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[研究者]可哀想に…(笑)
嘲笑うように言う研究者,彼を実験体37は睨ん
だ。
〝死ねないのは研究者のせいなのに
もっと、もっと抵抗する力があったら……〟
彼女はそう深く後悔した。
彼女が死ねないのは,
研究所が開発した,【不死薬No.01】
という物を研究者は彼女に飲ませたからだ
不死薬は初開発の物で,その実験も兼ねて
彼女に飲ませた。
実験は今のところ成功、とされている
この薬には副作用があった。
記憶が欠けていくのだ、
完成したパズルが 実験体37の人生だとすれば
元のどんどんピースが欠けていく
その代わりそのスペースを埋めるように
現在進行形で生きている記憶のピースが
ハマっていくのだ
今を生きている代わりに過去を忘れる
人間でもその様な現象は起きるが
彼女はそれよりも早いスピードで忘れていく
本当は不死薬No.01と言う名前を覚えていたはずなのだ。
研究者が飲ませる前にしっかりと
〝不死薬No.01使用します〟
と言ったのだから。
なのに知らないと言うことは副作用が効いているという証拠
今では元の名前も知らない___
[研究者]よし、今日の実験は終わりだ
[実験体37]…
[研究者]あぁ、そうだ君はすっかり我が研究所の スーパースターだ、
研究長も期待していた。
それでな。?今日から実験体37と言う名前から
【アステル・アムブロシア】となる
[実験体37]え…?い、いいんですか?
彼女は思ってもみなかった。
まさか、名前が変わるなんて、 囚人のような
扱いから少し解放された気がして
先程の痛みを忘れ、本当なのか聞いた
[研究者]あぁ、しっかり覚えるんだぞ
信じられなかった。まさか本当だったとは
その日彼女はいつもよりも元の部屋へ移動する時間が早かった。