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いつから、君に恋心を持ったのだろう。
入学して間もないころ、人と関わるのが苦手なだったため、友達もおらず、毎日一人で過ごしていた。
だがそんな時、話かけてくれたのが、君だった。
髪で目が隠れていて、優しい口調だった。初見では、あんな性格だとは、一ミリも思わなかった。
どう話せば良いかわからなかった。ここにきてから、ほぼ一言も発していないため、声も出にくかった。
そうやってしどろもどろになっていると、その時の君は少し笑顔が引き攣っていた。
_ああ、怒らせてしまった。 せっかく話かけてくれたのに、気分を害してしまった。
自分は黙り込んでしまった。そしたら君はこう言った。
_遅っせぇな、ちゃんと考えて喋れよ。 急に人が変わったかのような口ぶりになり自分が幻覚を見ているような気分になった。
でもなぜか、怖いとは思わなかった。
君が気になり始めたのは、多分この時ぐらいのことだろう。
自分と君が対戦することになった時、自分は不安な気持ちに飲み込まれそうだった。
でも対戦を始めると、思った以上に楽しかった。君の血色解放には驚くほど気分が上がった。
自分と戦っている気分になったり、どこにいるかわからなくなったり。
結果は引き分け。でも、勝敗なんてどうでも良かった。君と戦うのが、とても楽しかったから。
戦闘部隊で一緒になったのは、運命だと思った
一緒に戦っていくうちに、仲良くなっていった気がした。君の隣にいたいと思うようになっていた。
一緒に死闘を繰り広げて、どんどんと怖くなっていった。 君が殺されたらどうしよう、と
そして今、この時、僕は君に言うよ、自分の気持ちを。