どうもです。正直言ってこういう連載舐めてました。面倒くさいですね。次に何か話を書くときには数話で完結や1話きりのものがいいですね。
それでは4話目いきます。
翌日、マルコは作戦を決行する。長引きそうなのでエレンのもとへ行くのは昼の長い休みとなった。」
手短に弁当を終わらせた後、2年生のクラスへと向かう。
ドアをガラガラと開けると、そこには当然2年生たち。そしてエレンの熱視線から助けてほしそうな目線を送るジャン、それを食い入るように見つめる今回お目当てのエレン。
「エレン・イェーガーはいるかな?ちょっと用があるから来てほしいんだけど。」
エレンとマルコの2人に視線が集まりながらも昼休みの教室内は賑やかだ。無言で席を立ち上がり扉へと歩いていくエレンを見るジャンには何が起こっているのかが分からないようだ。2人が教室を出ると先ほど集まっていた視線はどこかに消えていた。
エレンとマルコの2人は教室から離れたひとけの無い所に移動していた。静かなところを選んだのは声が周りに聞こえないようにというマルコの配慮からだ。
「それでエレン。もう用件は大体わかってるだろう?」
「わかってる。ジャンの事だろ?」
「物分りがよくて助かるよ。さて、ここからが本題だ。」
「ジャンの事を好きになるのは自由だと思ってるよ。俺がとやかく言える立場でもないからね。でも、ジャンが怖がるようなことはしないで貰えるかな?」
「いや無理。」
「どうして無理なの?例えばだけど、好きな人に怖がられたくないとか好印象を抱いてもらいたいとか思ってないの?」
「ーそれは思ってる、、けど、、」
エレンが急に口ごもりだす。
「ジャンの事は勿論好きだし、大事にしたいけどさあ、、、そんな人を好き、になったりこんな感情も始めてだから、、何したらいいのかとか分かんないし、、」
(、、ややこしくなってきたなあ)
マルコにとってエレンはただジャンに迷惑を掛けないのならいいと思っていたのだが今までのは全て初々しさ故の賜物で。しかし、ここで悩むのはエレンの味方へと揺らぎかけている証拠。マルコは追撃をやめない。
「だとしても、だよ。エレンがジャンを大好きなのは分かった。だけど、それを恐怖という形で押し付けるのは違うだろう?」
「う、、」
それらしい所をつつくと小さな唸り声が返ってきた。
「でもおれジャンのことほんとに好きなんだよ、、それにジャンああいう性格だからアピールでもなんでもしないとすぐどっか行っちゃいそうだから、、」
これは初めてであるがための歪みなのか。それとも、エレンの率直な愛情の歪みか。そうしている内に、小さく声が聞こえてきた。
「こっち方面で合ってたよな、、?マルコ、エレン、どこいったー?」
独り言から段々と呼びかけるように変化してきたその声は間違いなくジャンのものだった。
「ああジャン。ごめんね、急に押しかけてエレン貰っちゃって。」
先にジャンのもとへ寄っていったのはマルコだった。
「まあプライバシーってもんがあるから内容は聞かないでおいてやるがよ。おい、エレン。お前まだ弁当食い切ってねえだろ。はやく教室戻るぞ。」
ジャンが来たことによりマルコの尋問は幕を閉じた。
(ジャンが来たからやめざるを得なかったけど、多分あれじゃ埒が明かない。、、やっぱりジャンに聞いてみようかなあ)
放課後、マルコとジャンは校門前で待ち合わせをしていた。
「あっ、ジャン。もう来てたなら帰っちゃってていいのに。」
「そんなこと言われてもしょうがねえだろ。もうちょっとしたら暫く会えなくなるし。それに最近全然一緒に帰れてなかったし。」
「ははは、そうかい。まあそうだね。もう少しで卒業かあ。」
2人並んで歩き出すと、こちらを見つめるエレンがいた。ジャンがそちらを見ずに歩いて行くのを見ると、名残惜しそうに2人とは反対方向に足を動かし出した。
「あー、そういえばさ、エレンとの事は今どうなってるの?」
「どうなってるもこうなってるもねえよ。もうずっとあのままの調子だ。」
「一応聞いとくけど、ジャンはああいうエレンの行動は嫌なんだよね?」
「ああそうだよ。急に変なこと言い出してこんなことしてくるんだし、嫌じゃないほうがおかしいだろ。」
「ええと、少し質問を変えるね。ジャンは、エレンのことは好きなの?」
「あー、それはだな、企業秘密だ。」
ジャンの顔がほんのり赤く見えたのは夕焼けの光のせいか。それともー
(、、作戦の続きは引き伸ばしにしてもいいかな。)
そこからまた他愛のない雑談が続き、ジャンとマルコは道を別れた。
こんなかんじですね。マルコは挽回できたでしょうか。アルミンを入れてみようかと思っているんですけどそうしたらやっぱりエレンの幼馴染になると思うんです。ですがそれなら今まで出してこなかったことが違和感になる気がするんですよね。
ギリギリになるまで書き忘れていたので急いで書くことになったんですが誤字などがあれば見逃してほしいです。ついでにできれば報告を頼みます。恥はかきたくない主義です。
コメント
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すみません、学年が始まって新しい環境になるとやはり忙しくなるもので。今週は投稿しません。