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「ナミダアメ」
消えたい 死にたい そんな思いが僕を支配する
いつになれば楽になれるかな? いつになれば逝けるのかな?
心はいつも土砂降りで 傘も持たずにずぶ濡れで
居場所のない僕は どこに居ればいい?
ナミダアメ 上を向けなくて 下を向いて歩いて
何度も転んで 何度も泣いて 諦めたくても 諦められない
誰かが手を伸ばしてくれる その日まで
いつか 現れるのを 願ってる……
「キモい」とか 「近づくな」 そんな言葉が僕をもっと支配する
いつになったら死ねるのか いつになったら消えるのか
心の雨が強くなる 動けなくなって溺れてしまう
陸にも居れない僕は 足掻いてもムダ？
ナミダアメ 前を向けなくて 後ろ向いて歩いて 何度も滑って
何度もケガして それでも諦めたくない 諦められない
誰かがじゃなくて 僕から掴みに行く その日まで
歩き 走り続ける
走り続けた先に 何もなくても 小さな光を目印に
ただ ただ 走り続けて
右に転びそうになっても 左に行きそうになっても 道を間違えたとしても
たった一つの光が輝く限り がむしゃらに手を伸ばして 掴んで
離さない 離したくないから
ナミダアメ 前を向いて もう後ろは振り向かない
何度挫けそうになっても 何度負けそうになっても
諦めたくない 諦められない
必ず 光を掴める その日 その時まで
優しく頬を濡らす雨粒 いつの間にか土砂降りは止んでいた
これから また 前へ進む 道しるべに変わっていた
そっと包んで そっと降って
明日へ続く
ナミダアメ
涙雨
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