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衰退した場所には幾つもの功績がある。
戦士たちが剣を取り合い勝ち取った正義。
守った住民。
意識が壊れゆく中、彼らは何を思ったのだろうか。
彼らの、一点の事に全てを向ける勇気はどこにあったのだろうか。
あるいは、勇気なんて関係なかったのだろうか。
もしかしたら強制的に、なんてこともあるかもしれない。
童話でみた戦闘は誰かを助け出すため。
そうじゃない時もあるかもしれないけど。
赤ずきんや雪の女王などがいい例ではないか。
今回は赤ずきんを例としよう。
赤ずきん、私たちがよく知っているグリム童話。結末としては、オオカミが食った2人を猟師が助け出し、石を詰めて殺害する、というものである。
私の記憶ではその後縫って川に落としていた物があるが、多分後者は気のせいだろう。
しかし、この赤ずきんが報われるグリム版とは違うものも存在する。
ペロー版というものだ。
ペロー版では、赤ずきん達が猟師に救出される…なんてことは無い。
そのまま食われて終わる。
残酷なペロー版は、実はグリム版よりも前にできたものだ。
つまりグリム版は修正を加えに加え、怖さをカバーしたようなものである。
今は死ぬ表現が消えてきたためもっと緩くなってきているけど。
知らない人について行かないという事を伝えたいのは同じだが、そこ以外はかなり残虐。
これは赤ずきんに留まらず、他の童話もこんなものがある。
「新しく開拓して欲しいような、何一つ変えずにそのままでいて欲しいような。」
過去の惨状を皆に知らせることができるようになるから、残していてもいいと思う。
まぁ、元々修理すらされていない訳だが。
それでも別にいいんだけど、住みずらさはある。
「教訓を守るように。」
私たちの教訓は『自分優先』ということぐらいだ。
何よりも自分を、と。
楽で助かるけど、1部からしたら大変そう。
実際私がその1部な訳だが。
「まぁ、今日も頑張らないと。 」
自分を優先して、誰かも守る。
これがいわゆる私の目標である。