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フォローしました! わぁー!クオリティ高すぎる! これは続きが、気になるー! ここなってぃん♪。.:*・゜♪
ふぉえ?アンテ好き最高です。
日が沈む頃にまた会おう
僕はいらない子、いてはいけない子、だからかな、皆からはいじめられる。だから楽しいと思ったり、嬉しいと思ったりすることがない。
だけど、一つだけ楽しいと思うことがある。
それは、夜に皆が寝ている間に「あの子」
に合うこと。 あの子はとっても優しいし面白い話を沢山してくれる。あの子と会ったきっかけは、
僕が皆にいじめられて、すべてが嫌になった時に、晴れた日に村の近くにある野原の所で夜空に浮いている沢山の星を見ていた時。
誰もいないと思い、野原の草の上に寝そべって星を見ていたら、急に後ろから
「そこでなにしてるの?」
って聞かれてびっくりしてあわてて後ろを振り向いたら、黄緑色の服に黄色いよこじまの線がかいてある長袖の服を着ていて、茶色い髪色のショートヘアの女の子がいた。
その女の子がした質問に僕は
「星を見てたんだ。」
そう答えると女の子は笑顔で
「君も星を見に来ていたんだね!」
と答えた。そう言うとその女の子が僕の隣に座って「ねぇ、私達友達にならない?」
と聞いてきた。いままで友達がいなかった僕に初めて友達にならないかと聞いてきた女の子。
僕は嬉しくなって
「うん!」
と答えた。
「やったぁ!あと、自己紹介がまだだったね。」
「私はキャラ。好きな物はチョコレート、好きなことは星を見ることだよ!」
「僕はサンズ。好きなことはキャラちゃんと同じで星を見ることだよ。キャラちゃん、これからよろしくね!」
「うん!よろしく!あと、キャラでいいよ。キャラちゃんはちょっと恥ずかしいから。」
「わかった!よろしくね、キャラ!」
それから僕とキャラは、晴れた夜の日には毎日会った。
皆にいじめられるのはつらいけど、キャラと話すことでつらさは和らいでいった。
そして、自分が前よりも感情豊かになっていると
自分でも実感した。
それから何日、何週間、何ヵ月と月日は流れた。
これからもずっとこんな日々が来ると思っていた。いつかは終わりが来ると分かっていたのに。