89日目
11日後にこの日記終わるって本当……!?
早くない、?
最近始めたような気がしてたんだけど…!
……ってか、どうしよう。。
もうすぐ日記も終わるってのに全然答えが見つからない…
私って、目に光は宿ったものの救われたのかな…まだ完全に救われた訳じゃない気がする
正直生きたいのか消えたいのかも分からないし、どうしたらいいの……?
…瑞希に、相談とか……してみようかな
絵名
『ねぇ瑞希』
瑞希が髪を結ってる時に話しかける。
「ん~?どしたの絵名」
『あの、さ……その…』
『……答えが、見つからなくて…』
「…成程ね?」
「でも急がなくてもいいんじゃない?」
『でも!後11日で日記が終わっちゃうし…… 』
「え、もうそんなに!?早くない!?」
『でしょ…、?』
『……探せば探すほど分からなくなるの』
「ん~……そんなに急いで応えたい?」
『そりゃそうよ!!』
「……じゃあさ、絵名は今、消えたくない想いと消えたい想い、どっちの方が強いと思う?」
『え…そんなの分からないってば』
「じゃあ……」
瑞希は私を無理矢理立ち上がらせる
『、?な、何……』
すると瑞希はカバンからカッターを取り出し、カッターの刃を最大まで出す。
『ちょ、何やって…!?』
そして無言のまま私にカッターを近付ける
『っ…!』
「……」
心臓が、ドクンドクンうるさい。
何で、?殺される訳ないのに……
こんなの、実験でしょ?
『ね、ねぇ…瑞希……?』
『これは、実験…なんでしょ、、?』
目の前に突きつけられるカッターの刃が、私の恐怖を加速させた
「……そうだと思うならそうだと思えばいいんじゃない。」
「…ちなみに、今消えたい?」
『っ…!』
『そ、そんなの……ズルじゃない、、? 』
「……やっぱ、消えたくないんだ?怖いんだ?」
『う、うるさいってば…』
瑞希を、カッターを見られなくなる。
「……なら生きようよ」
瑞希はカッターの刃をしまう。
『へ…』
「だってここで今死んだらニーゴの活動も出来なくなるし、美味しいものも食べられなくなっちゃうよ?」
『っ……!』
「SNSも見れないし、ゲームだって出来ないし…こうして話す事も出来なくなるよ」
瑞希の目は私を真っ直ぐに見詰める。
「…死にたくないんでしょ?」
「ボクも、同じだったから分かるよ……」
『、!』
瑞希は私を優しく抱き締めた。
「絵名…生きようよ……!!」
『っ…!』
いつの間にか目から暖かいものがつたり……
『うんっ……!』
気付けば返事をしていた。
コメント
3件
バンザアアアイ!
よかった… 本当の光ってかいてるもんね!
絵名も生きてくれるのか!!!良かったあ!