うるせぇ

⚠️

・nmmn

・青桃、赤水、白黒

・エセ関西弁

・パクリ、通報等禁止

・似ている作品があっても決してパクリではありません！

「ただいまぁ」

仕事を終えて帰宅すると、家にはメンバーが全員集結していた

「お、ないこおかえり！」

1番先に反応してくれたアニキの声でみんなこっちを振り向く

「あ！ないこたぁん、おかえり！！」

さっきまでほとけっちと喧嘩していたまろが凄い勢いで飛びついてくる

「うぉっ、マジで危ないから勢い気をつけろって！」

「ないこのこと好きなんだもん、しょうがないやん」

いや、知らんよ

「ねー、ないちゃん！さっきねいふくんが僕の頭に拳骨してきたんだよ！？ひどくない！」

「それはいむくんが煽ってたからやろ。てかないちゃん、眠いんやけどベット借りていい？」

「まりょもねる！」

「りうらぽたむしたい」

「ないこ、一緒に筋トレせぇへん？」

「…お前らうるせぇぇぇ！！！！」

帰ってきた途端に眠いだのぽたむしたいだの言われて、俺は抱きついて離れないまろを引き剥がしながらお決まりの台詞を叫んだ

「ないちゃんが1番うるさいわ」

しょうちゃんがツッコミを入れる。

いや、それは否定できませんけども

「てか眠すぎて帰れないから泊まっていい？」

は？何言ってんだこの兎

「あ、りうらも泊まりたい！」

「りうちゃんが泊まるなら僕も！」

「じゃあ俺も」

「まろも！」

え、OKしてないよね？

え？え？どゆこと？

「じゃあ寝る場所どーする？」

「僕りうちゃんのと一緒がいい！」

「僕は悠くんとがいいな」

「じゃあ白黒はソファーで、まろとないこたんはベットね！りういむは…床でいい？」

「嫌だよ！」

なんかもう寝る場所まで決まってやがる

てかなんで俺がまろと寝ることになってんの？

嫌じゃないけど、俺の意見は？？？

「ないこ放心状態だけど、大丈夫か？w」

俺の様子に気づいたアニキが声をかけてくる

「大丈夫なわけないよぉ、勝手に色々決められてんだから」

「だろうな」

アニキと会話していると、どうやら4人の中で話がまとまったらしい

「みんなベットがいいって言うから全員でベットになることになったけど、それでいいよね？」

「は！？全員で寝るの！？あのベットに！？」

「うん」

いくら広いとはいえ流石に成人男性6人は無理だろ

「寝れんの？」

「多分！」

ほとけっちの多分は信用できないんよ

「まぁ、その時はその時としてお風呂入ってくるから。ないちゃん、服借りるな！」

馬鹿兎が風呂場へ向かっていった

マジかよ、アイツ

---

「んん〜！僕もう眠いから寝ようよぉ〜」

全員が風呂に入り終わって、ゲームをしていると今すぐにでも寝そうなほとけっちが声を上げた

「確かにな、もう日付変わってるし」

「じゃあないこたんのベットにGO！」

全員で寝室へと走っていった

「ね、本当にみんなで寝るの？」

流石に無理だろ、ここに全員は。

寝れたとしても寝てる間にベッドから落っこちてるやつ1人はいるだろ

「大丈夫だって！おやすみ！」

ほとけっちがベットにダイブする

それに続いてりうら、初兎、アニキが飛び込んでいく

流石にもう無理じゃね？？

もう人が乗れるスペースなど残っていなかった

「もういいや、俺とまろソファーで寝るから4人はここで寝て」

「えぇ？ソファーで寝んの？」

不満そうな顔をするまろ

「嫌なの？」

すこーし上目遣いで言うと、まろは

「嫌じゃないです。むしろ大歓迎」

即答した

ちょろいな

「じゃあおやすみ〜」

4人に声をかけて部屋を出た

「ねぇまろ、そこから毛布とってくれない？」

「はい」

「ありがと〜」

まろに抱きしめられながらソファーに横たわり、毛布をかける

電気を消して、瞼を閉じると寝室から騒がしい声が聞こえてきた

「うるさいなぁ…」

「寝れないの？」

俺の独り言に、まだ起きていたまろが反応する

「そこまでではないけど…」

「ぎゃはははははっ！しょうちゃんのばーか！」

「あぁん！？誰が馬鹿やこのアホ！！」

「今寝れそうだったのに、お前らうるさいねん！」

「りうら今日疲れてんの！！」

マジでうるさいじゃん

「まろ、ちょっと待ってて」

俺はまろの腕をすり抜けて寝室へ向かった

ドア越しに聞こえてくる騒音

ドアを開けて腹から叫んだ

「お前らうるせぇぇぇ！！！！」

ﾊﾞﾝｯとわざと乱暴にドアを閉めてまろの元へ戻っていった

「ないこの声やばw」

戻ってくると笑いながらこっちに両手を広げるまろがいた

「うるせぇよ馬鹿」

そう言いながらもまろの腕の中に入る

「ん〜、ないこたんいい匂いするっ」

「そう？」

「まろこの匂いすき〜」

そう言いながら俺の体に顔を擦り付けた

「まぁ、匂いだけじゃなくて、ないこたんが大好きなんだけどね」

「…うるせぇ⸝⸝⸝⸝」

end

最後まで読んでくださりありがとうございます

誤字脱字があったらすみません！

それではまた次回！