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「七海は好きな人とか、居る、?」
話す話題がなかった、ようやく絞り出した話題がこれ、私あんまり話すの上手くないんだよなぁ…。
七海は吃驚したような顔をして私の方を見て恥ずかしそうにしている。
あ、好きな人居るんだ。なんとなくそんな感じがして心のどこかでキュッとなった、
なんかもう、自分の気持ちが少し、いや、だいぶ、わかった気がする、私、七海のこと好きかも。
「先輩、」
え、?先輩って、私のこと?七海、私のこと好きなの?
「そんなこと聞くなんて私のこと好きなんですかー?」
七海がニヤニヤしている。また揶揄われた、
悪戯程度に少し揶揄ってみよ。
「そうって、言ったら?」
思ったより反応が良かった。
「顔いちごみたいになってるよ」
そう言うと七海は不貞腐れたみたいにそっぽを向いてしまった。
「可愛い」
思わず頭を撫でてしまった。猫みたいで可愛いな。私の身長結構高いから七海がすっごく小さいな、
七海は満足したみたいな顔をしてる。
やっぱ好きだな。
七海は私のことどう思ってるんだろ、
こんなの伝えたら、距離できちゃうかな。
いつか伝えたいな、