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とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
眠ると、過去が近くなる。
昼間は遠くに押しやれるのに、暗くなるとすぐそこまで戻って来る。
ゾーヤ
ボクはベッドに腰をおろして、スマホを眺めていた。
誰かと連絡をとるわけでもないし、何かを調べたかったわけでもない。
ただ、何かが、呼んでる気がしたから。
父さんの■■■みたいな笑顔
兄さんの■■■な声
そして母さんの
「私たちみんな、迷子だったのかもね。」
ゾーヤ
ゾーヤ
画面の中には、忘れてしまいそうなものが、たくさんある気がした。
もう忘れてしまったものも、多分ある。
その感覚が、怖かった。
残らない。
なにも。
ゾーヤ
自分のネックレスを見る。
守るって決めた。
迷子にしないって決めた。
そうやって、前を向いてきたはずなのに。
ゾーヤ
_画面が、ふと止まった。
意識したわけじゃない。
ただ、言葉が目に入った。
「消えない傷の、作り方」
胸の中で、何かがひっそり、反応した。
それが、恐怖なのか、安堵なのか、ボクにはまだ、分からない。
わからないまま、
その投稿を、保存した。
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ
とぉりぃ