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JACK
るる
ぴぇこ
ゆん
しんきゃら
オタ
オタ
るる
ゆん
さんど。
さんど。
JACK
るる
るる
JACK
ゆん
どうするって言われても……
オレはるるさんのように感は鋭くないし、しんきゃらさんみたいに心優しくもないし、オタくんのように好奇心旺盛でもない
オレ…、ボクはどこにでもいる一般人だったんだ。
なのに……なのにこんなことなんかに巻き込まれて……
しんきゃら
しんきゃら
ああ、まただ。 結局ボクは自分を騙しきれていない。 こうやってすぐ人に心配かけて…
しんきゃら
JACK
しんきゃら
JACK
JACK
JACK
しんきゃら
ぴぇこ
オタ
JACK
…
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
しんきゃら
オタ
ー朝ー
さんど。
ぴぇこ
るる
るるさんが指をさした方向に目を向ける。
ゆん
ぴぇこ
るる
るる
カンキャラ
るる
るる
ゆん
オタ
るる
JACK
るる
るる
JACK
JACK
るる
カンキャラ
るる
JACK
ボクは隣にいるしんきゃらさんの袖を軽く引っ張った
しんきゃら
ボクと一緒に来て欲しいんだ。ボクのことはしんきゃらさんにしか話していない。だから簡単に頼れる相手はしんきゃらさんしかいないのだ。
しんきゃら
るる
るる
しんきゃら
フォーチュンに案内され、ワゴンに乗り込んだ。
ワゴンがとても不安定だ。少しでも動いたらガタッと大きな音をたてる。 ワゴンの中にはひとつの大きなパネルがある。 恐らくここに問題が出題され、ここで答えるのだろう。
しんきゃら
JACK
しんきゃら
そう言ってしんきゃらさんは微笑んだ。
JACK
しんきゃら
ボクは対して頭がいいわけではない。 だからといって頭のいいしんきゃらさんに全部任せる…わけにもいかない。 だって…だってアベちゃんがそう言ってくるんだ。 「強がるなら役に立て馬鹿野郎」って そう言ってきてるような気がした。 ……余計なお世話だよアホ。お前がだよ。
るる
カンキャラ
るる
カンキャラ
るる
カンキャラ
るる
るる
カンキャラ
そう話しているとワゴンは動きだし、早速パネルに問題が出題された。
しんきゃら
「オタの最愛の人物は誰?」
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
ボクは「アベヨースケ」と入力した。
勿論問題は正解であった。
しんきゃら
JACK
しんきゃら
「ゆんが大事にしてきたことは?」 1.自身の性別 2.よろずやのみんな 3.自身のパソコン
カンキャラ
るる
カンキャラ
るる
カンキャラ
るる
パネルの下の方に「ヒント」というボタンがある。
カンキャラ
るる
カンキャラ
るる
カンキャラ
カンキャラ
るる
俺らはヒントのボタンを押した。 すると画面にぴぇこちゃんがうつった。
カンキャラ
「あ…えと………どうしたんですか…?」
るる
るる
「ゆんちゃんが…?えーと…よろずやのみんな…じゃないかな?ゆんちゃん、性別について気にしてないって言ってたし……」
カンキャラ
「あ、うん!どういたしまして…」
そこで画面はうつりかわった。 ……そういう形式か。 クイズはよろずやか低俗の人たちについて。 そしてヒントはその問題に出た人と関わりの深い人が設定される。 ……なるほど。
カンキャラ
るる
カンキャラさんは2の解答を押した。
正解であった。
るる
カンキャラ
るる
これ、もうすでに亡くなっている人はどうなるんだろうと思ったが…。 カンキャラさんにそんなこと聞いても答えは黙りだと思ったから聞くのはやめた。
るる
「最後まで募っていたほむらの想いは?」 1.みんなとここを出ること 2.1人でここを出ること 3.何も出来なかった自分が憎かったこと
しんきゃら
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
しんきゃら
しんきゃら
JACK
JACK
ボクは自信なさげにそう呟いた。
しんきゃら
JACK
しんきゃら
答えは正解だった。 ほむらさんは確かに良い成績を残していた気がする。
「阿部洋佑が最後まで期待を残した人は?」
るる
カンキャラ
るる
るる
カンキャラ
るる
カンキャラ
カンキャラさんは少しはにかんでヒントを押した。
「えーっと…オタですけど……」
るる
「や、やっぱり?!どういうこと……」
るる
「…やっぱり腐れ縁のJACK…じゃない?2人が1番一緒にいたし…」
るる
「あ、うん。じゃあ…」
カンキャラ
るる
カンキャラさんは「JACK」と表示されているボタンを押した。 その指は少し震えていたように感じた。
答えは正解であった。
「ぜあるの本心は?」 1.本当はこんなことしたくない 2.みんなを置いてはやくここからでたい
しんきゃら
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
しんきゃら
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
しんきゃらさんは1のボタンを押した。 正解であった。
JACK
しんきゃら
「さんど。はなぜ考えが変わった?」 1.みんなが馬鹿らしく見えたから 2.ぜあるのやりたいことを察していてみんなを混乱させたくなかったから 3.みんなとより自分だけ出た方が得だと思ったから
カンキャラ
るる
カンキャラ
震えた声で喋るカンキャラさんは泣いていた。 どうして泣いているのか俺は分からなかったが……
るる
カンキャラ
「なんだ?」
るる
画面に映ったのはさんど。さん本人だ。 さんど。さんと親しい人は……
ほむらさんか…? なるほど…だから……
「あのー、なんだ?何があったんだ?」
るる
「なるほど、問題はなんだ?」
るる
「……俺か?」
るる
「……2だ。理由は聞くな」
カンキャラ
カンキャラ
「じゃあ、」
そこで画面は写り変わった。
るる
俺は2を押した。 答えは正解だった。
カンキャラ
るる
画面にノイズが走っている。 なんだなんだと思って眺めていたら………
「しんきゃらが尊敬している人は?」
カンキャラ
るる
るる
カンキャラ
るる
カンキャラ
カンキャラさんは急に泣きながら声を荒らげた
カンキャラ
カンキャラ
るる
カンキャラさんは台パンでもしようとモニターを叩いた
その瞬間、モニターが割れた。
カンキャラ
「____規約違反」
るる
シャーディーの声がしたと思うとカンキャラさんの首輪が赤く光り、
______爆発してカンキャラさんの頭が吹っ飛んだ。
るる
その光景があまりにも気持ち悪くて俺はその場で吐いた。
となりで人が死んだ。 自分がカンキャラさんをサポートしきれなかったからか? 俺は____
ゆん
ゆん
ぴぇこ
るる
ぴぇこ
るる
ぴぇこ
さんど。
るる
さんど。
るる
しんきゃら
JACK
そのときは声がつっかかって何も言えなかった。 恩すら返せない自分は何なんだろう。
『大嫌いなしんきゃらのことなんて__』
この言葉が自分に深く刺さったのだろう。 あとあとからるるさんに教えてもらった問題 「しんきゃらの尊敬している人」 の答えはカンキャラさんだった。 ……なんか、儚い。
オタ
オタくんの言う通りにみんなで休憩所に戻った。 明日は……どうしようか。
……みんなが寝静まったころ、しんきゃらさんはまだ起きていた。 オレは夜中急に起きてしまったが…
しんきゃらさんはどうやら泣いている。 その背中は哀愁漂っている。
JACK
しんきゃら
JACK
しんきゃら
しんきゃら
しんきゃら
JACK
しんきゃら
しんきゃら
しんきゃら
JACK
「…しんきゃらさん」
しんきゃら
オタ
しんきゃら
『…俺もいるからな』
JACK
しんきゃら
JACK
その日は3人で、いや"4人"で夜を越した____