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屯所に戻ると、僕が帰ってきた事に気がついた近藤さんが駆け寄ってきた。 僕のしてしまった失敗は言わざるを得ず、土方からはかなり叱られた。 それをいつものように近藤さんが土方を止めてくれる。

近藤

まぁまぁ、今回で絶好のチャンスは無くなったかもしれないけど、何より燐ちゃんが真選組だとバレても無事だったんだから良かったじゃないか

総悟

まぁ今回のそれだけで済めばいいですけどね

総悟が口を挟む。

総悟

高杉といたもう1人の男。春雨の1人らしい。そいつに燐が妙に気に入られてたんでさァ。正体分かっても真選組から引き抜きたいとか

近藤

...なら今後高杉での仕事は燐ちゃんには出てもらえんな

ヒイラギ燐

そっ..そんな....僕..悔しいよ‼︎

総悟

そんなこと言ったって姉御だってあいつの力目の当たりにしたんだろィ。
あれは普通の人間じゃない、戦闘民族夜兎族だ。
姉御だって聞いたことがあるはずですぜ

夜兎族、もちろんその言葉は知っていたし、 現に今も神楽ちゃんという夜兎族の女の子が身近にいた。

総悟が続けて僕に言う。

総悟

姉御がまた出ていったら今度こそあの危ない薬やってそうな夜兎族に拉致られて、
人質にでもされてみろィ。

その言葉に僕は「確かに」と納得するしかなかった。

  

  

取り敢えず、僕の吉原での潜入捜査は不安が残るもひと段落したのだった。

近藤

それにしても燐ちゃん見違えるように美人になったなぁ...
もちろんもともとも美人だよ

髪の毛を解いていると、後から近藤さんが声をかけてきた。

ヒイラギ燐

吉原の人達におめかしして貰ったからね。
まぁ流石の僕でも化粧すれば多少はマシになるでしょ。
この着物もそのうち吉原に返しに行かないとね。
お世話になったこともちゃんとお礼言えてなかったし...

そして数日が経ち。 今日は土方と総悟にパシリにされて1人で買い物に来ている。

重たい荷物を両手に抱えていると、急に声をかけられた。

新八

あれ?燐さん?

声をかけられ、視線をあげると、新八くんと神楽ちゃんが立っていた。

神楽

燐久しぶりアル!1人で何してるアルか?

ヒイラギ燐

土方と総悟のパシリだよ

新八

すごい荷物の量ですけど...僕達も手伝いましょうか?

僕が持っていた荷物はほぼほぼマヨネーズだったが、 その量はスーパーの袋大4つ分もあった。

ヒイラギ燐

大丈夫大丈夫、それより2人は何してたの?

神楽

明日はね、銀ちゃんの誕生日アル!だからプレゼント探しに新八と来てたとこネ

神楽

後ついでに蓮斗も探してるネ

ヒイラギ燐

‼︎蓮兄を探してるの...?

神楽

昨日夜遅くに帰ってきたアルけどまたどっかに行ってるアル

ヒイラギ燐

そう...なんだ...

新八

あ、よかったら燐さんも明日の誕生日会来ませんか?
僕の家で何人か人呼んでるんですけど

ヒイラギ燐

そうだね、銀時には前に迷惑かけたし...。
僕もなにかプレゼント買って持っていくよ(ニコッ

僕は約束すると、一旦屯所に大量のマヨネーズ持って帰ると、再び町に出た。

ヒイラギ燐

うーん...簡単にプレゼントなんか言っちゃったけど、
よく考えたら人にプレゼントなんてしたこと無かったな...

記憶を辿って行くと、10年以上前に1度人にプレゼントを渡した記憶が蘇る

ヒイラギ燐(幼少期)

れんにぃ‼︎れんにぃ‼︎

ヒイラギ蓮斗(幼少期)

ん?どうした?

ヒイラギ燐(幼少期)

これれんにぃに作ったの!おたんじょーびでしょ!

僕が幼少期に蓮兄に渡したのはたしか、ハンカチ。 母に裁縫をならって下手くそなチューリップの刺繍していた。

ヒイラギ燐(幼少期)

おたんじょーびおめでとう!(ニコッ

ヒイラギ蓮斗(幼少期)

ウ“ッ”‼︎

ヒイラギ燐(幼少期)

れんにぃ..?

ヒイラギ蓮斗(幼少期)

い、嫌何でもないから気にするな..?

ヒイラギ燐(幼少期)

?うん‼︎わかた‼︎

ヒイラギ蓮斗(幼少期)

あ、ありがと..燐..(ニコッ

そういって蓮兄は僕の頭を優しく撫でてくれた。

ヒイラギ燐

いやいや...こんな記憶あてにならないじゃん..‼︎

ヒイラギ燐

手作りハンカチとか..今の年でやったら怖がられるでしょ...!

無難に食べ物とか?とも思ったが、ケーキなどは大方新八くんあたりが用意してそうだ。 銀時が甘いものが好きなことはしってるが、思い出せる銀時の好きなものはどうも誕生日プレゼントには合ってない。

そこで僕はスマホを取り出した。

ヒイラギ燐

20代..男性..プレゼントっと...

そこに出てきたワードは、時計、ネクタイなどなど。

ヒイラギ燐

こんなの...銀時は使わないでしょ‼︎

ヒイラギ燐

財布とかもあるけど、今ので満足してたら...僕がプレゼントする事でそれを使わなきゃならなくなったりするだろうし...

その時ふと、後から視線を感じ振り返ってみると、道の端に占い師らしき人物が机に何やらキラキラ光る物を並べて座っていた。

明らかに怪しそうだしいつもの私なら関わりたくと、目も合わせずに通り過ぎていくはずなのだが、何故か今日はその人に吸い寄せられるように近づいていった。

どうやら一応商売をしているらしく、キラキラしたものの正体はブレスレットや指輪などだった。 どれも小さな水晶玉のような飾りがついている。 基本的に今の僕は宝石だのアクセサリーに興味はないが、その時は置いてある商品全て魅了的に思えた。

BBA(((((

お客さん、何か捜し物かい...?

占いらしい風貌のおばあさんが僕に声をかける。

ヒイラギ燐

あ、えっと、知り合いの誕生日プレゼントを探していて...

BBA(((((

...なら、これなんかどうだい?

おばあさんは机に置いてある商品ではなく、別にアタッシュケースを取り出すと、その中からある物をとりだした。 それはアクセサリーではなかったが、一際綺麗な光を放っていたキーホルダーだった。

ヒイラギ燐

綺麗...おばさん、これください

値段はキーホルダーにしては高かったが、買えない額ではなかった。 おばあさんは親切にわざわざ綺麗に包装までしてくれた。

ヒイラギ燐

って、買っちゃってからおもったけど、こんな綺麗なキーホルダーなんて銀時好みじゃないよねー...まぁ、これと別にパフェでも奢ってあげれば喜ぶか

そして次の日、

仕事が終わった頃には既に日が暮れていた。

ヒイラギ燐

そういえば夕方頃にはじめるって言ってたからもうみんな集まってるのかな...

早歩きで新八くんの家に向かった。 家のチャイムを鳴らすと出迎えてくれたのは新八くんだった。

新八

あ!燐さんいらっしゃい!

ヒイラギ燐

うん、もしかしてみんな料理と食べた...?

新八

...あるにはあるんですが...まだ誰も手をつけていないといいますか..

何故か新八は目線を逸らし苦笑いだった。

ヒイラギ燐

どういうこと..?もしかして人集まるまで待ってたとか?
それだったら悪いことしちゃったね、全然先に食べてても...

私がそう言いながら部屋の襖を開けると、 大きな机に複数のお皿が並んでいた。 しかし、お皿の上には大きさの様々な料理とはとても言い難い黒い物体。

お妙さん

あら、燐ちゃんじゃない。いらっしゃい。
沢山料理も用意したからどれでも好きなの食べていいわよ

ニコニコしながらお妙さんが私にその料理ではない何かを進めてきた。

ヒイラギ燐

いや..うん..料理..な___ムグッ‼︎

ヒイラギ蓮斗

あー手が滑ったー(棒)

蓮斗に口を塞がれる

ヒイラギ蓮斗

お前...そんな事言うなよ...

ヒイラギ燐

っは?!

ヒイラギ燐

っつかなんで蓮兄いるわけっ...

その瞬間お妙さんから凄い殺気を感じたので、 僕は黙って空いている席に座った。

みんなもどうやらその料理に手を付けないでいるらしく、 沈黙のまま俯いて汗をながしていた。

ヒイラギ燐

ねぇ..何これ..料理なの...そもそも食べれるの...?

ヒイラギ燐

もしかして..インスタ映えとか気にしすぎてよくわかんなくなっちゃったの...?

ヒイラギ蓮斗

....(苦笑

と蓮兄に質問攻めする僕の隣にいた銀時にこっそり耳打ちする。

銀時

...いや、これインスタ映えどころじゃないだろ、
閲覧注意書きだって必要なレベルだぜ...

それが聞こえていたのか、 お妙さんは料理を鷲掴みすると銀時の口へ思いっきり押し付けた。

お妙さん

ガタガタいってねぇでさっさと食わんかい!

料理が口に入ってしまった銀時はそのまま床に倒れ込み白目剥いていた。

ヒイラギ燐

ぎ、銀さん!!大丈夫?!

ヒイラギ蓮斗

今日の主役がぶっ倒れてどーするぅぅぅぅッッッッ‼︎

新八

嫌そこじゃねぇだろぉぉぉ‼︎

ヒイラギ燐

新八くんナイスツッコミ

九兵衛

お妙ちゃん、凄く美味しいよ

向かいの席で九兵衛さんが涙を流しながらお妙さんの料理を食べていた。

ヒイラギ燐

ちょ、!九兵衛さん、!涙出てるじゃん!

九兵衛

これは美味しすぎて感動しているんだ

ヒイラギ蓮斗

いやいや、どう見ても顔色も青白くなってるぞ...

マダオ

あ、あのお妙ちゃん。
お妙ちゃんの料理もいいんだけどさ、
これ和食ばっかりだろ?
誕生日パーティといったらやっぱりピザとかポテトとか洋食がいいんじゃないのかなぁ...

見たことないグラサンのおじさんがそう言った。 蓮兄に聞いたところ彼は長谷川さんというホームレスのグラサンらしい。

僕はそれにすかさず便乗する。

ヒイラギ燐

そ、そうだぜよお妙さん!なんなら僕が今から宅配頼むよ!!

神楽

わ、私もそれが良いと思うアル!ね!銀ちゃん

僕は気を失ってる銀時を無理やり起こすと、頭を掴んで頷かせた。

お妙さん

んー、たしかに私卵焼きぐらいしかまともにつくれないから、
洋食もあっていいかもしれないわね

ようやく、僕がピザを頼み、まともに食べられるご飯がやってきた。

マダオ

ところで、君初めて見るんだけど、銀さんの知り合い?

グラサンの長谷川さんが僕に話しかけてきた。

ヒイラギ燐

まぁ、そうだね。一応真選組の燐だよ

マダオ

へー、かなりのイケメンだからモデルかホストでもしてんのかと思ったよ

ヒイラギ蓮斗

これでも一応俺の妹❤️でもあるし女だよ〜

そう言うと長谷川さんは何故か爆笑しだした。

マダオ

おいおい冗談よしてくれよ。おじさんからかってどうしようってんだよ。

ヒイラギ蓮斗

おいおい..よーく隊服を見ろスカート履いてるだろ?

それでもなかなか信じてくれない長谷川さん。 ようやく目が覚めた銀時が酒を持って部屋に戻ってきた。

銀時

そうだよなー、長谷川さん。燐証拠でも見せてみろよ

ヒイラギ燐

...56すよ..?

ヒイラギ蓮斗

まぁまぁ燐ちゃん抑えて抑えて〜

蓮兄は僕を宥めるかのように優しく撫でる

さっちゃん

ちょっとあんたさっきから聞いてれば銀さんに色目ばっかり使って男でも許さないわよ‼︎

何故か部屋の端で縄でぐるぐるまきにされているさっちゃんが言う。 どうやら、 呼ばれてもいないパーティにやってきたところ、 ああなったらしい。

ヒイラギ蓮斗

わ〜おwカオス〜www

ツッキー

それなら吉原でよく客がやってる遊びがあるんだが、それをやってみないか?

ヒイラギ燐

月詠さん...なんか嫌な予感するんだけど...

ヒイラギ蓮斗

燐も...?

ツッキー

野球挙というゲームらしい

ヒイラギ蓮斗

はい却下ーーーー‼︎

ツッキーの喋った後にすぐ蓮兄が言う (要するに即答ですな)

新八

ちょっとちょっと!!流石にそれはダメなんじゃないんですか!!

ヒイラギ燐

そ、そうだそうだ!ここは吉原でもキャバクラでも無いんだから!

銀時

何つまんねぇこといってんだよ燐。どうせお前ぬいだって男だからいいじゃねぇか

ヒイラギ燐

...56される準備は出来てるんだね..わかった..(そう言い身構える)

ヒイラギ蓮斗

燐ーーー‼︎ストーーップーー‼︎

しかし、野球挙に賛成していないのは新八くんと僕だけ。 流れ的にこれを断ってしまうと僕はかなり空気の読めない奴になりそうな感じだった。

ヒイラギ燐

っつか蓮兄何どさくさに紛れて賛成してんの?

ヒイラギ蓮斗

えー?特に理由は無いよ⭐️

ヒイラギ燐

あっそ...

ヒイラギ燐

...仕方ないね。いっとくけど、僕と戦う人は負けたらそっちも脱ぐんだよ?

マダオ

まぁ俺は欲をいえばそこのボンキュッボンのお姉さんと野球挙したいんだけどなぁ...///

長谷川さんがデレデレした目で月詠さんを見ていた。

ヒイラギ燐

それもうただスケベしたいだけでしょこのエロジジィ!タヒね!

ヒイラギ蓮斗

タヒねマダオー負けろマダオー‼︎

マダオ

蓮斗くん酷くない⁉︎

新八

ほんとに大丈夫なんですか燐さん、別に無理しなくても

ヒイラギ蓮斗

新八〜大丈夫だ一応燐はジャンケン強ぇから

  

 

 

マダオ

もう勘弁してくれよぉ...

もともと羽織ってた物が少なかった長谷川さんは、 僕の服を1枚も脱がすことなく多分全裸になっていた。

なんで多分だって?それは今蓮兄が僕の目を抑えているからね

ヒイラギ蓮斗

こんな屑の奴の全裸なんか見るな‼︎

ヒイラギ蓮斗

なんだったら今ここでヒイラギ家の力見せてもいいぞ?

マダオ

ひぃぃぃ!!銀さぁん!!蓮斗くんはおっかねぇしアイツジャンケンバカつえぇよおぉ!!

銀時

長谷川さん、任せとけ。
俺は長谷川さんと違ってちょっと着てるものも多い、燐覚悟しろよ。
銀さんがこの手のゲームで何人の女を脱がしてきたか

ヒイラギ燐

ふん、こっちは女の裸がかかってる訳だし。負けるわけ無いでしょ

ヒイラギ蓮斗

銀時〜もしやりすぎたら...ね❤️

ヒイラギ蓮斗

命は無いと思えよ...?(圧)

ヒイラギ燐

阿呆蓮斗

ヒイラギ蓮斗

あでっ

そう言い軽く蓮兄の頭を叩く

 

 

 

銀時

あれー燐ちゃん次脱ぐのはブラウスかスカートしかねぇんじゃねぇのぉ?

僕は何度か銀時に勝って上半身までは脱がしたものの、 僕は今回の負けで上か下をどちらかを脱がなければならない。 もちろん脱いだらその下は下着である。

ヒイラギ燐

わ、わかった。勝負は勝負だ...

ヒイラギ蓮斗

おいコラテメェ‼︎糞天パ‼︎テメェ‼︎

蓮兄がブチキレている

新八

銀さんさすがに年頃の女の子にそれは可哀想でしょう...

新八

それに蓮斗さんが...!

ヒイラギ蓮斗

おいコラメガネ‼︎手ェ離せ‼︎

銀時

俺だっては脱がされてんだぞ、長谷川なんか全裸にされたんだから燐だけ脱がなくていいのはズルい

神楽

子供アル

銀時

それにパッツァンが抑えてて大丈夫なら大丈夫だろ

新八

いやいや‼︎ギリギリなんですけど‼︎

ヒイラギ蓮斗

テメェの内臓引き摺り出してやらぁ‼︎

僕は仕方なくブラウスのボタンに手をかける。 胸も全然ないし、魅力的な体でもないけど、むしろそれが恥ずかしかった。

ヒイラギ燐

..っ///

銀時

おいおいなにガチ照れしてんだよ...

どうやら銀時は僕ならバッと脱いで爆笑の展開になると思っていたらしかったが、思いのほか僕が恥じらいながらなかなか脱がないので変な雰囲気になってしまった。

ヒイラギ蓮斗

おいコラクソ銀髪天パァ‼︎

銀時

わーったよ!もう脱がなくていい!!

ヒイラギ燐

え、本当...?

銀時

そんなことより飲みたい気分になった、それに蓮斗の怨みの視線が痛ェ

ヒイラギ蓮斗

...(イライラ

銀時

ほら燐もさっさとこれ着て飲もうぜ

そう言って僕に上着を着せようとしていると、誰かが部屋に入ってきた。

銀時、きてやったぞー......

声の主は桂小太郎だった。桂は僕を見るなり固まる。

新八

あ!そっか、燐さん真選組だから。桂さん早く逃げないと!

しかし桂は逃げるどころかこちらに近づいてくると、 銀時にむかって切りかかってきた。 銀時はギリギリで避けたが、かなり驚いていた。

ヒイラギ蓮斗

おぉ〜‼︎ナイス桂〜〜‼︎

銀時

おいおいヅラ急になにしやがんだよ

ヅラじゃない桂だ!それはこっちのセリフだ銀時。
燐殿に何いかがわしい事をしようとしてる

桂は僕を銀時から庇うように前に立つ。

銀時

は?なに誤解してんだよ...つーか、お前ら警察と指名手配犯だろ、どういう仲だよ

俺と燐殿は愛を誓い合った許嫁だ!大丈夫か、燐殿

ヒイラギ蓮斗

おぉ?ヅラ?さっきのナイスとか前言撤回するわ

カチャッ

そう言い蓮斗がいつのまにか僕が持っていた手錠を桂に付ける

ヒイラギ燐

あ蓮兄ナイス

新八

えぇ...桂さん捕まってるじゃありませんか!

ヒイラギ燐

っつか桂くん頭色々と大丈夫...?

はっはっはっ、燐殿の冗談はほんとに面白いな

ヒイラギ燐

いや、冗談じゃ無いけど

銀時

つか、ヅラはバカだとは思ってたけど女の趣味までいかれてんだな...

ヒイラギ燐

それはどう言う事かな..?

お妙さん

まぁまぁ蓮斗さん、
今日は銀さんの誕生日なんだから桂さんを捕まえちゃうのは可哀想よ

お妙さんが言った。 蓮兄は「チッ...今日だけ見逃すからな」と言い、桂の手錠を外した。

ヒイラギ蓮斗

いいか、今回だけだからな。
今日はこういう場だし、俺は真選組じゃねぇから見逃してやる

これが世に言うツンデレと言う奴か..

ヒイラギ蓮斗

俺はただシスコンなだけだ

ヒイラギ燐

は?

ヒイラギ蓮斗

え?

ヒイラギ燐

...(引き)

燐殿もこんな兄がいるのは大変だな

そう言いながら燐の髪を触る

ヒイラギ燐

あ、嗚呼..

ヒイラギ燐

て言うかどさくさに紛れて髪に触るな阿呆

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