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⚠︎この話には以下の要素が含まれます
・曲パロ
※このストーリーでパロディとして使わせて頂く楽曲↓
DECO*27 - モニタリング feat. 初音ミク
https://m.youtube.com/watch?v=kbNdx0yqbZE&pp=ygUS44Oi44OL44K_44Oq44Oz44Kw
・DECO*27様のモニタリングという楽曲を使わせて頂いております
・歌詞は自己解釈しております
・nmmnの意味がわからない方はご閲覧を控えて頂くか、一度調べてからご閲覧下さい
・コメ欄では本人様の名前を出さず、検索避けをして下さい 例:(りうらさん→🐤さん、赤さん、最年少さん等)
※していなかった場合こちらが削除させて頂きます
・本人様には一切関係ありません
AI学習禁止、無断転載・使用禁止、トレス禁止↓
今回のサムネです
最後に解説を書いていますが、この文はどういう意味なのかなど、予想しながら読んで頂けると幸いです
それではどうぞ
今日も机に散らばった“XX”を水と共に一気に口にいれる。その“XX”達がゴクリと音を立て喉を通った感覚がした。
ピンポーン…
インターホンの高い音が耳をつんざく。重たい足を必死に動かし、フラフラとする中玄関前まで行く。
ドアスコープを覗くと、ドアの前にはクラスメイトであるりうらが立っていた。今はちょうど下校時刻だろうに、なぜ俺の家まで来たのだろうか。きっとりうらは疲れているはず、家に帰りたいはずだ。
するとりうらが口を開いた。
赤)ねえ俺知ってるよ。
赤)ないくんがひとり“XX”してるの知ってるよ。
ドア越しにりうらが淡々と話すが、そんなりうらとは裏腹に俺は“XX”している事がなぜバレているのかが謎で焦っていた。汗が頬をつたい、首をつたい、床へと落ちていく。
赤)“XX”しておかしくなってる時の声がダダ漏れだよ。
赤)正直に言お?もうりうらにバレてるんだし言おう?
赤)……効いてんの?笑
なんてりうらが朝笑うように言った。
……そう、そう、俺すごく焦ってるよ。効いてるよ。
と、言いたい所だが“XX”の副作用でドアの向こう側まで聞こえるように声を出す気力が無い。
赤)ないくん、毎夜毎夜凹んでるでしょ?弱音吐きながら泣いてるでしょ?
赤)だから今日はりうらが一緒にいてあげようか?どれだけ泣いてもりうらが受け止めてあげようか?
赤)…なんてね。
赤)ただの口実なんだけど。
赤)りうら、ないくんが欲しいから。
あまりの驚きと嬉しさからだろうか。
「りうら、ないくんが欲しいから。」
なんて言葉が脳内で反響する。それだけで嬉しく感じてしまう俺はちょろいんだなぁ、なんて考えながらまたりうらの声に耳を傾ける。
赤)なんで欲しいかって?
赤)りうら、ないくんが泣いてるとことか、苦しんでるとこをずーっと見てたいの。
赤)でも、そんな弱気にならないでいいんだよ?
赤)ないくん、できる子だよ?
急に褒められ、ドア越しでは無く直接りうらと会いたいという気持ちが抑えられなくなりドアを開けた。
すると先程とは違った雰囲気を纏ったりうらが立っていた。
桃)ぇ…りう…、
先程までは、俺に依存したような態度や雰囲気だったのに今は真逆だ。そんな事実に困惑し言葉が詰まる。
赤)ないくん…?
赤)しばらく出てこなかったけど…何かしてたの?もしかして忙しかった、?
桃)でも…さっきりうら話し_____
赤)…?りうら話してないよ、?
桃)へ…?
そんな言葉を残してりうらがシュンッと一瞬で姿を消した。
桃)え…え…?は……?りうら消え……、
クラスの名簿を見てみれば、「りうら」という3文字はどれだけ探しても見つからなかった。
※改めて言いますが、全て自己解釈です
解説
・“XX”は薬物
・薬物を飲んだ事により桃は情緒不安定になり徐々におかしくなる
・薬物に依存し始め、毎夜飲むようになった
・それにより、桃の理想の人を脳が勝手に生成し「りうら」という存在しない人物が幻覚として見えた
・ドアを開けたタイミングで薬物の効果が切れ始め、桃の理想の性格をした「りうら」が、別の性格になり見えてしまい、最終的に消えた(完全に効果が切れた)
・幻覚である為、桃のクラスの名簿に「りうら」の名前は無かった