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次の日目覚めたのは知らない天井。
知らない部屋。知らない顔の人達。
僕は心底怖かった。知らない人に自分の名を呼ばれ。
心配された。怖かった。この人達は誰なのか。
そして僕は恐怖心に押しつぶされそうになったあまり
こんな人殺しの組織なんか嫌だ、あんな…怖い組織なんかで働きたくなかった。
走った。ひたすらに走った。意識が遠のきそうになっても僕は走り続けた。
行き止まり…か。ひたすらに走ってきたところは路地裏だった。
ここで休息を取ろうとしたその時だった。
「敦さんッ!!」
そこに立っていたのは1人の少年…いや…ポートマフィアの構成員だった。
「ごめん、誰だったけ…?」
「僕です!敦さん…」
やつがれ…?やつがれ…そうだ…泣いていた子か…
「お願いします、!敦さん!!思い出してください…」
少年が近ずいてくる。嫌だ。怖い。そこにたつているのがたとえ小さい少年だとしても僕は怯えざるを得なかった。
異能力 アジュエスト!!
僕はいつものように時を止めようとする。
あれ…おかしい。体が動かない。息も心做しか続かない。
嫌だっ!!嫌だあぁああああああああああああぁぁぁ!!バタン