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彼女の秘部は、自由になった右手で少し触ってやると、たちまち潤いを取り戻した。
「は……ああ……」
おそらくは生まれて初めて他人から与えられるのであろう刺激に、彼女が悶える。
指を折り曲げ、彼女のスポットを探る。
腰がビクンと痙攣した。
ここか。
そこをひっかくように刺激してやると、彼女は顎を上げ、全身をブルルッと震わせた。
驚いたことに軽く達したらしい。
「早いって」
笑うと彼女は肩で息をしながら、俺を艶っぽい目で見つめた。
その陶酔しきった目に、一瞬、迷いが生じる。
――ダメだ。考えるな。
俺は彼女の臀部に手を回すと、自分の股間を軽く浮かせた。
「今度は俺も協力するから―――」
彼女は俺を見つめ、頷いた。
再び腰を上げた彼女の臀部を支える。
自分の腰を前に出し、入りやすい角度を探る。
入り口にソレを宛がうと、彼女は小さく「あっ」と声を出した。
臀部を掴みながらゆっくり彼女の身体を下ろしていく。
信じられないほど熱くなった彼女の中に俺のソレが飲み込まれていく。
「………ああっ」
彼女が俺に抱き着いてくる。
「―――痛い?」
優しく聞くと、彼女は首を横に振った。
根元まで飲み込むと、彼女はこちらを見つめた。
「気持ち……よすぎる……」
「ふっ」
俺は思わず笑った。
「上等だ……」
言いながら背中に腕を回し、俺は動き始めた。
下手したら俺よりも体重がある彼女が、本当に俺の上に乗ってしまっては動けないため、彼女はマットレスの上に膝をつき僅かに腰を浮かしてくれていた。
その間で俺が腰を上下に動かす。
そのたびに俺の背中に回された彼女の腕にビクンビクンと脈立つように力が入る。
ともすれば肩甲骨が折れそうなその強さに、俺は内心ゾッとした。
なんだこの力は。
レスリングというのは人をゴリラにでも変えるスポーツなのか。
今となっては成り行きとは言え、武器を手にできて良かったと思う。
俺は左手が繋がれている柵を、逆手で掴んだ。
よし。ちゃんと五本の指で掴める。
あとは―――
アテナを見上げる。
彼女を絶頂に導くだけだ。
柵を掴んだ左手でバランスを取りながら、右手は彼女の胸に回した。
スポーツブラの上からその小ぶりな乳房を包む。
「……あ……」
嫌ではないらしい。
その先端を探し当てるように優しく指を滑らせる。
「ん……」
中央が丸いボタンのようにたちまち硬くなる。
それを中指の先端で転がすと、
「んん……ああ……」
甘い声が漏れ出してきた。
俺はスポーツブラを一気にたくし上げた。
「――あ……」
彼女が慌てて手で俺の目を覆う。
「見ないで……小さいから……」
俺はふっと笑うと、
「見せて―――」
言いながら優しく彼女の手を取った。
そして、羞恥心に俯く彼女の乳房を触りながら眺めた。
「―――綺麗だよ」
言いながらその頬にキスをする。
「―――嘘」
「嘘じゃない」
そう。
彼女は若く、鍛え抜かれたその体は、美しかった。
――殺すには、惜しいほどに。
そのまま唇を移動させ、またキスを重ねる。
右手で乳房を掴み、弄びながら先端を刺激する。
腰を水車のように弧を描きながら抽送する。
「………!…………!」
唇を噛み舌を吸いあげる。
胸の先端をグリグリとつねる。
強弱を付けながら音がなるほど腰を突き上げる。
「…………!!…………!!」
彼女の喘ぎ声さえ吸い尽くす。
俺は貪るようにアテナを喰らった。
――もう少しだ。
思考も、
とっさの判断力も、
強靭な身体も
全て吸い尽くして、
骨抜きにしてやる。
彼女の腰が震える。
背中に血がにじむほど指が肌に食い込んでくる。
中が、締まる――。
彼女は肩をすくませながら、達した。