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18 - 第18話 短編集!

♥

16

2025年10月16日

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短編集めっちゃ楽しい!!

前言ったやつはここに書こうかな……と思ったり、思わなかったり……





例↓↓↓

※かなり前に書いたので、クオリティは気にしないで白菜。

※感想待ってる!









名前:渡鳥 透 (わたりどり とおる)

趣味:人の役に立つ事、裁縫、刺繍

好き:グミ、猫、可愛い物

嫌い:粉類(薬)、猿、税金



名前:雪景色 奏 (ゆきげしき かなで)

趣味:アクセサリー作り、裁縫

好き:クッキー、猫、可愛いもの

嫌い:トマト、犬、絵の具











先生「明日は転校生が来ます。皆さん、仲良くしてください。あとあと…渡鳥さん。学校案内して下さいね。」


透「はい。」






明日





奏「今日から皆さんのクラスメイトになります、雪景色 奏です。よろしくお願いします。」


どこから兎も角聞こえてきた拍手の音。



奏(大丈夫…此処にあいつらは居ない。今度こそ平穏に…)




皆んなが帰る時間になった。今日は疲れた。好きな物、好きな動物、好きなお菓子…

今日はご褒美としてフリルとかリボンとか、買おうかな…


奏(あそこの店のリボン、可愛いんだよなぁ…少し遠いけど行っちゃお!)







先生「雪景色さん。生徒会長の渡鳥君だ。放課後いいかな?」

奏「はい。学校案内ですか?」

先生「そうなの!先生、仕事あるからあとは渡鳥君に聞いてね!」



扉がバタンと勢いよくしまった。





奏「あ、あのー。渡鳥…さん?…案内とか…」

透「あ、そうですね。しますか」









透「で、此処が最後。屋上です。」

奏「うわぁ、ははっ!高いですね!」




奏「あの。渡鳥さん?明日、此処でお弁当食べませんか?」

透「…?分かりました。食べましょう。あと僕の事は透でいいですよ。呼び捨てで」

奏「ええ!そんなっ!会長なのに呼び捨てなんか…しかも年下だし…」

透「無理に、とは言いません。でも僕は呼び捨てしますね。奏」

奏「っ!!ぜ、善処します…」
















次の日











奏「すみません!待ちましたか?」

透「いや。今来たところだよ。早く食べよう。」

奏(うう…眩しい…)






透「所で、奏のバース性は何?」

奏「ッ…ッ………え」


苦くて、苦しい、思い出したくない辛い思い出が、忘れたと思っていたのに…繰り返す…フラッシュバック…五月蝿いほどの蝉の声。



奏「ハァハァ…ッ……ウッ…ッ……アッ…ッ…」

透「…?!大丈夫?!奏…!奏…!!」


苦しい、息が出来ない。吸うタイミングと吐くタイミングが裏拍子に、入れ違いになって、吸えない。苦しくなっていく。


透「ちょっと苦しいけど、我慢して!」


口をハンカチで抑えられた。息をする事に必死で口を覆われた時は吃驚した。



奏「あ、ごごめんなさい…」

透「大丈夫だよ。もう苦しくない?」

奏「はい!ありがとうございます」

透「…あのさ、もし辛かったらいつでも言って。…はいこれ連絡先、交換しよ?」

奏「ええっ!いいんですか?!会長の!」

透「いいのいいの!」












帰る時間になった。今日は迷惑かけて申し訳なかった。そうだ。会長って何が好きなんだろう。聞いてみようかな。



奏「ねぇねぇ、生徒会長ってさ好きな食べ物とかってある?」

「食べ物?ぱっ、とは思い出せないけど、裁縫が得意だったよ。」

奏「裁縫…分かった!ありがと!」

「?うん!」











リボンが可愛いお店に足を運ぶ。昨日もきたんだし、顔…覚えられてるかも…




奏(会長…何が好きなんだろう…裁縫って言ってたし、糸とか?流石に安直すぎか?フリル……店員さんにおすすめとか聞こうかな)


奏「あの!プレゼント用のオススメってありますか?」

「プレゼントですか?いいですね!どんな感じの人なんですか?」

奏「…凄く尊敬されてて、優しくて、助けてくれる人です!」

「なるほど…それなら刺繍入りのハンカチとかどうですか?」

奏「ハンカチ…!凄くいいです!」

「此処から此処までがハンカチとなっております。決まったらレジまでお並び下さい。」

奏「はい!ありがとうございます。」



決めた。この猫の刺繍が入っているハンカチにしよ。猫もハンカチの色が紺色になってるのに茶トラでめだって可愛い。自分様にも後で買おう。














翌日




奏「昨日はありがとうございました!後これ、ささやかなんですけど…」

透「そんな、有り難く貰っておくが……ッ!なんだこれは…」

奏「え、もしかして…」

透「凄く可愛いな。ハンカチの色が暗いからか茶トラが良く目立っていいな。大事に使わせてもらう。」

奏「吃驚した。喜んでもらえてよかった。」

透「…(微笑む)」

奏「ッ…!か、会長…ッ!が笑った!」


















透「なぁ、土曜日か日曜日、僕ん家来ないか?」

奏「え、えぇ!!」

透「来週、テストだろ?詰めないか?」

奏「ひぇーー、勉強熱心だね。まぁ今回赤点だとやばいし?行くしかないけど」

透「良かった。ゲームも用意しとく。」















奏「お邪魔します。って会長、一人暮らしなの?! 」

透「そうだが?あと会長は使わなくて良い。透でいい。」

奏「善処します。」













透「…〜で〜なって」










奏「あー、疲れた…」

透「飲み物持ってくる。」


とても分かりやすかった。中身が偽ってなくてあれならそら、生徒会長にもなるのも納得出来てしまう。







透「はい。」

奏「…!ありがとうございます」



奏(何か、凄く暑い気がする。クーラーでも切れたか?)



奏「かい…透……なんか暑くない、?それに苦しいし…さ」

透「効いてきた?良かった。」

奏「…ッ!何飲ませた」

透「聞いたことを吐く薬」

奏「はぁ?なんで」

透「作者が過去の事話す展開書くのめんどくさかったから☆」

奏「…作者…」









透「で、奏はなんでその格好をしてるの?」

奏「……αだからかな」

透「α?どうして?」

奏「実はさ、自分αなんだけど成績もよくないし、人付き合いも悪くてさ、好きな事は刺繍っていう何も役に立たない事が得意でさ、周りから冷たい視線がずっと向けられてきた。」

奏「バース性を聞かれて一緒に過ごしてたら、αなのに、αだからって理由でハブられたり、嫌がらせをされた。」

奏「その時に、可愛い物に出会って、集めていくうちに自分を着飾るようになって…… 」

奏「変だと思うんだけどさ、これが自分のありのままなのかもしれないね。」

透「奏ッ…」

奏「何?何か聞きたいことでも?」

透「俺、実はΩなんだ。」

奏「えっ!透先輩が…?!」

透「失礼だぞ。数学の問題追加だ」

奏「ええっー!!」







透「……そのッ!」

透「俺と番になってくれないか?」

奏「……うん…こんなんで良ければ…」







先輩の頸を噛む。番になった感覚は無い。運命的なのも…まぁ別に嫌じゃ無いしいいかな



奏「ふふっこれで先輩は俺のもの」

透「覚悟しとけよ」

奏「ははっ」

笑いながら、ゆっくりキスする。艶やかな音が部屋に響き渡る。この時間が長くて甘くて、幸せだった。








END

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