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あなた
あなた
あなた
あなた
あなた
母
あなた
父
父
母
あなた
母
あなた
母
母
あなた
父
ﾊﾟﾘｰﾝｯ
父
父
あなた
父
生きてるからだよ
あなた
父
父
ｶﾁｬﾝｯ
これを使えば楽になる
......いや..
私がじゃない
あなた
父
母
あなた
母
あなた
てめぇらだぁぁぁぁぁ！！！！
ｸﾞｻｯ
ｽﾞﾁｬﾂ
ﾄﾞｽｯ
気づいた時には、
辺り一面
血の海だった
あなた
母
父
あなた
幼い頃からそうだった
母はパチカス
父は犯罪行為を犯す日々
いつも家には誰もいない
夫婦仲は悪くて、
帰ってくるとお互いに殴り合う
片方がいないと、
その思先は私に来る
『痛い』
『辞めて』
なんて声を出したら
パンチが倍になって帰ってくる
.....ゆういつ不思議だったことは、
私を殴るときだけ
２人は仲が良かったこと
どのみち、私は嫌われてたんだと
改めて自覚する
あなた
あなた(墮)
あなた
あなた(墮)
あなた
あなた(墮)
私には堕ちた私と今の私がいる。
そして、お母さん達を殺したのも、もう一人の自分。
でも私は知っている
このもう一人の自分は、
私の幼なじみである。
昔、私達は外へ遊びに行っていた
幼なじみの一樹
一樹
あなた
司
雫の兄、司
雫
幼なじみの雫、
私達はいつも通り遊びに出かけ、
いつも通り鬼ごっこで遊んでいた
あなた
私はそのとき鬼になっていて、司を追いかけていた
ｷｷｰｯ
あなた
居眠り運転をしていたトラックに引かれそうになった。
あなた
道路のシマシマの真ん中に一人立っていた私を、
一樹は覆い込むようにし、
私を歩道へと飛ばした
最後に見た一樹は、
一樹
私の方を見て、笑っていた。
そして、
『生きろよ』と言い
一樹はトラックに引かれた。
あなた
司
雫
あなた
トラックに引かれた一樹がどうなっているのか分からなかったけど、
雫
司
一樹が大変な状況ってことだけはわかった。
それからというものの、
元々私に興味がなかった両親も
いつしか暴力を振るう様になった。
『一樹くんが死んだから慰謝料請求されたんだけど』
『お前のせいじゃねぇかよ』
『すべてお前のせい』
私のせい
私のせいで一樹は死んだ
あなた
一樹
一樹
あなた
一樹
一樹
一樹
一樹
一樹
一樹
ぶっきらぼうで、
言葉もツンとしているけど、
誰よりも皆のことを見ていて、
誰よりも皆のことを思っている。
そんな優しい一樹に皆はすっかり頼りきっていた。
あなた
一樹
一樹
一樹
一樹
あなた
一樹
一樹
あなた
あなた
一樹
あなた
あなた
あなた
あなた
＿next
短くてごめんね..! 次回梵天編入りそう....かな
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