ごー!
いろいろ注意!(は?)《いちわとおなじ?》
―朝。
太宰
「ん〜!久しぶりの明るい朝日だ!」
朝日なんて毎日見ているが、何故か久しぶりと感じた。
太宰
「今日から私は生まれ変わるのだよ!」
なんて呑気に元気に独り言を呟きながら、ありのままの自分で過ごす。
歯磨き等の身だしなみも整える。
此処も昨日と変わらないが、今日は、、今日からは空気が軽い。
私は少々浮かれ気分で着替えを始める。
何時も通りのシャツ、何時も通りのズボン、何時も通りの外套。何一つ変わらないものをつけているのに、今日の私は一段と輝いて見えた。
太宰
「今日の私はとっても綺麗!」
なんて独り言も呟く。
それから玄関に向かい、ドアを開ける。
《ガチャ》
太宰
「おー!昨日と違ったいい天気!」
昨日の雨天候がまるで嘘だったかのようにキラキラと雲が無く、太陽が出ていた。
新しい日常にはもってこいの空気感。
太宰
「今日からこの”新しい日常”が”当たり前の日常”になるのだよ!」
私は笑いながらそんな事を言った。
道中、何時も見るビル、
いつもと変わらない店、
何時もは開いている店、
何時もと同じようで違う街中をゆっくり歩いて堪能する。
中には最近出勤中に寄った薬局がある。
今日は遅刻もして居ない時間だからか、店は開いていない。
太宰
「開いてない店を見る時は大体夜だったからねぇ、、この雰囲気が懐かしいよ。」
てくてく歩く野良猫に手を振りながらそんな事を言った。
━━━━━━━━━探偵社への道。
―いつもは長く感じるこの道も、今日は一瞬のようだった。
まるで、光に当たる人間として生きる資格を得る権利を得たようだ。
この探偵社への道は、光に当たる人間としてどれくらい成長したかをみるように感じた。
┈┈┈┈┈┈┈┈探偵社┈┈┈┈┈┈┈
遅刻ギリギリ。
私は探偵社への扉の前に立つ。
2度息を吐き、吸う。
それからドアノブに手をかける。
《ガチャ》
太宰
「みんなおっはよー!!!!」
いつにも増した笑顔、、、心から笑えている笑顔を向けみんなに挨拶する。
皆から返ってきたのは軽蔑な視線でも、驚いたセリフでもない。
皆
「おはよう 御座います!」
皆からのあたたかい挨拶を受け取り、席に座る。
いつも以上に感じる探偵社の暖かさに落ち着きを与えられる。
太宰
「さて、仕事、頑張っちゃおっかな?」
なんて独り言を呟いた時。
???
『良い仲間を持ったじゃねぇか。』
そんな声が聞こえた気がした。
太宰
「だろう?羨ましいだろう?」
太宰
「―中也!」
新しい当たり前の日常の始まりのお話はこれで終わり。
はい!
すみませんめっちゃ短くなっちゃいました、!
てことで最終回、!終わりました!
あ、一応最後の所、中也が死んだわけではありません(?)
ノベル初にしては頑張ったと思うんですが、!
いやぁまじ感謝すぎて天空カジノにぶっ刺さりました(?)
是非♡お願いします!
それでは、ありがとうございました!
又のお話でお会いしましょう!
コメント
7件
...、凄い...
お話の書き方が好きです! 頑張ってください