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第3話:集められた場所
そのとき、上から何かが落ちてきた。
槍を持った人物は、音も立てずに地面へ着地する。
見覚えがある。
その予感は、すぐ当たった。
「こんにちは、キルさん。あなたがいちばん最後に起きましたね。」
槍を肩に預けたまま、イズホは静かに言った。
「…あぁ。そうみたいだな」
「戸惑っている方もいます。ですが、今のところ争いは起きていません」
「……状況は?」
「分かっていることは少ないです。ただ__」
イズホは周囲を一度見回し、声を落とす。
「ここは、全員が”集められた”場所だということ」
「……理由は」
「まだ不明です。ですが、平和に終わらせたい。私はそのために動きます。」
その言葉に、俺は短く息を吐いた。
「……俺も、無駄は嫌いだ__。」