テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
廊下の隅から、枢軸女子たちは連合国会議室の騒動と、ルーマニアの冷静な一言を耳にしていた。
ドイツ(眉を吊り上げ、歯を食いしばる)
「……なんだ、この展開。私たちが殴り込んだ意味が、さらに薄れるではないか」
日本(前髪を軽く触りながら、低く息を吐く)
「……あの男たちも情けないが、ルーマニアまで口を挟むとは。戦場で何をしてるつもりだ」
イタリア(両手を広げ、口を尖らせる)
「…もう、笑える通り越してイラッとする!」
フィンランド(おにぎりを抱えながら、日本の肩にぴったり寄りつつ)
「……やだ、もう、静かにしてほしいのに。あの人たち、何考えてるの…?」
日本(冷たい視線をルーマニアの方向に向け)
「……黙って見ている分には良い。だが、余計な口出しは許さない」
フィンランドは小さく「ねる…」と声を漏らしながら、日本にさらにくっつく。
甘えながらも、苛立ちは明らかに募っていた。
ドイツ(拳を握り、机に手を叩きつける)
「……この無能ども、どうしてこうも連携が取れない!イライラする!」
イタリア(両手で頭を抱えつつ)
「ねー…もう僕限界!美味しい物食べたい!」
枢軸女子たちの苛立ちは、単なる戦場の不満ではなく、
男たちの逆ギレ
ルーマニアの冷静な突っ込み
無能ぶり
すべてが重なった結果の「イラッ」と感だった。
そして、その苛立ちが次の行動――物理的な反撃や皮肉攻撃――へと自然に繋がっていく気配を、静かに漂わせていた。