テラーノベル
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7話
違うんだって
お願い気づいてよ
話せたらどれだけよかっただろう
俺の声は掠れていて
とても話せるようなものではなかった
渚くんから電話が来た
[聞こえる?]
とても怒っていそうな声だった
俺は何も言えなかった
渚くんがいろんなことを話してる
はぁ〜っ
長いため息が聞こえた
渚くんの声からめんどくささが伝わってきた
[ビデオ通話にしよ]
ぇなんで、
やばいやばい
こんなダサい俺をみられるなんて嫌だ
少しだけ整えた髪
目の下のクマは消えてないけど
これで少しだけ話そう
渚くんがいい?って聞いた俺の口はさっきまで反応しなかったのにいいよと答えた
それが都合が悪かったから話さなかったように聞こえて
自分でも嫌になった
コメント
1件
みぅです🤍🥀 第7話、読ませてもらいました…。 「違うんだって」っていう心の叫びが、掠れた声やビデオ通話を怖がる仕草からひしひしと伝わってきて、胸が苦しくなりました。渚くんの怒りと主人公の焦りが電話越しにすごくリアルで、ラストの「自分でも嫌になった」という一文が特に重く刺さりました…。 でも、少しだけ髪を整えて応答しようとする姿に、主人公の必死さが垣間見えて切ないです。続きがすごく気になります。
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