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榊ネスの体調不良です
名前出します
口調違ったりするかもです
(特に魁星 方言むずい、、、)
苦手な方はバックでお願いします。
それではいってらっしゃい
私は執事の榊ネス
最近、お坊ちゃま や お嬢様の新学期&入学の準備などでみな、ドタバタしている そして私もだ、旦那様には休んで良いとは言われているが流石にみなが働いている中一人休むのは心が休めない、そう思い休み無しで働いていた、他のみんなは日を合わせて休んでいるが私はつい仕事を受けてしまう、仕事が出来ない執事だと思われてしまえばここにいれなくなるかもしれないという不安が少々ある、旦那様はお優しいと知っているけれど、一度捨てられた身だ不安が全く無いとは言えない、、、
けれど表には出さない、私は自分でも言えるほど嘘が得意だ執事の仕事は感情のコントロールが出来なければやっていけないと思っている。
休み無しで働いていると休めと言われてしまうが自分は大丈夫だと言ってその話からは逃げている
そうして休み無しの日々が続いていたある日ストレスか寝不足かそれか、どちらもかのせいかで朝から頭痛がする、それでもこのくらいの頭痛なら私は余裕でバレずに隠し通せる、今日も仕事が入っていたのでスーツに着替え部屋を出る
ネス「おはようございます。旦那様」
旦那様「あぁ、ネスおはよう。今日は午後から館を出て別の用事があるんだったな?」
ネス「はい。午前までは館内にいますのでいつでもお呼びください。」
旦那様「ありがとうな。でも、無理はするなよ」
ネス「ご心配ありがとうございます。ですが私なら大丈夫ですのでお気になさらず」
旦那様「そうか?最近色々落ち着いて来たから休みたい時に休めよ」
ネス「ありがとうございます。では、私は失礼致します。またいつでもお呼びください」
旦那様「あぁ」
そう言って私は旦那様のお部屋から出てお手洗いの方へと向かったなぜなら吐き気が凄かったからだ表には決して出さないが決して体調が悪くないわけではないそれでも私はは誰にも言わず隠し通す。けれど今日は今まで以上に体調が悪い気がする
何とか午後まで持ったが体調は最悪だけれどネスはそんな最悪な体調も隠してしまう午前中何個も仕事をこなし多くの人と会ってはいるが誰にも気づかれていない。
午後からは きたみん と 魁星 と買い物に行く予定だ。 きたみん が新しい服が欲しいと言っていたので3人でみに行くことになった。
私は自室へと戻り服を着替える。着替え終わると出かける準備をした。正直に言うと今の状態はかなりきついけれどせっかくの予定を台無しにはしたくない。そう思い俺は待ち合わせ場所へと向かった。
めまいはするが見た目には一切出さない。ふらつく姿も一切ない執事モードじゃなくてもコントロールは常にしてきたからできる
そして待ち合わせ場所が見えると きたみん と 魁星がベンチに座り喋っていた。こちらに気付くと2人が手を振ってくれた、俺も振り返しながら2人の元へと駆け寄ると、きたみん がなんだか険しい顔で俺を見つめてくる、魁星の方を見てみると同じように魁星も俺を見ていた。俺は
ネス「え、俺、何か顔についてる??w、、」
とたずねてみた、すると きたみん が
遊征「いや、そうじゃなくて、、」
と言ってきて魁星が
魁星「なぁ、ネス、、、」
俺を呼んだ
ネス「え。何、、怖いんだけど」
魁星「あんた、」遊征「お前、」
2人『体調悪い』「やろ」「だろ」
ネス「え、、」
まさかバレると思わなかった完璧だったはず見た目では分からないはず肌に触れられれば熱くて熱があるかとか聞かれるかもだけど触れられていない。しかも、今着いてこの一瞬でどう見抜いたんだ、、、旦那様も、お坊ちゃまも、お嬢様も、他の使用人も、誰も俺の体調不良に気付かなかったなのに何故この2人は分かるんだ。。。俺は仕事に支障が出るからとかそんな言い訳をして本当に隠している理由を誤魔化していたが本当は言うのが怖かったんだ、、もし、使えないやつだと捨てられてしまったら行く場所が無い、今の幸せを失いたくないという気持ちで誰にも話せなかった、それなのにこの2人はそんな俺の気持ちを知らずに見抜いてしまう。。なんて奴らだ、、本当に、、、2人の顔は心配しているような顔だ、、いや、心配してくれているのだと思う、嫌われていない、、なんだか安心した。安心して気が抜けた瞬間表に出さないようにしていたことの負担が一気に襲いかかってきた吐き気、めまい、頭痛、とにかくしんどい、2人に返事をする間も無く俺はその場で倒れたと思ったら地面に叩きつけられるような痛みは一切無い、なんなら誰かが支えてくれている気がする、、、この力強い腕はきたみんかな、、
2人の声がする気がするな、、、
凄く慌てているような声だ、、
そう思いながら俺の意識は遠のいて行った
気が付くと俺は布団の上だった。周りを見渡すと畳で和風の部屋だったきっとここは きたみん の家だ ここまで運んで来てくれたのだろうか。もしそうならめちゃくちゃ迷惑かけてる。そんなことを言っている俺だか頭痛はまだ酷いし、熱もある気がする。体温計を貸してもらいたいが きたみん も魁星 もどこにも見当たらない、、、静かだ、、、
ネス「寂しい」ボソッ
俺は気付いたらそう呟いていた幸いにも2人は居ない誰にも聞かれていないこんな事を聞かれたら恥ずかしくて死ぬ、、、
2人は、、、何処に言ったのだろう、、、
そう思っていると奥から足音が近付いてくる、誰だろうか
戸が開く
きたみん だ。
遊征「お!ネス起きたか!体調の方はどうだ??」
これ以上迷惑はかけたくない、、、
ネス「かなり回復したよ。ありがとうな、、、」
俺がそう言うと きたみん はため息をついた
遊征「はぁーー、、ネス!」
ネス「ビクっ な、何??」
遊征「嘘付くのやめろ。バレバレなんだよ」
ネス「え、、いや、俺もう大丈夫だって」
遊征「じゃあ、熱測ってみろよ」
ネス「ぅぐっ、、」
熱を測れば、バレてしまう、、かと言って拒否れば怪しまれる、仕方ない、ここは素直に測るか、、
ネス「わかったよ」
脇に体温計を挟む
測り終わるまでが何故か凄く長く感じた
ぴぴぴっ!ぴぴぴっ!!
何度か確認する、、、、
ネス「36.7だよ、ほら熱無いでしょ??」
きたみん の顔が少し怒っている気がする、、、
遊征「ネス、体温計を見せろ」
ネス「、、、」
俺は仕方なく体温計を きたみん に渡した
遊征「馬鹿じゃねぇの?!40.0と36.7は差ありすぎるだろ、、てか、40度?!」
ネス「、、、」
俺は何も反論出来なかった、、、
遊征「おーい魁ー!ネス40度だってー!」
きたみん が大声でそう言うと奥からドタドタと誰かが走ってくる音がするきっと魁星だ、、
魁星「40度?!高すぎやろ!!
しんどかったやろ!」
怒られるのかと思って構えていたらまさかの言葉でびっくりした。。
ネス「お、怒らないのか?」
魁星「怒るわけないやろ!こんな病人に!今日はここ泊まっていき!!館の方帰ったらネス仕事し出すやろ!」
ネス「ヴっ、、」
全て見抜かれている、、、
魁星「ええから寝とき!!」
ネス「は、はい、、」
魁星「ほら!遊征行くで!今日は僕も泊まってく」
遊征「えぇ!!魁も?!布団用意しなきゃじゃん!!」
扉が閉まり2人の声が少しづつ遠くなっていく、、、
静かだ、、、しんどい時は人肌恋しくなるものなのだと今わかった。。。寂しい、、、
そんな感情を抱きながら俺は眠りについた
旦那様「お前は使えないな、、、」
ネス「え、、、」
お坊ちゃま「執事が体調を崩すなんて」
お嬢様「体調管理ぐらい自分でしっかりしなさいよ」
ネス「すみません、、すみません、、今後このような事がないよう、体調管理を見直し気おつけます」
旦那様「今後???何を言っているんだい?」
ネス「え、、」
旦那様「君はもう要らないよ、」
捨てられる??また??嫌だ、欲も出さない、体調管理も見直す、、だから、、だから、俺を捨てないでくれ、、、
??『、、、ネ、、、ス、、ネ、、』
2人『ネス!ネス!!』
ネス「はっ!はぁーはぁー」
遊征「大丈夫か????!!」
魁星「どないしたんや!!怖い夢でも見たか?!」
ネス「す、、、、で、、、」
遊征「ネス、何て??もう1回言ってくれ!」
ネス「捨てないで、、、(泣)」
2人『?!』
魁星「僕らがネスを捨てたりなんかするわけないやん。安心せぇ」
遊征「そうだぞ!ネス!安心しろ!!俺らがずっと一緒だ!!」
ネス「あり、がとう、2人、とも(涙目)」
2人『3人でずっと一緒』「や」「だ」
その日は3人で川の字で並んで寝た、俺の事を気遣ってくれたのだろう、、、
俺は改めて思った、この2人に出会えて本当に良かったと
そして、この2人とずっと一緒に居たいとも思った
2人に直接言うのは恥ずいけどこの気持ちは心の中でずっと大切に持っておこうと思った
次の日2人が看病してくれたおかげで、その次の日には完全回復した。本当に2人に感謝してもしきれない
旦那様には2人が連絡してくれたらしい
正直怒られるかもしれないと言う不安はあるが、二人が大丈夫だと言ってくれた、この言葉のおかげで俺は旦那様の元へ堂々と迎える
旦那様の部屋の扉を開ける
ネス「失礼します。旦那様、」
旦那様「ネス、」
今なら私は何を言われようと大丈夫だそう思いながらも少し手が震えている
旦那様「体調の方はどうかね?」
ネス「?!お、お休みさせていただいたおかげで今はもう完璧に回復しました。」
予想外の言葉でびっくりしたが、しっかりとその言葉に返事を返した
旦那様「そうか、なら良かった」
ネス「そ、それだけ、、ですか、、?」
旦那様「??ネスは何も悪いことをいていないだろう??今回の件は、気付けなかった私の責任でもある」
ネス「そんな!これはただ私の体調管理が不十分だっただけで、旦那様は何も!」
発言してから気付いた私は今旦那様に大きな声を出してしまった。。。
ネス「!た、大変失礼致しました。。大きな声を出していまい申し訳ありません、、、」
旦那様「いやいやw良いよそんな事で私は怒ったりなんかしないよw」
ネス「え、、、」
旦那様「ネス、君が思っているよりもみんな君の事を大切に思っているよ、大丈夫だ、」
ネス「!!あ、ありがとうございます、、、」
あ、あれ、俺もしかして泣いてる、、?
涙のコントロール、、、上手く出来ない
ネス「す、すみませんっ、いまっ止めます、、、」
旦那様「ネス、止めなくていいよ、泣きたい時に泣いて良いんだ」
ネス「は、はいっ」
本当に止まらない、、、
旦那様「あと、、2人を館に呼んでみたんだけど」
扉が開いた
遊征「し、失礼しますっ!」
魁星「失礼しますー!」
ネス「2人、、とも、、?」
遊征「え?!何で泣いてんの!!どうした!」
ネス「ww慌てすぎ、あとこれ、、嬉し涙w」
魁星「ネスの泣いてるとこ初めて見たわー」
ネス「そりゃぁ見せたことないからなw」
はっ!やばい旦那様の前で!口調直さなきゃ
旦那様「ネス」
ネス「は、はい!」
旦那様「私にその喋り方でも良いんだぞ??」
ネス「さすがにそれは!」
旦那様「wwwそうかw」
遊征「ネス、遊ばれてんなw」
魁星「そやなw」
旦那様「3人で話したいこともあるだろう、私からは以上だ」
ネス「では、失礼します」
そう言って3人で部屋を出た
遊征「ネスってちゃんと人間なんだな」
ネス「人間だわw失礼だな」
遊征「だってネス、仕事とか完璧にこなしすぎて、別の生物なんじゃないかって思うこと俺、多々あるし」
魁星「僕も同じこと思ったわ〜」
遊征「だろ〜?」
ネス「お前らなぁ」
遊征「ごめんwごめんw」
魁星「でも、ネスが泣けてるところ見てちょっと安心したわ、自分の涙とか絶対見せへんタイプやろ?そのネスが僕らにその泣顔見せてんで??ちょっと嬉しくなるやろ」
遊征「そうそう!ちょっとづつでも俺らを頼って来てくれてるって感じがして嬉しいよなー」
ネス「ありがとうな、2人共」
遊征「もっと頼れよ、俺らのこと」
ネス「あぁ 」
本当に、この2人に出会えて良かった
お疲れ様でしたー!
どうでしたでしょうか??
体調不良感少なめだったかな??
リクエストお待ちしておりますのであれば
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