話を続ける
○○
春千夜
○○
春千夜
○○
春千夜
○○
春千夜
春千夜
○○
春千夜
○○
その後 少し呑んで 手を繋ぎながらアジトに戻った。
コメント
2件
自然と涙が…笑 続き楽しみに待っています(((o(*゚▽゚*)o)))
やばっ 目から鼻水が、、、www