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『 飴の様に甘く , ベタついた俺の青春 . 』
⚠︎
* fukz
* 年齢操作有り
* タヒネタ
* 口調迷子
* 誤字脱字
* 15®︎
▶︎▶︎s t a r t .
fu視点
俺の青春が始まったのはこの頃だった .
fu「 俺は日々を過ごして行く内にあなたの内面や笑顔に惹かれていきました . 」
fu「 kz彡 , 俺と付き合ってください . 」
kz「 , , 」
緊張からか慣れない呼び方をしてしまった .
kzがどんな顔をしているのかはあまり見たくなかった . 想像するのも嫌だった .
暫く経っても返事が来ないのでもしかしたら引かれたのでは ?
なんてマイナス思考に陥る .
同性愛なんて , そうだよな .
胸が張り裂けそうになるとはこの事なのか , とにかく息が苦しくて胸が痛い . この時だけは時間が過ぎるのが遅く感じた .
そんな思いしてまでも告白したのは自分の気持ちに区切りをつけておきたかったからだ .
大きく育ってしまった恋心はお世辞でも綺麗とは言えないぐらい醜い物となってしまっていたのだから . こんなの早く捨てないと .
この気持ちに早めに区切りをつけなければ .
この空気に耐えきれなくなった俺は 急いでなかった事にしようと取り消そうと思ったその時に返事は来た .
kz「 よろしく , , // 」
fu「 へっ , , ! ? 」
あまりの返事に変な声が出たと同時に反射的に顔を上げた .
そこには俺の想像していたkzの姿はなく , 代わりに頬を赤らめていた君がいた .
俺はと言うと 喜びよりも先に驚きが勝ち , 暫し止まってしまっていた .
kz「 ぇ , , fu ? 」
fu「 , , ぇ , あぁ , どうした , 」
kz「 こっちのセリフだよ . 」
fu「 あぁ , ごめんごめん . 」
また少しの沈黙が続く . 俺はkzと付き合えた事で頭がいっぱいでどう話しかけるなど考えれる筈もなかった .
だからか働いてくれない頭を頑張って回転させ出た言葉はあまりにも気の抜けた物となってしまった .
fu「 俺 , , kzと付き合えたんだ , ぁ , , 」
俺の安堵が混じった言葉に君は笑った .
kz「 実感湧かない , ? w 」
fu「 うん 」
好きな人と付き合えた時 , 意外にも喜びは来ないものだと俺は知った .
今は肩の力が抜けた様な , kzに引かれなかった安堵が俺を包み込んだ . それはとてもあったかくて , 心地の良いものだった .
もう少しこの暖かさに浸っていたい .
kz「 そろそろ帰ろ , ? 」
kz「 もう日が暮れて来てるしさ , 」
kzに言われて外を見ると窓から漏れ出るオレンジ色の光が見えた .
fu「 そうだな , 」
軽く返事をし , 俺らは家へと歩を進めた .
帰り道の会話は今さっき付き合ったとは思えないほどのいつも通りの会話となっていた .
それがとても幸せで , 幸せで仕方なかった .
急に態度を変えられないと言うのはこんなにも嬉しい事なのだ と俺は思った .
fu「 じゃ , また明日 ! 」
kz「 また明日 , 」
君の穏やかな笑顔が夕日に照らされてまた心臓が どくっどくっ とうるさい .
何故だか顔も熱くなってきた .
俺はこれの止め方を知らない . いや , 止める事が出来ないのを知っている .
家に帰ってからもkzの事で頭がいっぱいだった .
母「 あら , fuぼーっとしてどうしたの ? 」
fu「 な , なんでもないっ ! 」
絶対にお母さんには言えない . 言えたものじゃない . 自分が同性愛であることすら言えてないのに . それに , ,
母「 そう ? 」
母「 あ , そういえば , , 」
母「 テストがあったのよね . もう返された ? 」
fu「 , , うん 」
母「 見せて ? 」
fu「 はい , 」
嗚呼 . 幸せでいっぱいだった時間はすぐに終わってしまう . 心臓を刺された気分だ .
母「 なに ? この 点数 ? 」
母さんはテストを見ると目が変わる .
優しく愛情に溢れていた目から冷たく俺を刺してくる様な視線へと変わってしまう .
fu「 で , でも全教科90点代だよ , ? 」
母「 ギリギリじゃない . 」
声のトーンだってまるで ‘ 別人 ’ の様なぐらいに変わってしまうんだ .
母「 罰として今日はご飯なしね ? 」
母「 fu ? 返事は ? 」
fu「 , , はい 」
あーあ , 今日ご飯なしかぁ , w どうしよ .
寝たら空腹紛らわせるかな ? でも勉強しなきゃだし . 考えんの面倒くさくなってきた .
はー , つら .
同じ思考がぐるぐるしている . もう考えたくない . なんて思っても考えるのをやめてくれない頭の中 .
父さん帰って来てよ . 無理か . w
fu「 おはよー ! 」
syu「 今日はいつもより早いね ? 」
fu「 俺だって早く来る時あるわ ! w 」
家には機嫌が悪い母さんがいる . 心が詰まる様な雰囲気が漂った場所から少しでも早く逃げ出したかった . それだけなんだよ .
rm「 おはよー ごさいまーす . 」
kz「 あ , 来た . 」
突然俺のお腹がぐぅ〜っと鳴る .
rm「 fu彡 ? w 」
fu「 これはっ , , / / 」
fu「 朝食べてないから鳴っただけだし , 」
syu「 また忘れたの ? 」
fu「 いや寝坊した . 」
と適当な嘘をついた .
寝坊なんかしていない . なんなら今日は空腹感で早く起きてしまっていた .
kz「 そっか , 」
よくよく考えてみたら矛盾してないか ? 俺 .
早く来たのに寝坊したって , ,
まぁ , いっか . 細かい事を考えるのは面倒くさいので触れないで置こう .
きーんこーんかーんこーん
気づいたらもう帰りのチャイムが学校中に響き渡る . そこにrmが居たので一緒に帰ろうと誘ってみる .
案の定ではあるが , okをもらった .
少し日の暮れた帰り道は朝の時とは少し違って見える . なんとも言えない美しさの夕日に見惚れながら歩きを進めた .
rm「 え , kzに告ったんだよな ? 」
fu「 うん , 」
rm「 どうだったんだよ , 」
fu「 なんと , , 付き合えました ! 」
rm「 おぉ 〜 ! ! おめでとう , 」
rm「 これで俺はお前の惚気話に付き合わされる事はなくなるんだな ! 」
fu「 , , これからもよろしくな ! 」
rm「 はぁ ! ? 」
rmは幼馴染で長い付き合いだった . 口は悪いものの根は優しく人の事を気にかけてくれる奴だ .
あいつなら , , と思い 同性愛である事を勇気を持って相談した所からよく話すようになった .
rm「 , , 大丈夫なのか ? 」
真面目なトーン . 自然と背筋が張る .
fu「 え , ? なにが , w 」
rm「 , , 親の事 」
fu「 . . 」
近くに居ただけあるよな . わかっちゃうか
rm「 ただの幼馴染が人の家庭事情に突っ込むのは違うとは思うけどさ , 」
rm「 俺は ッ , , 」
fu「 どうすれば良いんだろうな , w 」
rm「 ッ ッ , , ! 」
rm「 俺は ッ , 心配だよ , fuが壊れちゃうんじゃないかって ッ 」
fu「 , , 俺は大丈夫だよ 」
rm「 , , なんかあったら相談しろよ . 」
fu「 家ここだから , じゃあな . 」
あえて返事はしなかった .
どんなに辛くても , もう相談出来ないんだよ
息がしずらくなっていくのを感じる . ドアを開けたくないなぁ , , ッ
それから何十日もの時間が経った .
最近俺には悩み事がある . だから今なうでrmの家にいます .
fu「 kzとそーゆーこと何も出来てない ! ! 」
rm「 , , は ? 」
fu「 は ? って酷くない ! ? 」
rm「 そんな事かよ , , 」
fu「 これでも真剣な悩みなんだけどね ! ? 」
rm「 , , 放課後家で遊ぶって約束してヤれば良いんじゃね ? 」
fu「 ヤ , ヤるっ ! ? 」
rm「 え , どこまでいってんの ? 」
fu「 きすした事ない , , 」
rm「 え , , はぁ ? 」
fu「 いつも はぐ とか手をつなぐぐらいでこの先に進めなくて , , 」
fu「 どうすれば良いんだよぉ , , 教えてくれよぉ , , 」
rm「 そんなん気合いに決まってんだろ . 」
fu「 へ , . ? 」
rm「 まぁ , 背中は押してやるよ . 」
rm「 スマホ貸せ 」
fu「 お , おう , , ? 」
rm「 ほらよ , 」
スマホを返され画面を見てみると , 二日後の放課後kzの家で遊ぶ事になっていた .
fu「 え , え “ ぇ 〜〜 ! ? ! ? 」
rm「 うるさい , 近所迷惑だわ , ばか 」
で今俺はkzの家にいるんですけどねー .
ははは . どうしよう . 覚悟を決めてやるしかないか , , ! ? ここで漢気見せなくてどうするfu ! !
kz「 今日なんのゲームやる ? 」
fu「 え , あぁ , , そうだなぁ , , マイクラとかは ? 」
kz「 良いじゃん , やろうぜ , 」
普通にゲーム楽しい .
いや言えなくね ? ぐっ , , ぅ ” ぅ “ 漢見せるんだ , , ! !
fu「 kz , あの , さ 」
kz「 なに ? 」
fu「 そーゆー事やろ ? / 」
fu「 た , 例えば きす とか , , 」
kz「 ぁ , , ぇ , / / / 」
告白した時よりも赤くなったその顔は ‘ 可愛い ’ この言葉に限るだろう .
kz「 いい , , けど , / / 」
fu「 じゃ , じゃあやるね , ? 」
kz「 うん , , / / 」
kzが目を閉じる . その顔を見ると何かくるものがある . ほんのり ぴんく のその唇 . 頬は赤く染まっていた . kzを見ていたら心臓が鷲掴みされたようにぎゅうっっとなる .
これ以上待たせてはkzに悪い為俺は覚悟を決める事にした .
自分の心臓の鼓動が聞こえる .
ちゅっ
リップ音が鳴る . kzの唇は柔らかく , ふにっと効果音が付くぐらいだった . 俺の恥ずかしさは最高潮に達する .
この後どうすれば良いのかもネットで調べて来たのに頭が真っ白になって全部忘れた .
kz「 んっ , , ふっぅ , , ん 」
fu「 ん , , 」
kzの甘い声に釣られて声が出る .
なんだかいけない事をしてしまっているみたいで更に顔が熱くなるのを感じる .
唇を離す .
とろんとした君の顔は俺にとっては心地良く幸せな物だった , 君が居れば俺はどんな事も耐えれる気がしたんだ .
そのぐらい俺にとってkzは大切な存在で , 依存してしまう様な存在になった .
そんな幸せな気持ちを覆すかの様に出てくる嫌な考え .
「 また置いてかれたらどうする ? 」
うるさい ッ , うるさい ッ ッ
黙れよ . 幸せな時間を邪魔するなよ .
もうやめてよ .
俺は幸せな時間を過ごしたいだけなんだよ .
kz「 fuっ ! ! 」
fu「 え , , っ ? 」
kz「 いや . ぼーっとしてたから , , 」
fu「 あぁ . ごめん , ごめん 」
fu「 kzの事考えてたらぼーっとしてた , 」
kz「 そ , , / / 」
あ , 時間やばくないか .
fu「 ごめんkz , 」
fu「 そろそろ帰らなきゃ , 」
kz「 もう暗いから気をつけてね , 」
fu「 わかってるよ w 」
fu「 じゃあな 〜 」
帰り道 . 家へ帰りたくない . 足が重い .
早く帰らないと母さんが帰って来ちゃうのに
そう思いながら歩いているとコンビニが目につく . あそこで飴を買って行こう .
どうせ行っても行かなくても間に合わないのだから別にもう良いだろう .
それか勉強に集中する為に飴を買いに行ったとでも嘘を吐いてしまおうか .
そうすれば母さんの怒りは軽減できるかもしれない . そうと決まればコンビニに入ろう .
何味にしようか .
俺はいちご味の飴の袋を持ってレジに並んでいた . いちご味なんてそんなに好きじゃないのに . kzの瞳の色に似ていた . ただそれだけで買ってしまっていた .
お財布から残り少ないお小遣いを使って買う飴は少し美味しそうに見えた .
自分があまりにも乙女すぎる行動をした事に気づき恥ずかしさを感じながら帰った .
家に帰ったら機嫌が悪かったからか怒られた . まさか勝手に家に出た理由すら聞いてくれなかったとは思わなかったが .
仕事で相当嫌な事があったのだろう .
何があっても俺はこの怒号を受け止めなければならない . だって母さんだって疲れてるのだから .
兄さん , 父さんが亡くなって母さんは精神的に参ってしまってるんだ .
それでも生活費を稼がないといけないからって身を削ってでも働いている内に母さんはどんどんおかしくなっていった .
それに元々気使える人だったからか更に負担かかったのだろう .
母さんは大きなストレスを感じると ‘ 別人 ’ になってしまう .
これ以上負担をかける訳にはいかないから俺が我慢しないと .
心がぽっかりと空いているのを何かで満たそうと飴をコロコロと口の中で転がす .
いちごの味は俺には甘すぎるようだ .
沢山買ってしまった事を今後悔してる .
四度目ぐらいのkzの家 . 最初より緊張感はなく , 楽しみがあった .
飴を出来るだけ減らす為今日は飴を持参していた . 食べすぎて虫歯になりそうで怖い .
kz「 なに食べてんの ? 」
fu「 んー ? 飴 . 」
kz「 何味 ? 」
fu「 いちご〜 , 」
fu「 沢山買いすぎて困ってるんだよね , , 」
fu「 食べてくれる人募集してる 」
kz「 じゃあ俺にもちょ〜だい , 」
fu「 はい , どーぞ . 」
kz「 ありがと 」
その後は普通に雑談をしていた .
fu「 kzめっちゃ飴食べてくれんじゃん 」
kz「 だめだった , ? 」
fu「 いや , 虫歯になっちゃわないかなって 」
kz「 だいじょ 〜 ぶ . 」
fu「 , , それ好き ? 」
kz「 ん 〜 , それもあるけど一番は , 」
fu「 一番は ? 」
一番なんかあるのか ?
kz「 , , 口が寂しいからかな ? / / 」
fu「 え . ? / / 」
不意打ちされた気分だ . それはずるい .
これはそう言う事だよな ?
きす したいって事だよな ?
fu「 それは , , して良いって事 ? / / 」
kz「 ぅん , / / 」
ちゅ , , っ
甘すぎる きす が交わされる .
互いの唇を何度か触れ合う . 熱は収まる事を知らなかった .
突然唇に湿った感覚を覚える .
kzの舌である事に気づいた . それを受け入れてるように口を開け絡ませて合う .
いちごの甘い味がする . これが俺の幸せの味
くちゅれろ , , ぐちゅっ
kz「 んふっぅ ” っ , , んん “ っ ふ 」
kzはもっとと言うように舌を絡ませてくるのが可愛いかったので少し悪戯をした .
ぐちゅっくちゅぢゅぅ ‘ っ
kz「 んぅ ” っっ ふ , , ん “ ん ” っ ! ? 」
卑猥な音が部屋に響く .
長い間唇を重ね合わせていたらしい . kzと居る時間はすぐに過ぎ去ってしまう .
日が経つごとにスキンシップやそ〜ゆ 〜 事が増えてくる .
「 身体だけしか求められてないんじゃないか ? 」
そんな訳ない . kzは俺の事を内面もしっかり見てくれてる .
「 でも愛してるなんて一度も言ってくれた事だってないじゃないか . 」
頭に響く俺の声 . 俺が幸せな時に限って出てくる . 正直言って鬱陶しい .
けど言ってる事は間違ってない .
kzが俺に愛してるって一度も言ってくれた事はないし好きとも言われた事はない .
kzは本当に , , ?
そんな事ない . 大丈夫 , 大丈夫 . .
今日は初デートの日 . kzにかっこいいと思われたくていつもとは違う格好で待ち合わせ場所に着く .
待ち合わせ場所にはkzが居た . 早く着いた筈だよな ? と思い時計を見ると約束の時間の10分前 . 安堵しつつkzに声をかける .
fu「 kz〜 ! ! 」
kz「 fu ! 」
fu「 ごめん , 待った ? 」
kz「 ん 〜 ん , 今来たところ , 」
fu「 そっか ! 」
fu「 じゃあ水族館早めだけど行く ? 」
kzからもらった水族館のチケット .
何やら親戚から二人分貰ったらしい .
kz「 行くか 〜 , 」
俺らは水族館へと着き , 魚を見て回った .
水族館は子供の声を除くと静かだった . この静かさが心地良く魚を見るのに集中出来た .
kzとは特に話す訳でもなく , お互いそれぞれ好きな様に鑑賞をしていた .
ゆったりと見ているとある魚が目に留まる .
〜 ° ミズクラゲ 〜
ふよふよと泳いでいる姿はなんとも言葉では言い表せないほど綺麗なものだ .
同時に儚くも見える . どこかに消えていってしまいそうな , 触れたら壊れてしまうような
まるでkzみたいだ . 儚く脆い君も , 兄さんや父さんみたいにまた居なくなってしまうのではないか ?
そうならない様に今度は守ってみせる .
そう自分に言い聞かせる .
ミズクラゲはふよふよと泳ぐ .
俺も何も考えずに自由に泳いでみたい . そんな事思ったとこで何かが変わるなんて事はないのにな .
kz「 fu ! 」
fu「 ! 」
kz「 そろそろ時間だからお土産買お ? 」
fu「 おっけー , 」
fu「 なぁ , せっかくならお揃いの買わない ? 」
kz「 良いじゃん , w 」
fu「 これとかどう ? 」
kz「 良いね , ! 」
kz「 あ , これは ? 」
買ったのはイルカのキーホルダー . 中に磁石があって , kzのとくっつけられるみたいな奴 .
今日はとても幸せな日だった .
このまま何事も起こらないと良いなと思う .
家の近くまで帰って来た時にそれは起きた .
人通りもあまりない道路だったが休みの日だからか少し人が多いように見えた .
この道はカーブが多い場所だった .
最近は年寄りが車で事故を起こしやすいとニュースでやってたから大丈夫かなと思いながら歩いていた .
kzは時間まずいんじゃない ? と言い , 少し先に行って俺の名前を呼んだ .
その時にkzの横からうっすらと光が見えた .
? 視点
ぐじゃっっ
鈍い音が鳴る . 自分の身体が車と外壁に挟まれ激痛が身体全体から走る .
周りからは悲鳴が飛び交う . 中には子供には見せまいと目を手で塞ぐ親もいた .
冷静な判断が出来る人が電話をかける .
車は俺を置いてどこかへ走り去ってしまう .
車が居なくなったから俺の姿が露わになる .俺の身体は普通では曲がらない方向に曲がってしまった手足が見えてしまう .
君に見せたくない醜い姿だった .
あまりの痛さに意識を手放してしまいたかったがそれは出来そうにない .
ここで意識を手放してしまったらもう君とは逢えなくなってしまうだろう .
嫌でも自分が助からない事ぐらいわかる .
自分に残された時間もう少ないなら , ないのだったら ,
好きな人と最後まで一緒に居たい .
最後の力を振り絞って声を出す .
fu「 ね ’ ぇ ッ’ , kz ッ ? 」
kz「 fu ッ ッ ! ! 無理してしゃべ ッ 」
fu「 最後 , , くらい “ ッ 喋らして ッ ? 」
ぼろぼろ と涙を溢す君の頬に流れる涙を拭う為に手を伸ばす .
kz「 最後なんてっ , , 言うなよぉ ッ ッ , ! 」
良かった .
俺ちゃんとkzに愛されてたんだ .
安心したのかkzにつられたのかはわからないが涙が出てきた .
fu「 kz , おれ , ッ 頑張ってた , よね ッ ?」
kz「 , , うん , うん ッ ッ 」
違う . こんな事言いたいんじゃない . 早くしないと時間が迫ってる .
fu「 ね , kz ッ 」
fu「 あ’い” , , して, ‘る よ ッ ッ ! 」
やっと言えた , っ !
心配させないように痛みに耐えながら頑張って笑顔を作る .
kz「 俺もだよっ , ばかぁっ , , ! 」
kz「 愛し “ てる ッ ッ あ ’ い “してるっっ 」
kz「 だから死ぬなよぉ ッ ッ , , ! 」
kz「 死なないでよぉっっ, , 」
kzの事置いていきたくないな .
色んな情景が浮かぶ . これが走馬灯って言うやつなのか .
息が上手く出来なくなっていく .
まだ , 君と話したい . まだ , , 生きたい .
生きたいか , , 最初はぼーっと生きてるだけだった . やりたい事も何もなくて . そんな時君に出会って恋をして . , ,
そう思えば俺kzに色んな事教えてもらったな
してもらった事ばっかなのに . 俺と居てkz幸せだったかな ? そんな事考えてももう俺はkzを幸せにする事なんて出来ない .
だから神様に最後のお願いをする .
kzのこれからの人生が幸せでありますように
そして意識がフェードアウトしていった .
kz視点
ある配信の質問コーナーにて .
rm「 人生を何かで例えるならkzは何にする ? 」
kz「 何かってむずくね ? w 」
kz「 そうだなぁ , , 」
kz「 俺の人生を何かで例えるならきっと俺は飴にすると思うな , 」
rm「 そっ , か ぁ , , ッ 」
rm「 , , ごめんな ッ . 」
kz「 俺が言い始めた事だからrmのせいじゃないよ , w 」
kz「 それにみんなのお陰で立ち直ったから , 」
💬< なんの話 ?
rm「 なんの話 ? , , ん 〜 身内ネタかな , 」
kz「 そーだね , 」
rm「 それじゃ 〜 次の質問 ! 」
俺の最愛の人へ
fuが居なくなってから色んな壁に当たったり仲間と衝突したり .
沢山の事がありました . それでも挫けずやっていけたのはfuのお陰だと思います . fuはいつだって俺を救ってくれました . 感謝してもし切れないぐらいです . いつも守ってくれて幸せにしてくれてありがとう ! !
fuのお陰で俺は今とても ‘ 幸せ ’ です !
kzより_ .
▶︎ ▶︎ happy end .
コメント
13件
あ、初コメ失礼ですっ! 書き方上手ですね! 親が目の前にいたのに泣いてしまいました………!あと、フォロー失礼です!
親となりの部屋にいるのにまじで泣きかけました🥲 いい話すぎる...
ス-……一旦墓建てて埋まってくるか… 悲しい…(現在脳が溶けてます)