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いつの日からだろうか。
貴方が部屋に籠ってまで、活動にのめり込み始めたのは。
🍪「おはよう、Jpさん」
きっと、私が気づいてないだけなのかもしれないけれど。
1年ほど活動を続けた後からだと思う。
もしかしたら、もっと前なのかもしれない。
🍪「リビングで待ってますから、」
いつも通り、部屋は静まり返っていて。
返事など返ってこないものだと週間づいていた。
⚡「Naさん、おはよ」
🍪「おはよう…!」
ここ2年くらいは活動の作業などは皆で分担していた。
誰か1人に負担がかからないよう、辛い思いをしないように。
そういった思いから発生した皆の優しさ。
🦖「ぉはよう、皆~」
1番最後に到着したのは、眠そうなJpさん。
目の下には薄く隈も見え始めているようだった。
🍪「Jpさん、最近疲れてませんか?」
「なにか手伝えることとか…!」
私が気遣おうとすると、Jpさんはいつも笑って誤魔化す。
🦖「あ~……大丈夫大丈夫!笑」
「特に困ってることとかないし。」
どうして頼ってくれないのだろうか。
たしかに、前よりも頼ってくれてはいると思う。
けれども…まだ何か、彼に負担がかかっているのならば。助けになりたい。
🍪「…そうですか、」
私じゃ駄目なのかな。
たしかに、私は編集よりもゲーム内の建築を担当した方が捗るし…楽しい。
でも編集だって、皆が見てくれるから。苦ではないのに。
🍪「…っあ、あの!」
🦖「ん、どした?」
いつもそう。引き止めても、何も言えない。
これを言ってしまったら歯止めが効かなくなりそうで怖いから。
🍪「ぃ…や…、なんでもないです、」
私は大きく変わることができるのだろうか。
いつか、彼の手助けをさせて貰える日が来るのだろうか。
🍪「…やっぱり、なんでもあります…!」
「Jpさん…私っ!」
ひとつの勇気で未来が変わるのなら、やっぱり私は…。