テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
.
これは
私と貴方しかしらない物語。
こんな私を知らない貴方と
貴方の苦しさを知らない私。
私のことが嫌いだと言って笑う貴方と
貴方のことが嫌いで、それでも憧れてる私。
それでも、なんだかんだ笑いあって
そうやって、幕を閉じる。
これは
貴方のしらない物語。
これは
私の心にだけ残り続ける物語。
改めて
この物語は
私と貴方が物語を終えるまでの
部活動という物語を終わらせるまでの物語。
𝙽𝚊𝚖𝚎 _ 海恋 ( ミコ )
𝚊𝚐𝚎 _ Jr High School 3
〰️ _ 弱虫 、 泣虫 、 総務委員候補
𝙽𝚊𝚖𝚎 _ 煌 ( キラ )
𝚊𝚐𝚎 _ Jr High School 3
〰️ _ 軽い心疾患 、 無理しぃ 、 副委員長
名前は偽名、煌がやる訳ないこのアプリで
両手で数え切れてしまう物語を綴ります。
私は煌の今までの苦しさは知らないし
煌だって私の苦しさは知りません。
でも私たちは中学受験で合格して
中学の大半を互いに嫌いだと言って過ごして
成績を競い合って、沢山の大会に出て
勝っては負けて、負け続けて勝ってみたりして
その物語全てを見れば
私たちの間に隔ては無いように感じます。
だから書きます。
見つかったらきっと嫌われてしまうけど
でも、私は貴方が好きです。
だから書くんです。
どうか見つかりませんように。
いつもの帰り道
真っ暗な空に浮かぶ街灯の下を
ふたりで自転車に乗って通り過ぎてゆく。
いつしか、ふたりで帰るようになった。
いつしか、貴方の家まで送るようになった。
それが嬉しかった。
「 じゃあね 」
『 うん、また明日 』
「 あ! 」
貴方が声を上げたと思えば
空を指さして
「 オリオン座! 」
『 え!? 』
かつて私がずっと見たいと言っていたのを
貴方ははっきりと覚えていたようで
『 どれ!? 』
「 あの、3つ並んでるやつ! 」
思ってたより小さなオリオン座を
貴方とふたりで眺めた。
人生で初めて見た、オリオン座だった。
私はそのオリオン座に背を向けて
自転車をこぐ。
ときたま空を見上げて
離れてしまうオリオン座を寂しく思う。
『 もしもし 』
電話越しに君と話す。
「 びっくりした 」
『 日曜日何時にする? 』
『 明日学校行くかわかんないからさ 』
「 んー…分かんないなぁ、 」
「 あ、明日皮膚科行くんだっけ? 」
『 うん 』
「 大丈夫? 」
『 蕁麻疹の薬もらうだけ 』
『 煌は? 』
「 いつもの貰いにいく 」
「 じゃあ皮膚科で話そ、お昼でしょ 」
君といると安心できる。
学校の中で唯一信頼できるのが
私が報連相を守れるのが君だった。
それだけ。
君のことが大切で
だから無理して欲しくない、なんて
君にとって無理をするのは私のためで
少しそれに助けられたりしてて
無理しいな君がちょっぴり嫌い。
「 10時に海恋の家行って、3時に帰る 」
『 ん、部屋片しとく 』
あきたーーーーーーーーーーーーーー。
煌が家来るのは明日です。
高三生にアルバムを作ります。
コメント
4件
こ う い う 感 じ す き お ー が の ノ ベ 最 高
みこちゃん久しぶりすぎる
私は方言だと思わなくて伝わらなかったときある笑笑 やっぱり みこのストは最高だわ