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父親から虐待されている設定です。
廣瀬大介視点 ○月✕日 今日は父親に実家に帰って来るよう、呼び出されだ。 少しばかり怖い。 何をされるか分からないから。 何か合ったときのため、愛犬の為の3日分のご飯を用意しておいた。 そして、もう1つ。 もうすぐで実家にく。 勇気を出して一歩一歩歩く。
実家に着いた。 勇気を出してチャイムを鳴らす。 どうか家に帰れますように。
ガチャ
「入って」
「分かりました」
「今日は何で呼んだか分かるか」
「お金ですか」
「まぁ、それもあるな」
「正確には、ストレス発散だな」
「え、」
「ストレス…発散..」
「てことで殴らせろッ!」
ドンツボカッドカッ
「ゲホッゴホッ」
「やめて….ください….」
「なんだ、父親に逆らうのか」
「いえ、そんなことは….」
「じゃあいいよなッ!」
磯貝龍乎視点
今日は植ちゃんと崚行とで大ちゃんの家に行くことになったよ!
「何か買った方がいいかな?」
「大介さんってお酒好きだっけ?」
「分かんないな…」
「まぁ、取り敢えず家に行けばいっか」
「そうだね…」
ピーンポーンピーンポーン
「でないね」
「何かあったのかな…」
ドンッ
「ワンッワンッワンッッ」
「大介が飼ってるわんちゃん…」
「こっちに来いって言ってるのかな?」
「わんちゃんが出るのは非常事態でしょ」
「まぁ、取り敢えず家に入ろうか」
家の中をみてみると、普段と変わらず綺麗だった。ただ、1つ。おかしなものがあった。
1時間前
廣瀬大介視点
「わんちゃん….」 父親が1時間後に家に来いと言った。正直、この家に帰ってこられる自信がない。だけど、僕はまだまだやりたいことがある。たがら、1つの望みに賭けてみる。
置き手紙だ。
龍乎さんはよく、僕の家に遊びにくる。だから来てくれることを信じて。
『○○町、□□番地に来て欲しいです。そこに僕はいると思います。』と、
磯貝龍乎視点
「これは….」
「とにかく行こう!!」
ただただ走って走って走る。大ちゃんのあの顔を見るために。ひたすらに走る。
植ちゃんの目が泣きかけになっている。そりゃそうだよね。植ちゃんは大ちゃんのことを信頼してるもんね。
崚行の目から涙が溢れている。そうだよね。だちゃんが居なくなるかもしれないのに… みんなみんな大ちゃんのことが大好きだもね。
廣瀬大介視点 あれから何時間が経っただろう。頭はクラクラするし、目眩もする。ずっと殴られてばっかで頭がおかしくなる。
「おい、何か言ったらどうだ?」
「抵抗したらどうだ?」
「抵抗したところで意味なんてないけどな」
ドンッドカッボコッ
「うっ….」
「ゲホッゴホッゴホッゴホッ」
もう僕の望みは叶わない。今までありがとう。 「…….」
「寝たか。」
「まぁ、起こすけどな」
ドカッボコッドンッ
「…….」
「死んだか 」
磯貝龍乎視点
「ここだよね…」
「崚行?」
「大介さん、死なないよね…」
「死なないよ」
「大介は強いからね」
そういって植えちゃんの声が震えているのは分かる。きっと、怖いのだろう。
「ドア、開けるよ」
ガチャ
「あ?」
「大介ッッ!」
「大介さんッッ!」
そこには意識を失くして眠っている大ちゃんと手に血がついている人がいた。おそらく大ちゃんの父親だろう。
「なんだ、お前らは」
「ッ…..俺はッ!!」
「植ちゃん」
「この人のことは俺に任せて。大ちゃんをよろしく。崚行もね?」
「….わかった」
「なんだ、お前は」
「……」
「何か喋ったらどうだ?」
「警察を呼んどいた。」
「まぁいいさ、大介はもう死んでいる。
「そんな筈ないツ!」
「大ちゃんはそう簡単には死なない。」
ガチャ
「警察だ!」
「お前を殺人未遂罪で逮捕する。」
廣瀬大介視点
ふと、目が覚める。目に見えた光景は白い天井。横から何やら、喋り声が聞こえる。
「大ちゃんッ!?」
「よかった….」
「何があったの?」
「大介さん、4日も目を覚まさなくて…」
「本当に本当によかった…」
どうやら僕の望みは叶ったらしい。3人のおかげで。ふと、机を見ると1枚のボロボロになっていた紙があった。置き手紙のようだ。何て書いてあるのか見てみる。
『大好きだよ、』