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「分かった」
こんな簡単な返事なのに、
重みは全然違った。
彼と暮らすようになってから、
この生活も楽に感じたの。今更気づいたけど私って寂しがり屋なのね。
前まで1人が心地いいとか思ってた私がバカみたい。
それと、彼と話してて分かったことがいくつがあった
彼は父親の研究室で遊んでいたらいつの間にか宇宙に放り出されていたこと
そしてもしかしたら私達と同じように生きている人間が
まだいるのではないかということ。
そんな真面目な話をしていたのに、その時は彼の薄い薔薇色の唇に
見惚れてたからかあんまり頭に入ってこなかったなーなんて。
ただなんでだろうって思うことは…
普通の友達のように接することが出来ないの。
━━━━━━━━━━━━━━━ 彼にはね。