テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
スタッフ「今日は2人に体験してもらう企画です」
松島「その言い方もう怖い」
〇〇「絶対ドッキリでしょ」
スタッフ「そんなことないですよ」
松島「その否定が一番怪しい」
〇〇「私ホラー本当に無理だから」
スタッフ「軽い体験です」
松島「軽いって言葉信じてない」
〇〇「私も信じてない」
スタッフ「2人一緒なら大丈夫ですよね?」
松島「まあ…1人よりは」
〇〇「でも2人ともビビりだよ?」
松島「それはそう」
スタッフ「じゃあ行きましょう」
〇〇「心の準備!」
松島「今からでも断れない?」
スタッフ「ではこちらです」
〇〇「聞いてない!」
松島「暗っ」
〇〇「暗すぎ」
松島「入口でこの暗さ?」
〇〇「音した」
松島「してないって」
〇〇「絶対した!」
松島「気のせい」
〇〇「心臓もう無理」
松島「まだ始まってないよね?」
〇〇「始まってる気しかしない」
松島「歩くの遅くして」
〇〇「置いてかないで」
松島「手」
〇〇「掴む」
松島「離さないでね?」
〇〇「離さない!!!」
松島「なんで床ギシギシ言うの」
〇〇「それ言わないで」
〇〇「今なんか動いた!」
松島「見ない見ない」
〇〇「見て!」
松島「見たら終わる」
〇〇「名前呼ばれた」
松島「え?」
〇〇「今、〇〇って」
松島「それ一番怖い」
〇〇「やだやだ」
松島「近づくな」
〇〇「近い!」
松島「ちょっと止まろ」
〇〇「止まる方が怖い」
松島「じゃあ進も」
〇〇「それも怖い」
松島「詰んでる」
〇〇「笑えてきた」
松島「怖すぎると笑うよね」
〇〇「笑ってるけど涙出てる」
松島「音でか!」
〇〇「無理!」
松島「心の準備!」
〇〇「準備しても無理!」
松島「なんで照明つかないの」
〇〇「暗闇で声するのやめて」
松島「誰かいる」
〇〇「言わないで!」
〇〇「距離感おかしい」
松島「近い近い」
〇〇「触られた気がする」
松島「気のせい」
〇〇「気のせいじゃない!」
松島「声出さないで」
〇〇「無理!」
松島「もうすぐ終わりでしょ」
〇〇「フラグ立てないで」
松島「ごめん」
〇〇「心臓バクバク」
松島「俺も」
〇〇「来た!」
松島「無理無理!」
〇〇「やだああ!」
松島「ちょっと待って!」
〇〇「怖い!」
松島「俺いる!」
〇〇「それでも怖い!」
松島「手強く握って」
〇〇「離さない!」
〇〇「足動かない」
松島「深呼吸」
〇〇「できない」
松島「俺も」
〇〇「しゃがむ!」
松島「立って!」
〇〇「立てない!」
松島「泣いてる」
〇〇「だって無理!」
松島「俺も無理!」
〇〇「終わって!」
松島「お願い!」
スタッフ「はいストップです」
松島「……え?」
〇〇「え?」
スタッフ「ここまで」
松島「どういうこと?」
〇〇「終わり?」
スタッフ「明かりつけます」
松島「眩し」
〇〇「……は?」
スタッフ「モニタリングでした!」
松島「え、ドッキリ?」
〇〇「ちょっと待って」
スタッフ「全部仕掛けです」
松島「心臓返して」
〇〇「ほんとに無理だった……」
松島「めっちゃ泣いてる」
〇〇「止まらない」
スタッフ「お疲れさまでした」
松島「まだ手震えてる」
〇〇「足も震えてる」
松島「よく頑張った」
〇〇「無理って言ったのに」
松島「俺も言った」
スタッフ「VTR見ます?」
〇〇「見たくない」
松島「見たいような見たくないような」
〇〇「絶対変な声出てる」
松島「出てた」
〇〇「言わないで」
スタッフ「最後泣いてました」
〇〇「だって怖かった!」
松島「でも守ってたよ」
〇〇「無理無理言いながら?」
松島「言いながら」
〇〇「もう二度とやらない」
松島「同意」
スタッフ「ありがとうございました」
〇〇「帰りたい」
松島「俺も」
スタッフ「では最後に一言お願いします」
松島「まだ心臓落ち着いてないんだけど」
〇〇「足も震えてる」
スタッフ「視聴者の皆さんへ」
松島「え、今?」
〇〇「この状態で?」
スタッフ「お願いします」
松島「……はい」
〇〇「がんばる」
松島「今日は本当に怖かったです」
〇〇「人生で一番泣きました」
松島「でも、そんな僕たちが」
〇〇「明日、夜7時から」
松島「ハマダ歌謡祭に出演します!」
〇〇「ぜひ見てください!」
松島「歌ってる僕たちは、さっきよりは落ち着いてます」
〇〇「たぶん!」
松島「たぶんね」
〇〇「よろしくお願いします!」