/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ーーー桃の家ーーー
橙「ほい、手当終わり！」
桃「………」ﾑｽｯ
橙「そんなムスッとせんといて？桃ちゃんの為なんよ？」
桃「……あい？」
橙「愛やでー？桃ちゃんの為やからな」
桃「……ならいいや」
赤「……」
愛って言えば何でもやりそう…
嫌な予感すんなー…
青「そうだ、桃くん、明日休みでしょ？どっか行こうよ」
桃「行く」
赤「えー！おれレコなんだけど！」
黄「僕もです」
橙「俺は動画作んねーと」
青「じゃぁ、2人だね」
桃「ん…2人」
赤「なぁに？桃ちゃん、2人だから嬉しいの？」
黄「なら今度僕と2人でどこか行きましょうね！」
桃「うん」
赤「え！俺も！俺も！」
桃「うん」
橙「なら俺もや！」
桃「うん」
青「……」
うんしか言ってなくね？
赤「……桃ちゃん、あほー」
桃「うん……」
赤「うんって……」
桃「うん……」
黄「眠そうですよ」
赤「えー！まだご飯食べてない！」
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
橙「ちょうど来たで！」
黄「桃くんゼリーですよー」
桃「……」ﾌﾙﾌﾙ
赤「いやいやじゃないの、食べなさい」
桃「……寝る」
青「食べないと明日行かないよ？」
桃「……………」
青「行かなくていいの？」
桃「……食べる」
青「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
赤「ごちそーさまー！」
黄「桃くん、食べながら寝ちゃいましたね」
青「雨に濡れながら家に来たあげく、少し泣いちゃったからね。疲れちゃったのかな」
赤「我慢しなくていいのにね……もっと頼って欲しいのに」
橙「桃ちゃんは気にしちゃうんよね……その気持ちも分かるんけどなぁ」
赤「治すのにはまだまだ時間がかかりそうだね」
青「でもちゃんと約束守ってくれた。自分を傷つける前に僕の所に来てくれたし」
橙「手当サボってたのはあかんな」
黄「そうですね…桃くんの家に通います？」
赤「ありだけどねー？」
青「朝だけとかね？」
黄「事務所でも手当出来ますし、桃くんが事務所に行かない時だけでも行った方が良さそうですね」
赤「ほんとっに世話のかかる最年長さんだね」
橙「かわえぇけどな？」
赤「桃ちゃんじゃなきゃこんな事絶対しないもん」
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
青「ん？はーい！」
紫「ごめんねー！遅くなっちゃった」
赤「紫くん！！」
紫「あ、寝ちゃったか」
黄「さっき寝ましたよ」
紫「寝顔可愛いね」
橙「おつかれさん」
紫「ありがとう」
青「紫くんもお風呂入る？疲れ取れるよ」
紫「え、いいの？」
青「いいよー？みんな泊まるでしょ？」
赤「そのつもりできた！」
青「だと思ったw入っていーよ！」
紫「じゃぁ、もらっちゃうね」
青「はーい！」
橙「紫くんも、もうちょっと休んで欲しいな」
赤「確かに、でも俺らの為にやってくれてるから完全には止められないよね」
橙「そうなんよなぁ、まぁ、無理やり休ませとるけどな」
黄「橙くんがいなかったら倒れてますよ」
青「我ら年上組は溜めるからねぇ……」
赤「俺らで発散してもいいのにね、愚痴とかさ」
青「桃くん、愚痴嫌いでしょw」
赤「確かに、あんまり聞くのも話すのも好きじゃなさそう」
桃「ん……」
黄「起きちゃいました？」
橙「紫くんきたで」
桃「紫…くん？」
赤「今ね、お風呂入ってるよ」
桃「………」ｳｽﾞｳｽﾞｯ
橙「俺の紫くんやからな？」
黄「抱きつきたいですか？」
桃「紫くんも、ｷﾞｭｯする」
赤「紫くんでコンプだねー」
紫「青ちゃーん！お風呂ありがとー！」
桃「紫くんっ」ｷﾞｭｯ
紫「おぉ！桃ちゃん！どーしたの？」ｷﾞｭｯ
黄「紫くんにぎゅっとしたかったそうです」
青「ずっとソワソワしてたよ」
紫「そうなの？可愛いね桃ちゃん」
桃「んー…」ｽﾘｽﾘ
紫「んふふ、どう？気持ちは落ち着いた？」
桃「ん、最初より大丈夫」
紫「そっかぁ、良かった」
桃「んっ…！」
赤「桃ちゃん愛されてるね」
桃「……？」
青「そうだよ？桃くんが僕らの事望んでくれればこうやってみんな来ちゃうんだから」
桃「……んへへっ…」
愛されてるっ
黄「はぁ、可愛すぎます」
いつでも頼ってくださいね
赤「黄ちゃん、多分心の声出ちゃってる」
黄「はっ！」
紫「桃ちゃん、お眠なんでしょ？一緒に紫くんと寝よ？」
桃「寝る！」
橙「ちょいちょいちょい！」
紫「え、何？」
橙「彼氏いるんだけど！？」
紫「……橙くん、桃ちゃんのこと愛してあげちゃ駄目なの？」
桃「………え」
橙「そ、そうじゃなくて！」
紫「ならいいよね！」
橙「ぐぬっ……はい……」
黄「遊ばれてますね」
赤「うん、遊ばれてるね」
青「橙くん、どんまい」
橙「うっさいわ！」
紫「ふふっ、なら橙くんも一緒に寝よ！」
橙「お！大人組で寝るか！」
黄「……ちょろすぎません？」
赤「うん、機嫌直ったね」
青「まぁ、いいんじゃない？機嫌治るなら」
