*前置き*
*こんにちは初めまして。この話は、私の初めての投稿になりますので「誤字」「漢字の間違え」「意味のわからない表現」「語彙力のなさ」が含まれている可能性があります。苦手な方はすぐに他の人の素晴らしい作品を見にいってください。また私の作品を見てくださる優しい方々は、長いですけど生暖かい目でお読みください。長い前置き失礼しました。*
ぼくには、人間の恋人がいる。ほかの人間からは「かなこ」と呼ばれている。かなこは人間の間では変わり者なようでいつもひとりぼっちだった、だからいつも人間の魚を盗んだり人間に悪戯をして嫌われているぼくとばかり遊んでいた、最初はたくさんかまってくるかなこが嫌いだったけど自分のご飯をわけてくれたり人間に追われているぼくを助けてくれたりしているうちにだんだんかなこと仲良くなっていった。そんな日々を過ごしていくうちにぼくは、かなこがだんだんと好きになっていった、かなこもぼくにいつも「ほかの人とは違って私と一緒ないてくれるキミが好きだよ。」と言ってくれていたので自然とぼくは、かなこがぼくの恋人なんだと考えるようになっていった。そんなある日突然かなこがぼくに会いにに来なくなった、初めてのことにぼくはすごく動揺したし悲しくなった。
一週間ほどたってぼくは、かなこの巣(かなこは家と呼んでいた)にいくことにした、かなこかがいなくなった最初の日から行こうか迷っていたけれども行っているときにかなこが訪ねてくるかもしれない、そう思ってこれまで行かなかったが「これ以上まっていてもかなこは、来ない」と思いかなこの巣にむかった。かなこの巣につき中を覗いたが中には、二人の人間がいた一人は下を向き手で顔を覆っていてもう一人の方は「泣いても仕方がない」と言って下を向いている人間の背中を摩っていた、だがかなこの姿は見えなかった、ぼくはそれからかなこの巣の近くに自分さを移してかなこの巣を監視しながらかなこのをまった。それから一月ほどたったある日ぼくは、不意にある考えがうかんだ
「かなこは、遠くで迷子になってしまい今もさまよっているんだ」
それからぼくは、かなこを探しに旅に出た。
今まで行ったことがない土地にいってかなこを探した、ほかの土地で出会った猫に「かなこという人間を知りませんか?ぼくの恋人なんです。」と聞いて回った、だけれどもほかの猫は「そんな人間しらない。」「人間と恋人なんておかしい」などとしか言わなかった。だけどもぼくは、諦めずにかなこを探しあちこち回り旅を続けた、何年も何年も何度春が来ただろうか何回雪が降っただろうか、ぼくの体は等に限界を超えていてもうほとんど動かず目も霞んでいた、「このままずっとかなこに会えないのだろうか」そう嫌な思いが頭をよぎった、そんなことを考えてはだめだと頭を振り「明日もかなこを探すためにもう寝ようこんな状態じゃ探す元気も起きない 」とぼくはかなこに会ったらどんなことをして遊ぼうかなどと考えながらゆっくり眠りに落ちた。
次の日目を覚ますと昨日の疲れが綺麗に取れていたいやそれどころではない、最近見えにくくなっていためがちゃんと見えるようになり、最近聞こえにくくなっていた耳がよく聞こえるようになっていた、何より自分の尻尾が二又になっていた、その日は自分の体の変化に驚き、夢でも見ているのではないかと思いまた眠りについた。次の日また起きても一昨日までのような体には、戻っていなかった(逆に戻らななくて良かったのかもしれない)。これはもうどうにもならないと思いぼくは、昨日サボってしまった分いつも以上にかなこを探しに歩き回った、いつもより体が軽い分とても動きやすかった。だけれどもいつもと猫に話を聞いた時の反応が違った、やはり二つに分かれた尻尾は、異常で恐ろしいのだろう。何も情報を聞けなかったとトボトボと歩いていると後ろから声をかけらた、その人間は「お主、猫又じゃな。何をそうトボトボ歩いている」と話しかけてきた、ぼくは正直話を聞かなかったこともあり内心イライラしていたので「うるさいな、ぼくは今忙しいんだよ!」と言って後ろを振り返った(実際に人間には、ニャーニャーとしか聞こえていないのだろうけど)。後ろを振り返ってみると山伏のような格好をしたカラス頭の人間?のようなものがいた、カラス頭は「生意気な猫又じゃな!人が親切に話を聞いてやろうとしたのに!」と言った。ぼくは初め見るカラスなのか人間なのかもわからな生き物が自分の言葉を理解して話返したとに驚き走って逃げてしまった。逃げたけれどもカラス頭は、すぐに追いつきぼくを抱えてまた話しかけた「何を逃げおる?まさかおぬし鴉天狗を見るのは初めてなのか?」と言ったぼくは咄嗟に「からすてんぐ?それにぼくは、猫又なんかじゃない!」と言い返した。それを聞いた鴉天狗は少しきょとんと首を傾げたあとに大きく口を開けて笑った「あーっははははーっ!!おぬし、猫又になりたてじゃな?それは、鴉天狗も知らぬわけじゃ!」と言いゆっくりぼくを地面におろしてこう続けた「まず猫又とは、年老いて長生きをした猫がなら妖怪じゃ。そして鴉天狗もその仲間じゃ」と言った最初は、ピンと来なかったが鴉天狗(風魔と呼ばれているそうだ)の話を詳しく聞くと今まで見えていないだけで妖怪はそこらんにいるようで、猫又になったので見えるし話せるようになったそうだ。「なるほど、そうだったのですか。親切に教えてくれてありがとうごさます。それなら、風魔さんぼくの話をきてください」とこれまでの話を風魔に聞かせた。話を聞いた風魔は、少し考えたあと「そのかなこという人間を探してからどのくらいたった。人間は、長くは生きられんもしかしたらそのものは、もう、」と何か間がだったがぼくは「なんでもいいですから、かなこを探すいい方を教えてください!どうかお願いします!」風魔の話をさえぎひと頭を下げた。すると風魔は、困ったように頭をかき「ならば、人間のことを聞くなら猫よりも人間に聞いたほうが良いだろう」と言いました。それを聞いてぼくは、「だけれども人間には、ぼくの言葉なんてわからないだろうし。もしわかっていてもわからなくても二つの尻尾を持つ猫が近寄って話しかけてきたら人間は、逃げてもうのでは?」と風魔に返した、風魔はニャリと笑い「それについては大丈夫じゃ。わしは親切だからのう、おぬしにいいものをやる」と言いながら懐から丸い丸薬を出してこう続けた「この丸薬は、人に化ける力を授けてくれる丸薬じゃ。これを使って人間に化ければ人間に話を聞くこともできるだろう。おぬしがどうしてもというならこの丸薬はを譲ってやってもいいぞ」と言い丸薬をこちらに見せてきました。ぼくは、かなこを見つけるには、なんだってやると決めていたので「風魔さんどうかぼくにその丸薬をゆってください。」と頭を下げた。風魔は、手を振り「そう頭を下げなくてもちゃんとくれてやる。わしは、薬作りが趣味でなまさか役に立つとはな。だからわしは、薬屋ではない本当に人間に化けられるかわらからぬがそれでもいいか?」と聞いてきたのでぼくは頭を上下に振りながら「それでもいいです」と言った。わかったと風魔は、ぼくに薬を渡して「それではこれでわしは、お暇させていただく。そろそろ夜明けじゃ。このまま夜が明けてから帰ったら大天狗様に叱られてしまう。猫又よその丸薬もしものために誰にも邪魔されぬところで飲めよ。妖怪が襲ってくるかもしれん朝や昼に飲め。それじゃあまた会えたらな」と空へ飛んでいってしまったぼくは、すぐにに近くの民家の軒下に向かい風魔言った通り朝になってから丸薬を飲んだ。飲んだか体に変化はなかった、やはり趣味で作った薬、風魔には悪いが欠陥品だったのかと内心がっかりした。そして日が傾きあたりが暗くなり始めた頃ぼくは、軒下から外に出てまたかなこを探しに出ようとした時、突然体から力が抜けて倒れてしまった。だんだん手足の感覚が薄れていき気付いた時には、体はいつもの毛むくじゃらの姿ではなくツルっとした皮膚に覆われ人間の姿になっていた。これで人間の姿になれたこれでかなこを探せると内心喜んでいたが、今のぼくは裸だ猫ならまだしも裸の姿で人間は、歩き回らない。と考えなれない二足歩行に苦労しながら服を探そうと今まで身を潜めていた民家の周りを探し、物干し竿にかかっていた浴衣と半纏を盗んだ。尻尾は浴衣の中だと窮屈で痛かったので浴衣に穴をあけて半纏で、尻尾を隠した。そして人間は、いないかと周りを見渡して探しているとちょうどこっちに向かってくる光を見つけた。ぼくは、その光に近づいていつもと同じようにこういった「かなこという人間を知りませんか?ぼくの恋人なんです。」とそれを聞いた人間は、「突然なんだ!急に話しかけてきやがって!かなこなんて女俺は知らねえぞ!」と返してきた。よく見るとこの人間顔が赤くなっているのがわかる「そうですか?本当に知りませんか?」となれない二足歩行でふらふらと近づいていきました。人間は「俺は知られねぇっていったぞ!!これ以上聞くならお前をボコボコにして川に流してやる!」と話しかけていないのに拳を握り締め殴りかかってきた、ぼくは咄嗟に避けた(避けたというよりかは、転んだ)その時にしまっていた尻尾が半纏から出てきてしまった。それを見た人間は、「なんだぁそれ?尻尾見たいじゃねぇか、なんでそんなもん尻につけてんだ?」とぼくのしっぽを掴んできました、ぼくは咄嗟に「痛い!」と叫んでしまいました。人間は、それが本物の尻尾はだとわかるとぼくの叫び声以上の声で叫び走って逃げても言ってしまいました。ぼくは、がっかりして慣れない姿で慣れない歩き方をしていたせいか疲れてしまって近くの路地裏で寝てしまいました。朝起きると体は、元の猫の毛むくじゃらな姿に戻っていました。それからぼくは、昼は休み(たまに猫にも聞き込みをしている)夕方から夜にかけては、街や道で人間に話をするという生活をつづけた。
何度も何度も色々な人間や猫に話を聞いたけれどもかなこやかなこにつながる情報はほぼ一つも入ってこなかった。入ってきたとしても同じ呼び方で呼ばれている人間や同じくらいの歳の人間だ。しかもほとんどの猫や人間は、ぼくの姿を見るなり叫び逃げかかってしまうのだ。そして人間達の間では、ぼくのことが噂になり夕方や夜に外出する人間が減っていった。ぼくは「ここにいてもかなこの情報は全然入ってこないし、最近はあの噂のせいで人通りも少なくなったしもうこの街から出て他の町で話を聞こう。」そう思い。ぼくは他の町に旅立った。次こそはかなこのが見つかれば、次こそはとそういう気持ちで次の街に向かった。その街で話が聞けなくなれば他の街へ、そこダメなら別の街へとぼくは色々な街を点々として何年も何年も旅をした、何度の争いや戦争を乗り越えてぼくは、今でも探している。そろそろ日が暮れるこの新しい街では、かなこの情報が見つかるだろうか?それともうもうかなこは、、そんなはずはずはないいなくなる前かなこは言ったじゃないか「また会おうね!」と。かなこは今も迷子になっているだけだ、不安に違いない自分の知らない土地で知らないものに囲まれて、すぐに見つけてあげないと。待っててねぼくの可愛い恋人さん。
いかがでしたでしょうか。もっと直せたとこや深掘りできたところもあるのでしょうが、疲れたのでやめます。付け足しするとかなこは、夏菜子と書きます。そして猫又さんが人間になった時尻尾以外にも猫ぽいところが残っています。耳も少しとんがっていて、目は猫みたいに光りますでも猫又さんはほとんど目を細めているからあまり目立っていません。ここまでご閲覧誠にありがとございました。また投稿するかわかりませんが、まあ多分投稿しても一年とかそんぐらいかかると思います。それではさようなら。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!