TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

 俺はその後家に帰って母と一緒に夕飯を食べた。

(不思議な一日だったな。彼は何をしとるんじゃろうか…寂しく、ないんかな…)

 俺はどうしても彼の顔を忘れられなかった。

 奏「そういえば、あの人名前なんて言うんじゃろ…」

 (また今度原爆ドームに行ってみようおらんじゃろうか…。…おったら、一緒に、また…)

 ──俺はそのまま眠りについた。





  敬「いや〜!昨日はホンマにありがとうな!おかげで助かったわ!何を奢ろうか?」

 朝から学校で敬也が感謝を伝えに来た。 

  奏「良いよ、別に特にほしいもんとか無いし。」

  敬「どうしたん?元気ないじゃん」

  奏「そうか?普通じゃない?」

 そう言っても敬也は俺の顔を覗いてくる。 

  敬「分かった!奏斗、お前俺に彼女できてはぶてとるんやろ?可愛いやつやなぁ〜♡」

  (…………は?)

  奏「違うわボケ。なんでおれがお前に彼女ができて、はぶてんといけんのんじゃ!」

  敬「違うん?じゃあ何でそんな暗いんよ。」

  奏「…じゃけぇ、何でもないわ言っとるじゃろ…」

  敬「…ふぅん」

 (敬也は妙なところで鋭いからな…バレたら面倒いなぁ…)

  先生「お前ら席につけ〜ホームルームの時間だぞ〜」

 先生がそう言うと周りで立って話しとったやつや、俺の前にいた敬也が席についた。

  先生「今日はな、大事なお知らせがあるんよ。しばらく副担任の三波先生が休みになるけぇ、代わりに新しく入った先生を紹介する。先生、どうぞ。」

  和「新しくこのクラスの副担任になりました。真藤 和樹です。よろしくおねがいします。(^^)」

 

  奏「……え?」

 新しく入った副担任は昨日あった彼だった。

 (………いや少女漫画かよ。)

 真藤先生も僕に気づいて、ニッコリ笑ってこう言った。

  和「昨日ぶりですね。涙少年くん。」

 (な、涙少年…?何じゃ、それはもしかして昨日泣いたから?いや、確かに相手からしたら印象的じゃったと思うけど、涙少年は…流石にキツイ。)

  敬「涙少年?何じゃそれ?奏斗のことか?」

 敬也も不思議そうにこちらを見ている。

 (皆からの視線が痛い。)

この作品はいかがでしたか?

14

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚