みゆきちゃんの小説コンです!!
テーマ何にしようかずっと迷ってて全然書けなかった…😭😭
あとノベル下手くそなのでお手柔らかに…..()
⚠️注意⚠️
blです
中也×太宰
両片思い
文章がおかしい
短い
────強い日差しが吊り橋と海面に反射する。潮風がそよぎ、鷗が鳴き声をあげて飛んでいく。 遠くで清らかな鐘の鳴る音がしていた。
近代的な高層ビルと重厚な煉瓦造りの建物とが混在する
港湾都市・ヨコハマ。
重く伸し掛かるような空気の下で、武装探偵社員である太宰治は、ある人物を探していた。
太宰『…!』
───太宰の目線の先には光沢のある黒の長外套と、共布で誂えられた黒帽子。帽子の下には、癖のある長めの茶髪がのぞいている。
太宰『中也ぁ!!』
太宰が駆け寄る。
中也『ん…』
強引に抱き着かれた中也は、思わず吐息をもらす。
中也『んだよ、手前かよ』
太宰『私が来て嬉しくないのかい…?』
今にも泣きそうな顔で中也に問う。
中也『…..嬉しくないとは言ってねェだろ』
中也が照れた声で断言する。
太宰『ふふ、そっか…』
太宰は中也の言葉を鼻で笑った。けれど、何処か嬉しいような、そんな顔をしていた。
────風が吹きすさぶ中、
探偵社に一通の連絡が入ってきた。ポートマフィアの幹部一名が、ある異能力者に殺されかけたとのこと。
冷徹な声で語る福沢に、太宰が血相を変えて問いかける。
太宰『ポートマフィアの幹部ってまさか…….、』
──福沢は静かに頷いた。
コツ、コツ、コツ、コツ……..
甲高い靴音を響かせ、見慣れた執務室に足を運ぶ。
ガチャ…
『おや、太宰君が此処に来るなんて珍しいじゃないか。』
太宰『其れより中也は…ッ』
息切れして言葉を詰まらせる。
『…中也君なら医務室で静かに眠っているよ。』
太宰『…..!』
太宰は、急いで医務室に向かった。
『全く、二人共正直になれば良いものを…..』
ポートマフィアの首領である森鷗外は、誰にともなく呟いていた。
『中也…!!!!』
太宰が中也の名前を呼ぶ。
その呼び掛けに中也は答えない。
太宰『ちゅう、や….??』
幾度も、幾度も中也の名前を呼ぶ。
太宰『ねえ起きてよ、っ…!ちゅーや、ッちゅうやぁ!!…..ぅ、ッ…』
雲は無く、澄みきった夜空に浮かぶ月は、ただただ美しかった。
────どれほどの時間が経っただろうか。朝霧に濡れた虫の羽は黒くつやつやと輝いている。太宰は気づけば泣き疲れて、其のまま寝てしまっていた。
太宰『…あれ、私、何して…..』
はっきりと思い出そうとあせればあせるほど、つかみどころなくぼやけてゆく記憶に抗いながら、昨晩の出来事を思い出していた。
太宰『…!そうだ、中也は….っ』
やはり、中也は昨日と変わらない姿で静かに眠っている。
太宰『………….』
太宰が中也の頬に手を当てる。
一筋の雫が、再び零れ落ちた。
二人は柔らかな唇を重ね合わせ、甘い口づけを交わした。
もう諦めて帰ろうとした瞬間───
聞き覚えのあるしゃがれた声が、医務室に響き渡った。
中也『俺が寝てる間に接吻するとはな…いい度胸じゃねェか』
太宰が目を剥く。
太宰『中也…..ぁ、っ…ぐすッ…….』
中也『そんなに泣くんじゃねえ、俺が唯の異能力者に負けてたまるかよ』
にやりと笑って告げた。
太宰『よかった、ッ…もう、はなせないかと…..』
中也『思い上がんなよ』
太宰『ちゅうや…』
中也『……俺から先に言わせろ』
『太宰、俺は手前の事が大好きだ。7年前からずっと好きだった。これからも一緒に居てくれるか…?』
太宰『……勿論だよ!!』
二人はもう一度、
唇を重ね合わせるのだった。
『 “愛に浮かんだ、双つの感情“ 』
𝐄𝐍𝐃
終了です~!!
今回どうしても賞に入りたくて、下手くそなりに頑張りました….
楽しんで頂けたら幸いです!!
それでは、またね~!
コメント
3件
中也..生きててよかった..太宰も最後まで中也の傍に居るの尊い..🤦♀️💓やば..こういう話大好きだ..(変態です。誰か通報してッ)まじで見るの遅くなってごめん🙇♀️💦