次の日
「久しぶりに来たな…」
今日は お母さんがまだ家にいた頃お父さんの機嫌が悪い時に来ていた一軒家のカフェに来ていた。
(もう何年も来てなかったけど変わってないなぁ。)
入口は茶色のレンガで統一され扉は少し黒が強い英語表記の書かれたプレートが飾られているオシャレな外見だった。
「よし…」
少し緊張している部分はあったがドアを押し中に入った。
店長「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ。」
その落ち着いた声に安心しながらも会釈をし1番奥の2人席のテーブルに座った。
(覚えてはいないみたいだけど店長さん元気そうでよかったな。)
このお店は女性の店長さんがひとりで営業しているお店で私にとっても昔から行きやすお店だった。
店長「ご注文をお決まりですか?」
「えっと、アップルティーひとつください。」
店長「アップルティーひとつですね。少々お待ちください。」
そう言うと厨房の方に戻って行った。
(お母さん今何してるんだろう…)
昔はこの目の前の席でお母さんがアップルティーを飲みお父さんに叩かれ少しまだ赤い頬を撫でながら私が守ると言ってくれた。
(まぁその後結局私を置いてひとり出て行っちゃったけどね…)
少し苦しくも私にとっては思い出の場所だった。
店長「おまたせしました。アップルティーです」
その後お客さんがもう一人来てお礼をゆう前に厨房に戻ってしまった。
(…とりあえず飲もうかな…)
そう思いカップに入った紅茶を1口飲んだ。
(お母さんはこの味をあの時飲んでたんだな…)
甘くも少し苦いこの味を飲みながら私にとってあの言葉を放ったお母さんはどんな気持ちだったのだろか。
考えても一向にたどり着かない答えを頭の中で
ただ呆然と考えていた。
後書き
皆さんこんばんは!
投稿がかなり遅くなってしまいすみません💦
実は今機能性高体温症というフォルモンバランスや寝不足ストレスなどで起こる38度から39度の高熱が出る症状が起こってしまい検査などもあり投稿ができませんでした…
これからもしばらくはこの症状が出るようなので投稿できない日もあると思いますが応援してくださると嬉しいです!
ご心配をおかけしてしまいすみません。