裏の温度を知らない
裏の温度、みんなにもあるでしょ?え?ない?冗談でしょ?だってない人なんていないよ、息苦しいでしょ?同じ顔ばっかしてたら
生きるためには必要だしもしかするとちょっとした息抜きにもなるかもだし…。
人によってはいつもと何ら変わらない人とえ?別人やないって人もおるよね。
僕、安倍晴明っていうんだけど、自分裏の温度といつもの温度と差がすごいらしくて、家族団らんの時にお母さんがね「雨と晴の見分けは着くけど晴は闇の時といつものテンション?が違いすぎて分かっちゃう!あ、雨は普通よ…特に変わってない」
だって!そんな言葉きいて、雨ったらそんな「普通」って言葉聞いて3日は落ち込でたんだ…。
「そんなに僕、 温度差ある?」
一人で黙々と考えることしか出来なくてなんだかムズムズするよ…あ!雨っていうのは僕の双子の兄で雨明って言うんだ。
ガラガラガ
晴明「おはようごいます!」
凜太郎「おはようさん晴明くん」
飯綱「はよ、晴明」
職員室を開けると同じ学年同僚の神酒凜太郎くん・秦中飯綱くんが挨拶を返してくれる。僕の大切なお友達✨
凜太郎「なぁ〜晴明くんそろそろ期末近いですけどテストって…」
晴明「え?もう作り終えてるよ?」
凜太郎「ほか〜早すぎるわぁ〜」
飯綱「お前がさっさと終わらせてないからだろ、結構時間あっただろ」
凜太郎くんはなんでだろう…仕事に取り掛かるのがすごく遅くてテストが近づくと今回みたいに飯綱くんに怒られてピエピエと泣いてるんだ。これももう職員の中では日常茶飯事になっちゃったけど…
凜太郎「晴明く〜ん手伝ってぇなぁ〜」
飯綱「ダメだそ晴明、甘やかすなよ」
晴明「え〜?どうしようかなー」
飯綱くんの言うことはあれなんだけど、やっぱり放っておけなくていつも手伝っちゃう。
教員机が隣ってこともあって椅子をくるりと左に向ける凜太郎くんが頭下げて僕の膝にぐりぐりと押し付けてた。
さすがに飯綱くんはドン引き
凜太郎くんは自分より強い相手を媚びるらしく今も媚びている。(僕ただの人間だよ?w
晴明「いいよ、手伝ってあげる。」
凜太郎「おおきにぃ!この借りはいつか返すわぁ」
とても嬉しそうにしながら僕の手を握った
借りって言うほどのことしてないよ?本人はいやいやと借りぐらいの事してくれたよと言っている。
僕は嬉しくてほとんど手伝って凜太郎くんはずっとニコニコと話してた。
僕はそんな大したこともしてないのにニコニコとして嬉しそうに笑う顔が好きなんだ!
でもさやっぱり、月一?ぐらいで闇明になっちゃうんだよね、
☾○☾
《闇明とは=月に発生する日常から来る疲労と笑顔をしすぎたからの感情コントロールが一時的に不可能に死ぬ日のこと。
☾○☾
自分ではストレス?って勝手に決めて乗り越えてる、だって実家にいた時は余りならなかったから…。でも学園に問題があるわけじゃないよ!
凜太郎「え?まだ晴明くん来とらんの?」
飯綱「そうなんだよ、寝てんのかな?」
凜太郎「僕でもあらへんし寝坊はないやろ..てか、今でもギリやで?」
現時刻8時28分
朝朝礼は2分後・1時間目が始まるのはそのまた20分後
日頃の行いもあり朝礼を逃しても減給だけで済む(減給以外あるのかと、思うが、あるのだ。彼「安倍晴明」には…
凜太郎「僕、呼びに行きましょか?」
学園長「いえ、後に来ると思いますので大丈夫でしょう。」
。
。
。
凜/飯「うわぁ?!」ドガシャン
(机の大事な資料が崩れ散る音
2人の話の間にヌンと入ってきた学園長に驚いた2人
我らが百鬼学園の学園長はぬらりひょんで妖術でどの隙間からでもヌンと出現する妖怪で最も彼らにとって恐ろしい上司です。
学園長「何してんだ!このアホ共ぉぉ!!」
凜/飯「すいません!/すみませぇん!」
謎の趣味か知らないが、変な仮面を被り怒鳴る。顔にコンプレックスでもあるのか…
カラガラガラ🚪 ̖́-
晴明「…はよゴニョます…」ズウウン(。_。)
凜太郎「おはようさんお寝坊やね晴明く..ん..っ?!」
飯綱「お?やっと来たな、晴明…ぉお?」
今時刻8時50分ギリ
彼の姿は昨日と別人かのようで2度見事件だ
普段はサラサラで爆発に巻き込まれても無事な髪に寝癖が付いており。服のボタンは幾つかは掛け違え、いかにもなにかありましたかのような顔をして出勤してきた。
晴明「時間ないのでこのまま行きますね」
凜太郎「あ…」
凜太郎はなにか言いたげであったが飯綱に肩を掴まれ振り向くと「触れたんな」とでも顔で首を振っていた。
去り際学園長に減給でもセーラーでもって言っていた。いや、セーラーって..
学園長はなにか知っているのか、この時期ですか、一つ頭を抱えた。
ごめ、これ以上話がでねぇ💦
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