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猫化の太宰

猫化の太宰

「猫化の太宰」のメインビジュアル

6

第6話 新たな日常(期限有)

♥

111

2023年11月24日

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皆様お目にかかりますぬ!プーメルですぬ🐏

自身で言うのもなんですが、私にして珍しい安定してる投稿ですなぁ🐏

そうだと思いません??思いますぬよね!

おおぅ、行けない行けない…話逸れますぬわ🐏💦

誤字脱字の四字熟語が似合う私ですので、出来れば暖かい目でお願いしますぬ(((

漢字の使い分け、日本語が危ういですぬ。何度か読み直さないと理解し難いとこもあるかもですぬが、頑張って下さいぬ🐏👍 ̖́-‬


では!行ってらっしゃいませーヌァ🐏





私、太宰治は今、ポートマフィアの首領で在る森さんの膝に乗せられ撫でられています。

(何故こう成ったのだろうか…)

太宰は森に撫でられ乍ら、そう思う。

傍らには姐さんが微笑み乍らカメラのシャッターを連打し、芥川君は…何故吐血しているのかは知らないが床に倒れ込んでるし、中也は中也で、…之は笑ってるな…(解せぬ)


取り敢えず事の経緯を説明しよう。

ついでに頭の中を整理したい

あの日、探偵社とポートマフィアでガートと云う、ヨコハマに何かもたらそうとしている組織の情報交換をした。

探偵社側はガートの新たな情報を、一方でマフィアはそのモデルケース…太宰をみたい、と云う条件の中その話し合いが行われた。

まぁ其れも無事なのかは明白では無いが、屹度そうだろう。無事事なきを得て終了。

の筈だったのに……

何故かポートマフィアに引き取られた。


否矢ッ張り可笑しい!何で私此方に来てるの?!

あーもう考えるだけで無駄だ。

何方にせよポートマフィアに在住(期限有)なのだし、大丈夫だろう。多分。

「にしても愛いいのう」

カメラをパシャパシャ、シャッターを切りながらそう云い、微笑む紅葉を見て太宰は思った。

(私、姐さんに撫でられたい)

全身全霊の懇願である。

だってそうでしょ!こんな頭のネジ何本も外れた人よりも (失礼) 姐さんみたいな華麗な人に撫でらたい…

あぁ、憂鬱。て云うか、芥川君は何時まで気絶してる気なの?誰も見やしないじゃん。

可哀想だねほんと(棒)

中也も中也で其の儘酸欠で一生寝てれば良いのに…笑いすぎなのだよ!

「太宰君ったら何処か不服そうだねぇ」

「にゃぁ…」(お陰様でね)

「此処に居るのが不満なんじゃねーの?なぁ、太宰」

中也は漸く落ち着いたのか、数歩近寄り私を見詰め乍らそう云う。それに対して私は少し苛っときた。

何故私の気持ちが理解出来ているのか!!気色悪いにも程があるよ…うげぇ。

「それ以前に鴎外殿と会う前から厭だったんじゃないのかのう?」

カメラを懐に仕舞い、太宰の様子を伺いながらそう云う紅葉に太宰は先程とは一変、一際明るい声で鳴く。

「みゃぁ!」(流石姐さん…判ってる!)

「中りじゃのう」

着物の裾を口に隠し乍ら、うふふと微笑む紅葉とは反対に森は撫でる手を辞め、判りやすくガクッと肩を落とした。

「とほほ…、其れは悲しいよ太宰君〜折角君を迎える準備等色々と用意していたのに、そんな冷たくされたら…ってあれ、居ないッッッ?!」

「太宰なら此方に居るぞ」

「え”っ何時の間に…」

「お主が肩を落としたタイミングで逃げてきたようだのう。なぁ太宰」

何時の間にか紅葉の膝の元に場所移動という名の避難をしていた太宰は、紅葉に撫でられ、猫特有のゴロゴロと喉を鳴らしていた。

「凄いリラックスしてんなぁ」

「尊い……、中原さん妬んでます?」

「あ”ぁん?!んなわけねーだろ」

「…僕から見たらそう見えたので、つい」

「そうかよ…って云うかついって何だよついって!」

太宰を見守っていた中也と何時の間にか復活していた芥川は森、太宰、紅葉を他所にそんな会話をしていた。



━━━━━━━━━━━━━━━



ポートマフィア本部の静かな廊下に一人と一匹の声が響いていた。



「みゃ〜…」(おーろーしーて)

「馬鹿野郎、!暴れんじゃねーよ」


ポートマフィア幹部の中原中也に抱き抱えられた猫の太宰であった。


んふふ、何故今こう成ってるかって?

そりゃ私が聴きたい 、 聴きたいね!!




数時間前____。


「こうして太宰と戯れているのも佳いが、私らは未だやることが残っておるぞ」

そんな紅葉の言葉にその場に居た (太宰除) 全員、ハッと我に返る。

そう、先程迄悠々とした時間を過ごしていたが、暇なのかと問わればそうでない。

裏を仕切る者としてやる事は色々とある。色々と。

「本当はもう少し太宰君と一緒に居たかったのに、残念だ」

「みゃァ」(私は嬉しいですけどねえ)

太宰は尻尾を左右に振りながらそう一声鳴く。

不意に森がうーんと唸る。そんな森に紅葉が疑問を抱く。

「おや、どうかしたかえ?」

「いや、ね?その間太宰を如何しようかと……誰が太宰君の世話を…」

「其れなら中也が妥当じゃないかのう、そうは思わんかえ?中也」

紅葉は中也に顔を向けながらそう伺う。唐突な事に中原は唖然とする。驚愕の故に開いた口が塞がらない。

「は、え… 、ッいやいや無いですよ!と云うか何故俺が此奴を…!」

そんな中原の言葉に続き芥川も参戦する。

「そうです納得がいきません!何故この僕でなく中原さんを!?中原さんは忙しいし太宰さんを養うと成ったら少々手荒くなってしまうのでは!」

「おいそりゃどう云う事だ芥川ぁ…!」

(ぷぷぷ、中也ったら芥川君にも舐められてるの…見世物だねぇ。まあでも芥川君も一理有る…中也ったら暴君だし、)

芥川の云い文の中に中原の癪に障るものが有ったのか、それに対して中原は顬に血管を浮かばせ、今にでも殴って来そうな勢いで芥川に挙動する。

そんな様子を遠目で見て居た太宰は、のほほんとし乍らも、元相棒を罵る。

暫くの間、二人の云い合いが開始された。

まるで度の低い痴話喧嘩のようだと太宰は遠い目でそう思いつつ、毛繕いでもし乍ら静かに見守っていた。

が、幾ら経っても埒が明かないと判断したのは紅葉、太宰、森の三人の誰だろうか。否、若しかしたら皆同じ拍子でそう思ったのかも知れない。

紅葉は一つ咳払いをし、口を開く。

「まぁ私が指名したのに芥川、お主は不服らしいが、判ってくれんかのう。なに故、折角の機会、こうして偶には二人での時間も与えたいんじゃ、其れでも何か不満はあるかえ?」

芥川は紅葉のその言葉にグッと下唇を噛むも、次にはいいえ、と返事し言葉を紡ぐ。

「尾崎幹部の通りでした…。確かにそうです、僕は少々荒くなっておりました、太宰さんの世話は中原さんに託します。ですが僕も太宰さんと偶には御一緒に居たい!」

意気満々と云い、黒い瞳の中にハイライトが入る芥川に太宰は気付く。

(君はどれだけ私に執着してるの…流石に引くな…)

芥川の意思を聴いていた太宰は背筋に戦慄が走ったのを覚えた。

「いや、別に俺が此奴の世話をしても善いですが、宜しいんですか?」

「なーに私も紅葉君には賛同するよ

て云う事だから、中也君、頼んだよ」

満面の笑みでそう云いながら中原に向かって手を振る。


━━━━━━━━━━━━━━━


___今、中原に抱き抱え身動き一つ取れない太宰は今度こそ考えるのを辞めた。太宰が猫に成った、否、された時からここ迄の出来事に太宰はずっと流されて来た。その身を体験して何を云うにも、無駄だと悟った。

(と云うか、言葉が通じない時点でもう無理か)

この先の不安を感じながら猫である今でもはぁと溜息をする。


__然して、心の何処かに何か嫌な予感が感じられ、胸騒ぎがするのは思い込みだと云い聞かせる。


━━━━━━━━━━━━━━━


おかえりなさいですぬー🐏✨

いやー、キャラがイマイチ掴めてないのが見てお分かりですぬね🐏🌀

呼び名とか難しいですぬわぁ🐏😇

これからもっと上達していけば良いと言うより、していきますぬ🐏💪

あ、あと!

フォロワー様230人ありがとうございますぬ🐏💕


…え?今は229人だって?ノンノン🐏👆

230人いったんで実質230人ですぬ🐏

ていうことですので、ありがとうございますぬ🐏💕

次回もお楽しみにぬ🐏❕

では!

グッッッッッドバイィィヌッ!

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