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青い空、白い雲、 波のさざめき

志村新八

来ましたね、

坂田銀時

ここが、

神楽・新八・葛葉・銀時 海外だァァァ!!!

私達は特にトラブルもなく、 無事、海外に着く事が出来た

長谷川泰三(マダオ)

すげぇ、すげぇよ、
あんな露出の多いモンを、

坂田銀時

あぁ全くだ、ったく、最近の若者は露出が多くていけねぇ、

銀さんと長谷川さんは 海岸を双眼鏡で眺めながらそう呟いた

お妙

あらあら長谷川さん、銀さん?
双眼鏡で何を見てるの?

坂田銀時

えっ、い、いや、ちょっとな?

長谷川泰三(マダオ)

そ、そう!そんな卑しいモンじゃ、

神楽

おー!ナイスバディのねぇちゃん達しか映ってないネ!

坂田銀時

ちょ、!神楽ァ!?

神楽ちゃんは銀さんから 双眼鏡を奪い、レンズを覗く

お妙

ふふっ

坂田銀時

ちょ、たんまたんま!!

長谷川泰三(マダオ)

お、俺!なんも見てない!ナンニモミエテナカッタ!!

お妙

テメェらの目を二度と覗けねえ目にしてやるわァァァ!!

銀時・マダオ ぎゃァァァ!!!

志村新八

、葛葉ちゃん、神楽ちゃんと先に着替えてもらっても良い?

志村新八

僕と姉上はあのバカ二人を片付けておくから、

神楽

葛葉!一緒に着替えに行こうネ!

葛葉

わ、わかった、

私は苦笑いをしながら、 神楽に手を引かれ、そのまま更衣室へ向かった

坂田銀時

はぁ、ひでぇ目に遭った、

長谷川泰三(マダオ)

海水に染みないかな、

俺たちは先程受けた傷を手当てし、水着に着替え先に待機していた

長谷川泰三(マダオ)

でも、3人の水着姿かー!楽しみだなァ!

坂田銀時

一人はゴリラに女物の水着着せただけだろ

志村新八

姉上をバカにすんな!!

志村新八

ああ見えても姉上は、結構スタイルが良いんです!

坂田銀時

へぇー、

俺たちがそんな会話をしていると、

神楽

お待たせアルー!!

お妙

ごめんなさいね、着替えるのに手間取っちゃって

志村新八

姉上!神楽ちゃん!

神楽と妙が水着姿で現れ、 髪型もいつもと異なっていた

長谷川泰三(マダオ)

おー!二人共よく似合ってんな!

坂田銀時

ん?葛葉はどうした

二人と一緒にいただろう 葛葉の姿が見当たらない、

お妙

葛葉ちゃん?葛葉ちゃんなら、

神楽

おーい葛葉!そんなところにいないで、こっち来るアル!

神楽の目線を追ってみると、 麦わら帽子を深く被った 背の低い少女がいた

葛葉 い、いやでも、は、恥ずかしい、!

坂田銀時

、、、

俺は葛葉のところに向かい

坂田銀時

よいしょ

麦わら帽子を取った

葛葉

ぎ、銀さん、!?

坂田銀時

!!

目に映るのは

いつもの長い髪はリボン型に結ばれ、白い水着に身を纏った 葛葉がいた

坂田銀時

、、、

葛葉

ぎ、銀さん、?

銀さんは私の姿をみると、 そのまま硬直してしまった

へ、変だったのかな、

葛葉

えっと、変、ですよね、

私がそう呟くと

坂田銀時

、いんや、

銀さんは再び私に麦わら帽子を 被せて

坂田銀時

似合いすぎてびっくりした

葛葉

!!

銀さんはそう微笑み、 どこかへ行ってしまった

葛葉

っ、、

私は顔全体に熱が帯びるのを 感じながら、麦わら帽子を被り直した

神楽

葛葉ー!、?葛葉、顔がりんごみたいに真っ赤アル

お妙

あらあらまぁまぁ、

志村新八

全く、隅に置けませんね

3人が私をニヤニヤしながら弄り始め

葛葉

むきゅー、も、もう良いですから、!

葛葉

みんなで泳ぎにいきましょう、!

私は顔の熱を誤魔化すように、 海水へ浸かった

坂田銀時

、、、やっちまった

俺は一人、レジャーシートの上で 項垂れていた

長谷川泰三(マダオ)

そうかい?あん時の銀さん、結構かっこよかったぜ

坂田銀時

野郎にかっこいいなんて言われても嬉しかねぇよ

長谷川さんは缶ビールを俺に差し出し、それを手に取る

長谷川泰三(マダオ)

んだよ、人がせっかく励ましてやってんのに、

坂田銀時

余計なお世話だよ

俺は缶ビールを一口 口に入れる

長谷川泰三(マダオ)

まぁ、後悔しないようにしろよ?

坂田銀時

、、おう

俺は降り注ぐ日差しを感じながら そう返事をした

志村新八

どぉりゃぁぁぁぁ!!

お妙

神楽ちゃん!そっちよ!!

神楽

任せてアル!!

神楽ちゃんは高く宙へと舞い上がり、

神楽

これで、終わりだァァァ!!

神楽ちゃんはアタックをきめ、

葛葉

くっ、まだ負けてないよ!

神楽

何っ!?

私は神楽ちゃんがアタックした瞬間、地面を蹴り 宙へ舞った

葛葉

おりゃぁぁぁ!!

私はそのままアタックを 返した

神楽

うぁぁ!!負けたアル!

志村新八

やったね葛葉ちゃん!

葛葉

うん、!

私達がビーチバレーを していると

坂田銀時

おーいテメェらー

長谷川泰三(マダオ)

昼ごはん買ってきたぞー!!

銀さん達がそう叫んでいるのが 聞こえた

銀さん達のところに向かうと

志村新八

、、なんですかこれ、

レジャーシートの上には、 怪しいオーラを纏ったものや、プスプスとなっている料理が 並べられていた

坂田銀時

何って、

長谷川泰三(マダオ)

昼飯だけど、

志村新八

おいィィ!!
なんでそんなキョトン顔になってんだァァ!!

志村新八

ダメでしょこれ!!
絶対食べたらダメなやつだよこれ!!

志村新八

それになんか、変な匂いもするんですけど!?

神楽

ング、モグ、
すごいアル、炭をそのまま食ってる感じがするアル、

志村新八

神楽ちゃん!?
ちょ、吐きなさい!!

新八君が神楽ちゃんの 背中を叩いている間、

長谷川泰三(マダオ)

いやー!英語しか書かれてなかったから、とりあえず知ってる単語を全部言ったんだけど

坂田銀時

ダークマターをネイティブに発音したらこれが出てきた

葛葉

それ注文したらダメなやつですよ、!?

お妙

でも困ったわね、

お妙

誰か、この中で英語が得意な人いない?

志村新八

うーん、僕あんまり英語得意じゃないしな、

神楽

私中国語なら大丈夫アル!

神楽

ニーハオ、シェイクスピアアル!

志村新八

違う!シェイクスピアだと別の単語になるから!!

、あんまり自信はないけど、

葛葉

あの、

私はおずおずと手を挙げ

葛葉

私、一応英語は得意な方だったので、

葛葉

お昼、買い直してきましょうか、?

神楽

おー!!流石葛葉ネ!

志村新八

でも、女の子一人で、

その時、私の肩に手が置かれ

坂田銀時

なら、俺も一緒に行ってくるわ

葛葉

銀さん、

お妙

まぁ!銀さんが一緒なら心配ないわね

すると、お妙さんは銀さんの耳に口を寄せ、何かを伝えているようだった

坂田銀時

わ、分かってるって、

坂田銀時

く、葛葉!さっさと買ってくるぞ!!

葛葉

え、あ、い、行ってきます、!

私は銀さんに手を引かれ、 その場を後にした

志村新八

、姉上、銀さんに何言ったんですか、

お妙

ふふっ、ちょっとね?

姉上は含みのある笑いを溢しながら、そう言った

私は銀さんに手を引かれたまま、 屋台へと向かっていた

葛葉

あ、あの、銀さん、?

坂田銀時

あー?

葛葉

もう手、離してもらっても、大丈夫ですよ、?

坂田銀時

良いの、お前すぐ迷子になりそうだし

銀さんはそのまま歩きながら そう言った

葛葉

、、、

銀さんの手、暖かい、

そんな事を思いながら、 私は海へ視線を向けた

坂田銀時

、なぁ葛葉

葛葉

、?

坂田銀時

あー、その、昼飯食ったら、

坂田銀時

ここら辺、散歩しねぇか?

葛葉

!、はい、!

銀さんの耳が赤いことに気づき、 私は思わず微笑みを溢した

そんな事を話していると

坂田銀時

あ、着いた

とある小さな屋台に着いた

葛葉

あ、じゃあ買ってきますね、!

坂田銀時

おー

私は屋台に歩みを進めた

店に入ると、

店主

オイコラ!!モットキビキビウゴケヤ!!

近藤勲(ゴリラ)

はい!すんません!!

猿飛あやめ

すぐに別のものに取り替えます!!

近藤さんとさっちゃんさんが 働いていた

葛葉

さ、さっちゃんさんに、近藤さん、?

近藤勲(ゴリラ)

!天女様こと葛葉ちゃんじゃないか!!

猿飛あやめ

!来たわね、我がライバル

二人は、私へと一斉に視線を向けた

葛葉

な、なんでこんなところに、?

近藤勲(ゴリラ)

決まっているじゃないか、

近藤勲(ゴリラ)

お妙さんと葛葉ちゃんの、

猿飛あやめ

銀さんの

ゴリラ・さっちゃん 水着姿を堪能するため(だ!!) (よ!!)

葛葉

え、えぇ、

近藤勲(ゴリラ)

お妙さんの白く美しい肌、それに見合う水着はやはり黒!!

近藤勲(ゴリラ)

そして!!葛葉ちゃんの白く美しい肌、お妙さんと同等の清く美しい心、

近藤勲(ゴリラ)

それに見合う水着は白!!

近藤さんは何やら早口で何かを語り、さっちゃんさんはよくわからない言葉を発していた

猿飛あやめ

銀さんの、私をお仕置きする為に見繕ってくれた水着!!

猿飛あやめ

あぁー!!さぁ銀さん!いくらでも打ちなさいよ!!

その時

坂田銀時

おーい葛葉、いつまで待たせんだよ

銀さんが屋台の中に入ってきた

猿飛あやめ

銀さん!!さぁ銀さん!貴方の為の雌豚よ!私と一緒に、海で主従プレッ、

坂田銀時

んで、これで全部か?

葛葉

あ、はい、

店主

Sorry for making it so noisy
(うるさくしてしまって申し訳ない、)

葛葉

えっと、please don't worry about it
(お気になさらないでください)

私は二人が何が言っている間、 お昼を購入しておいたのだ

坂田銀時

、?え、これなんて言ってんの?

葛葉

えっと、うるさくしてしまって申し訳ないと、

猿飛あやめ

あぁーん!何それ放置プレイ!?

近藤勲(ゴリラ)

葛葉ちゃん!俺と一緒に泳ぎに、

坂田銀時

んじゃ、そこのクソバカ二人よろしくな

銀さんは、私の肩に手を回し、 そのまま屋台を後にした

葛葉

良かったんですか、?

坂田銀時

良いんだよ、あのストーカー二人ならなんとかやっていけるだろ

坂田銀時

というか、それ重いだろ

坂田銀時

持ってやるから貸せ

葛葉

で、でも、

私が戸惑っていると、銀さんは 強引に私の手から袋を取った

坂田銀時

こういうのは素直に甘えとけ

な?と銀さんは微笑みながら、 そう言った

葛葉

、ありがとうございます、

波のさざめきに耳を傾けながら、 私は銀さんの隣を歩いた

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

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