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ドズルさん＆おらふくんさん
1話
ドズルさんが猫を拾う。
2話
1人暮らしに光がさしたような気がする。
お仕事に行くときも、帰ってきたときも、玄関に雪くんが待ち伏せ。
雪くんは、マグロが好き。
3話
雪くん視点。
捨てられた頃の記憶。
暴力を受けて、ご飯も十分に与えられなくて。
捨てられてから、「温かい人」を求めて旅に出る。
ご飯は、ゴミ捨て場の生ゴミ。水はドブの水か雨水。
雨の日、雨宿りをしてると「温かい人」が現れる。
自分の屋根のない家に、屋根をつけてくれる。
それで、ドズルさんに着いていくことにする。
4話
それから5年後。
ドズルさんと雪くんは仲良しに。
でも、雪くんは病気になってしまう。
次第に雪くんは弱っていって……。
最終回
雪くんは、心筋症で亡くなってしまう。
ドズルさんは、今までに感じたことないほどの悲しみに暮れる。
短い人生しか生きさせてあげられなくてごめんねと。
会社にも行けなくて、泣いてばかりになってしまう。
番外編
それから、2年ほど経ったある日。
雪くんは、やっとドズルさんに会いに行こうと決める。
ドズルさんに会いにいくと、前と少し変わったドズルさんの姿が。
そこで雪くんは、ドズルさんにすり寄る。そうすると、鈴の音が……。
懐かしい鈴の音がして、走ってリビングに行く。
でも、雪くんの姿はない。
ソファに座ると、猫砂を掻く音が。
でも、もうこの家には猫砂はない。
ネットでこの現象を調べると、「猫が飼い主の元に戻ってきた。」んだと知る。
それを知って、ドズルさんは嬉しさで泣いてしまう。
そこで、雪くんに伝えたいことを口にする。
話し終わると、絨毯に肉球の跡が現れ、雪くんに関する音が消える。
それを写真に収めた。
