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すみません誤字りました笑『最高です』笑
めっちゃ最後です!!!😭続きが気になります…次回も楽しみにしていますꉂ🤭︎💕
怖い、なに、どうしてこんなところに、。誰か、暫くして数人の男達が小屋に入ってきた。身体もデカく、鎧のようなものを身にまとっているから、おそらく騎士なのだと思う。
「よぉ、大進様。元気だったかぁ」
「どうせ覚えてねーよ」
混乱している俺をほって男達は話を続けた。
「俺は10年前に大進様に不敬を働いたと言いがかりをつけられ辺境地へと飛ばされた。まぁ覚えてる訳もねぇか」
その男の言う通り覚えている訳もなかった。俺は今からどうなるのだろうか。復讐として殺されるのか、
それとも売り飛ばされて金に変えられるのか、。そんなことを悶々と考えていると、男は話し始めた。
「本当は俺の人生めちゃくちゃにしてくれた復讐をしてやろうと思ってたんだが大進様の顔を見て気が変わったぜ」
「昔から可愛い顔をしてたが10年も経てば綺麗な顔に育ったもんだな。たっぷり時間をかけて可愛がってやるからな」
可愛がる意味を俺は十分理解していた。しかし熱のせいか何故か冷静で、あまり自分の事として捉えることができなかった。
だんだんと込み上げてくる熱に吐き気、少しずつ僕の視界は歪んでいった。そこで俺は意識が途絶えた。
次に目が覚めた時にはふかふかのベットの上だった。こんなにふかふかのベットで寝たのは何年振りだろうか、なんて呑気な事を考えていると自分が騎士たちに誘拐された事を思い出した。
ここはどこなのだろうか、部屋は十分綺麗に管理されているように見える。それに、意識が途絶えた時からどれくらい時間が経ったのだろうか。
とにかく部屋から出ようと手足を動かした時、ジャラと音がした。それは俺の手足をしっかりとホールドしていてた。長く伸びた鎖はベットに繋がれていて、俺をこの部屋から出すつもりはなさそうだった。
それに、なんだこの服、。下は履いていないようだ、少しオーバーサイズのフリフリしたブラウス。こんなのまるで、、まるで男娼のような格好だ。
ガチャ
「お、大進様起きた?」
俺を誘拐したあの男だ。
「熱も下がったようだし手の傷も治ったな。」
「え、あ、ほんとだ、。」
男にそう言われて、目覚める前まで感じていた不快感が無いことに気付かされた。
「俺が知り合いの治癒士に治させたんだよ。感謝しろ。」
「あ、ありがとう、ごさい、ます。」
「ここはどこかって聞きたそうな顔してるな?ここは城下町の娼館だよ。この部屋は今は使われてない。男娼の見習い共がこの部屋で色々と準備するのに多少は使われてるがな」
「そんな、、」
俺はとうとう娼館に売られたのか。まだ、あれから1回もお兄ちゃんに会いに行けてないのに、このまま一生、、、。
「そんな顔するなって、俺はこの部屋を借りてるだけで大進様を他の奴に触らせたりはしない。俺がこの手で時間をかけてたっぷり可愛がるんだからな。」
そんなの、男娼とほぼ変わらない、。嫌だと拒絶する気持ちに、シスターが言っていた俺が役立てるのはこの行為しかないという言葉が覆いかぶさってくる。
俺には誰かに助けを呼ぶ権利なんてない、自由を望む権利なんてない。なら俺は何のために生きて、俺は、俺は、、、!
「大進様、何考えてんだか知らないが誰も助けには来ない。俺と幸せな快楽ライフを送ろうな。まずは第1ステップだ。一緒に来い。」
そう言って男は繋がれている鎖を外し、俺を浴室のような所へと連れていった。
「まぁ言葉の通り大進様は誰ともシたことないだろうから少しずつ慣らしていくところから始めよう」
ああ、男同士でする時に使うアソコは慣らさないとすぐには使えない。だから俺はこれからこの男に指を突っ込まれるのだろう。
アレを挿入しないだけの、ほとんど行為と変わらない事をこの男に、、いやだな、初めては好きな人と、、、まだキスだってしてないのに、、俺は、、、、
と吐き気を覚えていると、男は浴室の端に腰を下ろした。どういうことだろう、そういった行為はしないのだろう、いやしかし、この男は慣らすと言ったはずだ。
いたたまれなくなってブラウスを思い切り下に下げた。
「さあ、大進様。ブラウスを脱いで」
え、、今、ここで、?下も履いてない、ブラウスを脱げば俺は全裸だ。
「早く、ブラウスを脱いで」
まあ浴室に来たのなら体を洗うはずだし、服を脱ぐのは当たり前かもしれない。しかし俺の体には傷がたくさん、、、、、いや、俺がこのブラウスを着させられている時点でこの男は見たのだろう。
半ば諦めでブラウスを脱いだ。
「良い子だね。じゃあ浴槽に腰かけて」
何をする気なのだろう。
「そう、じゃあ足を開いて。大進様の恥ずかしい所が全部俺に見えるように」
俺は羞恥心と恐怖心から震えながらも足を広げ、男に見せる形になった。
「かわいい、ピンクだな。ここの穴もちょっとヒクヒクしてるぞ」
「いやっ、!、言わな、で、」
普段誰にも見られたことのない場所を間近で見られた事への羞恥心で僕の小さなソレが立ち上がってきていた。
こんな状況で、こんな男に反応してしまっている事が悔しくてついつい涙が溢れそうになる。
「見られて興奮してるのか?大進様って実は変態なんじゃねーのか?」
「ちがっ、、!そんなん、じゃっ、、」
「まぁそんな涙目になるなって、まだステップ1だからな。今回は俺は大進様には触らない。代わりに大進様のアソコを慣らしてくれるのはこの湯船だ」
何を言っているのだろうか。全く理解できないまま、俺は緑がかった水色の湯船に浸からされた。俺が浸かったのを確認したと同時に男は浴室から出ていき鍵を閉めた。
するといきなり湯船がクネクネと動き出した。
「やっ!なに、」
スライムだ、何でこんな所に。スライムはみるみるうちに触手のような形に姿を変え、俺の体に絡み、持ち上げた。
変に抵抗して滑り落ちたら怪我をする、しかし抵抗しなければ今にも俺の穴に入り込んできそうな触手スライム。俺には泣くことしかできない。
「おねが、いっ、やめっ、、!、んあ”っ!!」
入っちゃった、。1度入ればスライムは俺の中でウネウネと形を変え、1番気持ちいい所を刺激してきた。
「そこっ、!いっちゃ、、だ、め、!」
スライムは中だけではなく、俺の小さなアレもひんやりと包み込んで刺激を与え、胸の腫れた蕾も吸うように刺激した。
身体中の気持ちいいところが一気に刺激され、俺は何度もイってしまった。
イキすぎて辛い体にも、気持ちよくなってしまっている自分にも涙が溢れて止まらなかった。
俺に助けを呼ぶ資格がないのは十分分かっている、それでも、今だけは、助けを呼ぶことを許して欲しい。どうせ誰も聞いていない、今だけ、世界に甘えることを許して欲しい。
「もっ、イギたくっない、、!だれか、っ、、たす、け、てっ!」
「______っ!___!!大進!」
なにか、聞こえる。あの男では無さそうだ。でも、それなら、俺の名を呼ぶのは誰なのだろう。俺を、助けに来る人なんて、いないはずなのに。
「大進!そこにいるのか?返事をしてくれ」
ガチャガチャ
「クソッ鍵がかかってるのか」
え、、、、?その声は、宝先輩?嘘だ、嘘だ。なんで、こんな所に、?もしかして僕を助けに、?いや、そんな訳、でも、もしそうなら、、。
「大進?大丈夫だ今開けてやるからな。少し無理やり開ける、危ないから離れてろ」
開ける?宝先輩が俺の元へ来てくれる、。いや、違う。ダメだ。今のこんな、スライムに犯されて感じてる姿なんて、見せたくない。傷だらけの体も、涙でぐしゃぐしゃの顔も、全部見られたくない!
「だめ!開けちゃダメです!やめてください!」
そう言ったのと同時に扉が壊された。扉の向こうから現れたのは少し汗のかいた変わらずかっこいい宝先輩の姿だった。
「やめ、てっ、見ないでください、!」
俺が必死に顔を隠そうとしてる間もスライムはお構い無しにうねり続ける。イキ続けて体が敏感になっているため息が漏れる。こんな、宝先輩の前で下品な姿を、、。
先輩、ごめんなさい、そう謝ろうとした時、フワッと地面に足が付いた。宝先輩がナイフでスライムを切り刻んでくれた。
「2度目だが、俺は大進に感謝されるとこはしたが、謝られるような事をした覚えはない」
「や、、見な、でっ、!ん、、ふぇ、、っ、」
もう俺には泣くことしかできなくて、宝先輩の顔を見ることすらままならなかった。いや、見えなくて良かったのかもしれない。宝先輩は俺にどの様な眼差しを向けているのだろうか。
医務室で向けられた怒りの含んだ眼差しか、周囲の人達のような憎悪の眼差しか、いずれにしても俺の心を抉るには十分だ。
「おにい、ちゃん、、来て、会いに、っ、、おに、、いちゃん、、、」
そこで俺の意識は途絶えた。
END