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!アテンション!
攻🐉×受🔝の捏造まみれのジヨタプ小説。
『狼は加減知らず〈前編〉』の続き。
ご本人様たちとは全くの無関係。
ご都合主義の矛盾まみれ解釈違いもろもろですがたくさんの愛はある。
特殊設定なので下記の注意事項必須です。
あと今回割とセンシティブシーン長めです(当社比)。
覚悟の上読んでくださる方はそのままお進みください…!
⚠️半獣🐉×人間🔝、という特殊設定です。矛盾点も盛り沢山。 苦手な方はバック。なんでもOKな方はお進みください。
side.ジヨン
バスタオルでガシガシと頭を拭く。今日は特に汗をかいたからシャワーが気持ちよかった。腕に鼻を寄せてくんくんと匂いを嗅ぐ。うん、ボディーソープのいい匂い。これなら汗くさいなんて思われないはずだ。
今日はトップも予定がなさそうだし、久しぶりに2人でまったり過ごしたいな。一緒にテレビ見て、だらだらして、夕飯食べて、きっとワインを飲んでふにゃふにゃになるトップを見れるんだろうな。そう思うと自然と頬が緩む。本当はそのままえっちしたいところだが我慢。もうすぐで仕事落ち着くって言ってたし、そしたら目一杯抱いて、願わくば鍛えられたこの身体見て更に好きになってくれたらいいなぁ、なんて。
「えへへ」
1人妄想してニヤける。鼻歌を歌いながら脱衣場を出た。
「…………?」
てっきりリビングにいると思っていた愛しい彼の姿はなく。ソファにいない。キッチンにもいない。トイレも電気がついてない。
「タプヒョン?」
まさか寝室?と思いドアを開けると、掛け布団を頭まですっぽり被った彼が寝ていた。もっこりと膨らんだそれは、どっちを向いてるのかもわからない。さんざん寝たようだがまだ眠いのだろうか。相当疲れてるんだな。
ゆっくりとベッドに腰掛け、その膨らみを撫でる。
「ゆっくり休んでね」
呟くように言って、立ち上がろうとしたそのとき。布団の下から伸びてきた手が身体にまわった。
「おわ!?」
あまりの勢いに浮きかけたお尻がベッドに沈む。腰にまわされた腕に力が入った。ぎゅうっと抱きしめられる。
「な、なに?ヒョン?」
返事がない。おそるおそる布団を捲ると、見えた顔は目が真っ赤に充血し眉間にシワが寄っていた。
「え!?」
その大きくて綺麗な瞳を隠すようにじわじわと溜まっていく水分にパニックになる。
「な、なんで泣いて…っ、え、どうしたの!?どこか痛いっ?」
「ぅ……ぐすっ、」
鼻をすする音に更に混乱した。もうなにがなんだかわからない。一体どうしたというのか。
「………っき」
「え?なに?」
「…ジヨンの、嘘つき」
彼が呟いたと同時に、その目尻から一粒涙が零れてシーツに染みをつくった。
「……へ?」
「お前…嘘つきだ、一生、離れないって…ずっと一緒だって、言ったくせに…っ!」
「え、?え…?」
「なのに………もう、俺のことなんて、好きじゃないんだろっ!」
「……はい!?」
思ってもみなかった言葉にたまらず大きな声が出た。え?どういうこと?俺がもう好きじゃないって??なんでそんなことに???
「な、なに言ってんのタプヒョン!?そんなわけないじゃん!」
「嘘だっ」
「嘘じゃないよ!」
「そんなわけない!」
「な、なんでそんなこと思うの…本当だってば……と、とりあえず落ち着いて、ね?」
ぐずぐず泣き出すトップの頭を何度も撫でる。しばらくそうしていると、だんだんと腕の力が抜けていくのがわかった。その隙に急いでキッチンまで走ると、冷蔵庫の中のミネラルウォーターを掴んで寝室に戻る。
「ほら、水飲んで」
キャップを外してから渡すと、彼はおずおずとペットボトルを掴んで言われるがまま水を飲んだ。上下に動く喉仏を見つめてしまって慌てて目を逸らす。
「………はぁ」
「………落ち着いた?」
小さく頷く彼から、半分ほどなくなったそれを受け取りサイドテーブルに置いた。
「タプヒョン、どうしたの?急に…なんで俺がもう君のこと好きじゃないなんて思ったの?」
「……」
きつく結ばれたままの唇。俺は彼の手を包み込むように握った。沈黙が部屋を満たし、時計の針がやけに大きく聞こえる。
やがて、トップの口がゆっくりと開いた。
「………最近、してないだろ」
「え?」
「…セックス。お前、全然俺のこと抱こうとしてこない」
「……それは、」
「わかってる。あの夜俺がああ言って怒ったからだろ?たしかにあの日は本当に疲れてて、次の日も早かったし……でも、それにしたって、1ヶ月だぞ」
きゅ、と彼の目に力が入るのがわかる。縁が赤くて少し腫れていた。
「あんなに毎日、したいって…言ってたのに…最近じゃ全然……ジヨン、その気にすらなってないみたいで…」
「……ちがうよ、タプヒョン」
「………」
「最近はランニングもそうだし、身体を動かすことが増えたから、純粋に眠くて……でもそれには、その…理由が…」
「………………知ってる」
「…ぇ?」
気まずそうに彼の目がきょろきょろと泳ぐ。やがてゆっくりと瞬きをすると、濡れた瞳と目が合った。
「………悪い、見るつもりはなかったんだが……なんだかどうしても、気になって……見たんだ、お前の携帯」
「えっ」
「勝手に、すまん」
「いや、全然…別に見ても平気だよ?だからロックもかけてないし…」
「その………検索、履歴を…見て…」
「!」
ハッとした。そうだ、前にネットで”性欲を発散させる方法”について調べた。履歴に残ってたのだろう。だからさっきは「知ってる」って言ったのか。俺が最近始めた運動習慣の理由がバレてしまって、なんだかちょっと恥ずかしい。
「性欲を、発散させる方法って……俺に迷惑をかけないように、改善しようって、してくれたんだって……ここ最近のジヨンの習慣はそれだったのかって……どうにかしようって思ってくれてたことが、嬉しかった」
「……」
「………でも、そのままいろんな検索履歴を、なんとなく見てたら………アダルト、ビデオとか…風俗とか…そういうのも調べてたことがわかって…」
「!」
「別にそれ自体を責めてるわけじゃない。でも、ビデオなんて何個も見た形跡があって……」
「……」
「そしたら…………急に、不安になった」
トップの声が上擦る。そして微かに震えていた。
「…女性の、身体見たら…そっちの方がいいって、なったんじゃないかって……俺はどう見ても男の身体つきだし、華奢なわけでもなければ、柔らかさもない…」
「……」
「俺には何一つ、もってないそれを……いいなって、思ったんじゃないかって…女性の方がいいって………だから、俺にもう欲情しないのかとか、抱きたいと思わなくなったんじゃないかとか…考えたら、なんかもう……っ、」
「…っ、タプヒョンっ」
腕を伸ばしてその身体を抱きしめた。胸の奥がぎゅーっとする。
「……もう、ばかだよ、タプヒョン…」
ばか。本当にばか。いつも俺が言われる方だけど、今だけは何回だって言いたい。俺が君よりもいいと思うものなんてこの世にあるはずないのに。
「そんなわけないじゃんっ…俺は今も、これから先も、絶対にタプヒョンが好きだし、タプヒョン以外に好きになる人なんていないよ?もし仮にヒョンの方が離れたいと思う日がきたとしても、絶対に離さないもん」
「……」
「……君の言う通り、どうにか解決しなきゃって、調べた。だから筋トレも始めたし、ランニングもしてる。欲望のままに君を抱いて、また傷つけたくなかったし、嫌われたくなかったから」
「……」
「たしかにそのとき、その、自己処理として…AVのサンプル動画見た。でも、何本見てみても…全っ然興奮しなくて。全く勃たなかった。びっくりするくらい」
トップが仕事の日。どうしても我慢できないときは、何度か人生で初めての自慰行為をした。そのときだって頭の中で思い浮かべるのはいつだって彼の乱れた姿だ。快楽に溺れる顔とか、低いけど上擦る嬌声だとか、身を捩る姿とか、ハリのある滑らかな肌とか。毎回それを思い出しながら欲を吐き出していた。
「そのとき間違えて風俗のサイトに飛んじゃって……でも興味なんて1ミリも湧かなかったし………むしろ俺が普通の人間と違うせいで、タプヒョンの負担が大きくて、それがストレスになってんじゃないかって落ち込んだ」
腕の中の彼が微かに身じろぐ。目一杯抱き締めてるから痛いのかも。でも今だけは我慢してほしい。
「……俺が、」
たしかに抱きしめるその身体は、俺よりもガタイがよくて背も高くて、程よく筋肉のある柔らかさもない身体だけど。
でもそれが好き。それ含めてトップが好きなのだから。
「俺が、タプヒョンを好きじゃなくなったり、タプヒョンとしたいって思わなくなることなんてないよ」
「……」
「しょ、正直言うなら…今夜、えっちしたいって思ってた。今夜だけじゃないか…毎日思ってる。し、今だって必死に我慢してるけど、めちゃめちゃ勃ちそう…」
「っ、」
途端に彼の頬が赤く染まる。俺も顔が熱いからお互い様か。
「だけど、最近忙しそうだし、明日も仕事だし…もうすぐで落ち着くって言ってたから、そしたらいっぱいえっちしようと思って…我慢、してた」
「……ジヨン」
「…まさかこんな勘違いがうまれてたなんて、全然気づかなかったけど」
彼の身体から、一気に力が抜けたのがわかった。大きなため息をつくと、ぐりぐりと肩あたりに頭を擦り付けてくる。
「……………ああ。どうやらとんだ勘違いだったみたいだな……」
トップはそう言うと、そっと俺の背中に手を回した。
「………でも、よかった」
耳元で感じる彼の吐息が擽ったい。彼の言う通り、とんでもない誤解が生じていたようだ。傷つけないって、大切にするって決めたのに、また泣かせてしまったことには胸が痛むけど。でも本当によかった。
もう一度ぎゅっと腕に力を込めてから、ゆっくりと身体を離す。見つめた大きな瞳は少し充血してたけど、もう泣いてなくて安心した。
「不安にさせてごめんね?」
「……いや、俺こそ…酷いこと言って悪かった…」
「…好きだよ、タプヒョン」
「………俺も」
彼の言葉ごと飲み込むようにその唇を塞ぐ。昨日の夜だっておやすみのキスをしたのに、なんだか久しぶりにキスしたみたいでドキドキした。啄んでその柔らかい感触を味わったあと、そっと唇を舐める。すると微かに口があいて、それが迎え入れてくれるみたいで嬉しかった。
このまま押し倒してしまいたい衝動と、明日も仕事だから無理させたくない気持ちがせめぎ合う。すると俺の思いを知ってか知らずか、彼が首に腕を回してより身体を密着させてきたから、誘われるままベッドに押し倒した。
「ん、ぅ……」
「…は……タプ、ヒョン」
思わず声が震える。心臓が波打つのがわかった。
「……あの……しても、いい?」
トップは恥ずかしそうに目を伏せたあと、ゆっくりと頷いた。
「……その、久しぶりだし…我慢できない、かも」
「……………いいよ、別に。ぐちゃぐちゃにして」
「っ!…あ、煽らないでよっ」
嬉しそうに笑うその唇をもう一度塞いだ。
シャツを脱がして、その滑らかな肌に唇をつける。キスの雨を降らせば、その都度トップの身体が小さく跳ねてたまらない気持ちになった。
「ん、ふぅ…っ」
キスをして、ちょっとだけ噛んで、ゆっくりと舐める。彼はその小さな快感に身を捩らせた。ズボンと下着を一気にずり下げると、もうすでに勃ちあがったそれが顔を出す。恥ずかしがって反射的に足を閉じようとするから、腿を優しく掴んで広げた。もうすでに先走りが溢れてふるふると小さく震えるそれに腰が重くなる。
「あっ、!」
優しく掴んで上下に擦った。爪が当たらないように注意しながら扱けば、すぐにぐちぐちといらやしい水音が聞こえた。
「ひ、ぅ……んっ、や〜〜っ」
「きもちいい?」
「ぅん…あっ、きもち…じよ…んっ」
シーツを握りしめながら彼の背中が反る。丸まる足の指先、迫り来る快感に悶えながらも腰が揺れていた。
「あ…まっ、まて…やだ、むり…っ」
「もういきそう?」
「ひ、ぅ…あ、いきそ…〜〜んぅっ!」
久しぶりだからか、トップがもうすでに限界を迎えそうだった。いやいやと頭を振る。
「いいよ、イッて?」
裏筋を親指の腹でぐっと押してそのまま強く擦りあげれば、彼の腰が大きく跳ねた。
「ぃくっ、いく〜〜…っぁあ゛」
掠れた嬌声とともに精液が溢れ出して手を汚していく。太腿がぴくぴく震えていた。手についたそれを舐めると、肩で息をしている彼に睨まれた。久しぶりとはいえ早くにイかされたうえに精液まで舐める俺に恥ずかしさで顔が真っ赤だ。そんな涙ぐんだ目で睨まれても怖くないしむしろ興奮するって。
「タプヒョン、きもちよかった?」
目を逸らして頷くトップをぎゅっと抱きしめる。ちゅっと首筋にキスをすると、彼はくすぐったそうにしながらも抱きしめ返した。そのまま耳や頬、瞼や鼻筋額に唇をつける。すると彼の手がそろそろと降りてきて、俺の下半身をゆっくりと撫でた。思わず腰が跳ねる。
「ぅっ」
「……く、はははっ!お前のもバッキバキ」
「そ、そりゃ勃つでしょっ」
トップは楽しそうに笑いながら身体を起こすと、俺の腕を引っ張って押し倒した。不思議そうに見上げてしまう。
「タプヒョン?」
さっきのお返しとばかりに彼が俺の下着ごと一気にずり下げた。出てきた自身は自分でも笑っちゃうくらい天を向いていて腹につきそうなほど。こんなになったのいつぶりだろう。
トップは俺の唇にキスをしたあと、首、鎖骨、胸、腹と唇を押し当てていく。触れたところが火傷したみたいに熱くて背筋が甘く痺れた。
「へ…?ヒョン、ぇ、わっ」
彼はチラッとこちらを見あげたあと、勃ち上がる性器に舌を這わせた。思わず腰が跳ねる。
(う、うそ、タプヒョンがフェラしてくれてる…!)
今まで散々俺が舐めることはあっても、されるのは初めてだった。毎回彼がイったあとはすぐに後ろを解かしてもらって入れてたからだ。まるで飴を舐めるかのように動く舌に太腿が震える。
「ぁっ…まって、ヒョン…っ」
制止も虚しく、うっすら開いた唇の隙間からゆっくり飲み込まれていった。途端に熱くて狭い口内包まれ、動きそうになる腰を必死に抑える。
「ん、は…っ、やば、やばいって、!」
「きもひい?」
「う、しゃべんないで…きもちい…っ」
上下に動く頭に合わせてジュポジュポと卑猥な音が立つ。苦しめてしまうと思いつつ、むくむくと湧き上がる欲望に、腰がだんだんと揺れた。
「ん…っ、ごめん…とまんない…!」
「んぅ゛…ぐっ」
頭が真っ白になりそうだ。いつの間にか理性はどこかへ消え去り、気付けば思い切り腰を振っていた。苦しげにキュッと締まる喉の奥が気持ちよくてたまらない。一気に射精感が高まる。
「やば…っ、いく、いくから、離して…っ」
焦って止めようと伸ばした手を抑えられ、裏筋に軽く歯を立てられたらもう無理だった。
「ぁ、あ…っ!」
「んぐ…っ」
擦り付けるように、彼の口の中へ欲を吐き出す。呻く彼の声をぼんやりと聞いていた。しばらく呆然と天井を見つめていたが、ハッとして慌てて身体を起こす。
「タ、タプヒョンごめん!我慢できなくて出ちゃった…大丈夫?吐き出せる?」
「ん…」
俯いていた顔が上がった。唇の端から溢れ出た精液が顎を伝う。真っ赤な舌でそれを掬い上げるように舐める姿にカッと顔が熱くなった。
「…ん、にが」
「え、え!?飲んだの!?」
「……お前だっていつもそうしてんだろ」
照れ隠しにぶっきらぼうに答える彼に胸がきゅーっとする。やばい。嬉しすぎる。
「……ふはっ、もう勃ってんのかよ。元気すぎ」
「だ、だってタプヒョンがえっちすぎて」
「なんだそれ」
楽しそうにくすくす笑うトップをたまらずぎゅっと抱きしめた。
「もー……ほんと、好き」
「………ん、俺も」
ずっと前から好きなのに、まだ好きになるなんてことあるんだね。不思議だ。
てか人のこと笑っておいて、君のもちょっと勃ってる。かわいい。
いつもは恥ずかしいからって電気消すし、あんまり見るなって言われるのに。今日はどっちもなくて戸惑ってしまった。それって久しぶりのセックスに君も興奮してるってことだよね?そうだったら嬉しいからそう思うことにするけど。
「ん、ぅ…っ」
トップがベッドのヘッドボードに上半身を預けながら、足を広げ座っている。ローションをたっぷり絡ませた指をゆっくりと入れていった。つぷ、と入っていく様をまじまじと見つめてしまう。まだ狭いそこがきゅうきゅうと指を締め上げてるのが見ててわかった。
「ぁっ…ん……ふ、」
左の手の甲で口を抑え必死に声を押し殺そうとしているが、漏れ出す微かな嬌声が聞こえて興奮した。
「う、ん……っ、ふは…じよん、見すぎ…っ」
「だ、だって…見ちゃうよ」
彼が小さく息を吐くように笑う。見すぎって、そんなの、見ちゃうに決まってるじゃん。こんなえっちな姿、何回見たって飽きることなんてない。
でも同時に、いつも微かな罪悪感を感じていた。俺の爪がこんなに鋭くなければ、俺が君と同じただの人間だったら。俺がその中を暴いて気持ちよくしてあげるのに。それが少し悔しくて、彼に全て任せなければいけないことが申し訳なくて。
「タプヒョン、」
だから少しだけでも手伝いたくて、必死に彼の身体を愛撫する。なめらかなその肌に唇を落としながら、胸の飾りに触れた。指で優しく撫でるように触れば、ぴくぴくと身体を震わせながらそれでも彼の力が抜けていくのが分かってホッとする。
「あっ、ぅ〜〜…っ、ん、ぁあ゛…っ」
「タプヒョン、」
「ぁん、ぐ…っじよん、じよ…」
ぐちぐちとした音を立てながら、彼が必死に俺の名前を呼んだ。
「タプヒョン、すき、すきだよ…指増やせそう?」
「ぅ、ん…っ」
小さく頷きながら2本目を入れていく。解すように動いていた指が気持ちいいところに当たったようで、トップの腰が大きく跳ねた。
「あぁぅ…っ!」
「気持ちいいとこあたってる?」
「あた、あたって、る…っん」
「よかった。たくさんついて、そのままいじって」
とろんとした表情の彼はもう襲い来る快楽に飲まれている。俺の言葉に素直に従って指を動かしているのがわかってたまらなくなった。1回出したとは思えないほど復活した自身が痛い。
「ぁ、ん〜〜…っ、ひ、やっ!」
かくいう彼のものも緩く勃っている。それを優しく掴んで少し乱暴に扱けば、彼の目が見開かれ顎が上がった。じわじわと目尻に溜まっていく涙が1つ零れる。
「だめ、やだっじよ…ぅ、あぁあ゛」
前からも後ろからも与えられる快感に彼の腰が揺れた。溢れた先走りで更にすべりが良くなる。いつの間にか口を抑えていた左手はシーツをぎゅっと掴み、彼の口からは声が漏れ続けた。
「ぁう、だめ…んぅ〜〜…っ、も、むり、いくっ、あ」
ぴんと主張する乳首に軽く歯を立てる。気付けば3本の指が入った秘部が離すまいときゅうきゅう締め付けていた。
「ぁ、あっ…いくっ、いくいく…ああぁ…っ!」
びゅく、と彼のものから精液が溢れ出る。力が抜け崩れ落ちるように座りながら肩で息をしていた。ゆっくりと指を抜いた穴がひくひくと寂しそうにしている。
「はぁ…はっ…ぁ、」
「タプヒョン、かわいい」
「ん、」
まだふわふわした顔を撫でて唇にキスをした。感触を味わうように啄めば、へにょへにょと眉が下がり薄く開いた瞳にはハートマークが浮かんでいるように見える。かわいい。
「はぁ……じよん、もう大丈夫、だから…いれて」
「…ん」
彼がベッドに四つん這いになった。挿れようとしたところでふと止める。まだかと待ちわびるようにしている秘部の縁を指の腹でぐっと広げれば、ピンクの襞が見えた。
「……ジヨン、?」
なかなか入ってこないそれに、彼が不思議そうに名前を呼んだ。俺はそっと顔を近づけると、舌を伸ばしてぺろっと舐める。
「はっ、?おいまて、ジヨン!ま…っ」
ぬち、と音を立てながら舌を中へ入れていく。身体が大きく跳ね、途端に逃げようとする腰を掴んだ。
「やだっ、て…ぁっ、ん、やだぁ…!」
トップは必死に踠くが、力の入らない身体では俺に敵わない。ましてや中を蠢く舌に無理やり快感を呼び起こされれば尚更。
初めて彼を抱いた日、同じように中を舐めた。爪の鋭い俺の指では中を解かしてあげられないから、せめてと思ってしたのだ。あの日以来したことがない。なぜならトップが恥ずかしがってやらせてくれないから。
「あぅ、ん〜〜…っ、いや、はなせっ、ぁあ゛」
「ん、」
「だめ、きたないって、だめ…っ」
汚いからだめだって言うけどそんなことない。いや本来はそうなんだけどさ、君のだと思うと全然そんなことない。むしろここが毎回俺のを受け入れてくれてるのかと思うと愛おしさしかないのに。
「あん…や、だぁ…っあ〜〜…っう」
泣きそうな声でそう言いながらも、彼の腰が微かに揺れて嬉しくなる。ちゃんと気持ちよくなってくれてるのがわかってそれだけで気分が良くなった。
舌を伸ばして中を擦る。さすがに奥までは届かないけど、ぬこぬこと抜き差しすれば彼の腰が更に揺れた。震える膝が耐えられなくなったのだろう、だんだん身体がベッドに沈んでいく。
「ん、ぅ…ぁ、あっ、だめ…っだめだめ…あ、またいっちゃう、いく…っ」
シーツにものが擦れ、前も後ろも与えられる快感にトップの声が上擦った。もっと気持ちよくなってほしい。何回だっていってほしい。俺は人差し指と親指で陰嚢を優しく揉んだ。
「あ゛っ、やぁ…っいく、いくぅ、ぁんんん!」
きゅう、と中が締まった。彼の身体がぐしゃっとシーツに落ちる。ゆっくりと舌を抜いて顔を上げると、枕に頬をつけ息を整えながら、こちらを睨みつける瞳と目が合った。
「はぁっ…は…ば、ばかやろ…っ」
「ごめんね?でも気持ちよかったでしょ?」
「………るさい」
真っ赤な顔で言われてますます口角が上がる。彼はむすっとしながら、右足でげしげしと俺のことを蹴った。
「もう……はやくしろって。俺ばっかやだ。はやく…いれて」
「!」
無意識にぶんぶんと尻尾が揺れてしまう。俺は頷くと、彼の腰を軽く持ち上げた。そそり勃っている自身をぴたっと押し付けて擦る。先走りでぬるつくその感触、やばいこれだけでイきそう。
「ん…いれるね?」
「………ぁ、はやく」
物欲しそうな声で言われたらたまらなくなる。十分に解れてたけど、傷つけないようにゆっくり挿れなきゃ。
…………って、思ってたのに。
「ぅっ、」
ぬち、とした音とともにまとわりつく熱に必死に繋ぎ止めていた理性がどこかへ飛んでいく。気付けば本能のまま、一気に奥まで押し挿れていた。
「ぁ……〜〜〜っ!!」
「ぐ、ぅ…んっ」
声にならない悲鳴を上げながらトップの背中がぐっと反る。途端にきゅうっと締まる中に、迫り上がる射精感を止められぬまま吐き出した。
「ぁっ……は、やば…いれた、だけで…いっちゃった…っ」
「ぁ、あ……」
久しぶりに挿れたそこは熱くて絡みついて死ぬほど気持ちよかった。まさか挿れた瞬間イってしまうとは恥ずかしい。誤魔化すようにぐりぐりと額を彼の背中に押し付ける。トップは可笑しそうにくふくふ笑っていた。
「く、はは…っ」
「もー、笑わないでよ…恥ずかしい…」
「いいじゃねーか、可愛かったぞ?」
「やめて、言わないで」
バカにされた仕返しとばかりに、項に牙を立てて優しくガジガジと噛む。彼はくすぐったそうにしながらも、舌でなぞればその項が小さく震えた。
「ん…ぁ……じよん、」
「ん?」
「気持ちよかったか?」
「うん、最高に…頭おかしくなるかと思うくらい気持ちよかった」
「ふはっ…そりゃよかった。じゃあ………」
「…?」
「もっと、気持ちよくなって。まだ……足んない」
「っ、」
そう言いながら微かに腰を揺らす彼に、出したばかりのはずの自身がまたむくむくと大きくなっていくのがわかった。
「もう……タプヒョンえっちすぎ。かわいい。もう止まんないからね」
身体を起こして膝立ちになると、その細い腰を軽く持ち上げて打ちつける。律動に合わせて彼の気持ちよさそうな嬌声が聞こえた。
「ぁっ、う〜〜…んっ、ぁあっ」
「はぁ…っ」
「や、ぁ…んんっ、だめ、や〜〜…っ!」
彼の左手首を掴んでぐっと引っ張る。より深くなった繋がりに中がうねった。奥の気持ちいいところをぐりぐりと擦りつけるように腰を動かせば、トップが頭を横に振った。
「や、だめ…っ、それ、やだ…っあぁん!」
「ん…ぁ……きもちい、?」
「ひっ、う゛…いい、きもちぃ…あっ、もっと、もっ〜〜…っんぁ゛!」
嬉しそうな声を上げる口の端から涎が垂れる。身体を支配する快感をもっととせがむその姿がたまらない。ほんとえっちすぎて困っちゃう。かわいい。
「ぁっ、う〜〜…っ、あっ、やぁあ…っ!」
「ん…っ、は……やば、またいきそ…っ」
「ぉ、あっ、おれも、いくっ、いくいぐ…っ、いっちゃ〜〜っ、ぁあ゛、んんっ!」
全部もっていかれそうなほど締めつけながらトップがイった。後を追うように俺も欲を注ぎ込む。もう何回もイってるのにすごい量だった。全て出しきったあとゆっくりと抜く。ひくひくと寂しそうに動くそこから、ごぽっと精液が溢れ出してシーツを汚した。
「はぁ…は…っ、」
彼が荒い息を吐きながらベッドに沈む。だんだんと落ち着いてきたその呼吸を聞きながら、俺は彼の肩を優しく掴んでゆっくりと仰向けにした。覆い被さるようにキスをする。ふにふにとした感触を味わうように啄めば、トップの身体から力が抜けていった。
「……ん、ふ……ぅん、」
「ん……タプヒョン、大丈夫?」
「……平気。ジヨン、」
今度は彼の方からキスしてきた。顔の角度を変えたタイミングでぬるりと入ってくる舌に思わず胸が高鳴る。舌を擦り合わせて上顎をくすぐった。身を捩りながらも彼がぎゅっと抱きついてくる。しばらく熱い口内を堪能したあと、最後に舌を軽く吸ってから口を離した。とろんとした瞳と濡れた唇に、また腰が重くなる。
「…はぁ…っ、」
「…ぁ、」
ちゅ、と首筋に何度もキスをした。気持ちよさそうにトップの顎が上がっていく。ほんのり汗の匂いがして更に興奮した。
「ぁ…ん……っ、じよん、」
「ん?なに?」
「………もっかいしたい」
あまりに魅力的な誘いに軽く目眩がする。
「い、いいの?」
長いまつ毛を揺らして目を伏せながら、ゆっくりと頷いた。多分、今俺すっごいだらしない顔してるんだろうなぁ。
もう一度キスをしてから彼の中に挿れようとしたとき、トップが身体を起こして俺の腕を引いた。
「?」
ゆっくりとベッドに押し倒され、背中が冷たいシーツに沈む。思わずぽかんとした表情で彼の顔を見上げてしまった。
「…ヒョン?」
「この体勢平気か?尻尾痛くない?」
「え?あ、うん、大丈夫だよ」
そう答えると、彼は嬉しそうに笑って俺の額に唇を寄せる。ますます混乱した。トップはそのまま頬や首筋、鎖骨にキスを落としていく。触れたところからじんわり熱を持っていくようでふわふわした。
「……」
身体中にキスをしていた彼が、ふと動きを止めて身体を起こす。まじまじとお腹あたりを見つめていた。そんなに見られると恥ずかしいんだけど…。
「…?どうしたの?」
「お前……すごい、引き締まったな」
「!」
「筋肉質になってる。身体もだいぶ大きくなった」
驚いたように言われ嬉しくなった。気付いてくれたんだ。
「最近筋トレしてるからね。わかる?」
「ああ、改めて見てびっくりした。すごい」
彼はそう言うと、綺麗に微笑んだ。
「……随分かっこいい男になったな」
よしよしと頭を撫でられながらそう言われ、たまらず胸がきゅーっとなる。この言葉が言われたくて頑張ったけど、実際に言われると想像の何倍も嬉しい。なんだか頬が熱くなって顔を両手で隠した。
「うぅ〜…」
「……なんだよ?」
「タプヒョンにそうやって褒められたくて…すっごい嬉しい……ん、だけど」
「……だけど?」
「お、思ったより恥ずかしい…照れる…」
「…ぷっ、あはは!なんだそれ!」
彼が声を上げて笑った。やばい、照れる。すっごい照れる。し、嬉しくてまた勃っちゃった。
「可愛いなお前」
「ぅ…」
「…ほら、手外せよ。顔見えない。せっかくの男前なんだから隠すなよ」
「〜〜っ、これ以上褒めないでよっ」
なんだか君には一生敵わないなぁ、なんて。
トップは俺の手を掴んで指を絡ませるように握ると、ゆっくりとシーツに縫いつけた。そして唇を塞がれる。積極的な彼にドキドキしてしまった。可愛いのにかっこいいなんてずるいよ全く。
「ん、」
ぬる、とした感触がして思わず身体が跳ねた。彼が軽く腰を揺すって秘部を擦り付けてくる。さっきまで俺のが入っていたそこは火傷しそうなほど熱くて、注いだ精液と俺の先走りが混ざって卑猥な水音が聞こえた。
「んっ…」
「ぁ…すごい…ぐちゃぐちゃ、えっちな音する…っ、」
「あ、ん…っじよん、」
そこがひくひくとしてるのがわかってたまらなくなる。
「ん…タプヒョン、入っちゃいそ…っ」
「ぁ…っ、」
ぬぷ、と先端の太いところが入った。柔らかいのに吸い付いてきて気持ちいい。トップが上半身を起こして、身体を震わせながらゆっくりと腰を落としていく。
「ん゛…ぁ、あ…っは」
手をお腹につきながら背中を反らして、快感を味わうその姿を見てるだけでイきそうだ。ふるふる震える太腿をそっと撫でる。騎乗位なんて初めてしたけど、すっごい興奮する。知らなかった。
「あっ、んぅ…」
「タプヒョン、大丈夫?つらくない?」
「ぁ……平気、きもち…っ」
「っ、」
きゅっと目を瞑りながら呟くように言われ、自身が更に大きくなるのがわかる。長いまつ毛が震えていてかわいい。
「んっ、また大きくなって…っ」
「こんなヒョン見たらなっちゃうよ……動くね」
返事を待たずに腰を動かす。突き上げる動きに合わせて彼も腰を揺らした。
「ぁ、ん〜〜っ、あ、あ゛っ」
「ん、」
「やば、これ……っ、だめ、やだ…ぁっ」
頭を横に振りながら彼が善がる。目尻から涙が一粒零れた。
「あっ、ぁん…むり、だめ…っふかい〜〜んっぁあ…!」
「ぁっ…すご、きもちいい…っ」
「んぅ…ひ、う…ぁ、俺も、きもち…っ」
中がきゅうきゅうとうねる。身体に力が入らず余計に自重がかかり繋がりが深くなった。抜け出せない沼にハマっていくみたいだ。
「ぁあ、あっ、やっ…んん゛っ」
「はぁ…っ、タプヒョン…っ」
「ぉ、あっ、じよん、じよ〜〜…っ、だめ、まって、んぁあっ」
待って、なんて言いながら腰を揺するなんて、もうえっちすぎるよ。肌のぶつかる音が更に俺たちを煽っていく。
「あ゛っ、やだ…ぁあ…んっ!」
「ん、ぁ…」
「ぅんん…っ、だめ、だめだめ〜〜…っ、まって、いく、またいっちゃ…っ!」
「ぁ…いって、たくさん…っ」
彼の腰を掴んで、奥を擦るように突き上げた。
「〜〜っ、あ゛っぁあ…んん!」
途端に中が締まる。全部持っていかれそうなほどうねって絡みつくその熱さに、俺も搾り取られるようにイった。
「はぁ…ぁ…、ん」
しばらく余韻に浸っていたトップが、ゆっくりと腰を上げる。ぬぽ、と情けない音を立てながら自身が抜けたあとのその穴から、吐き出した精液が溢れて垂れていく。
「ぁ…すご……じよんの、いっぱい…」
恍惚な表情でそれを見ながら、へらっと力なく微笑む彼に、ぶちっと脳内でなにかが切れた。言わずもがな、自身はすでに復活し始めている。
「……ぇ…おま……なんでまた、勃って…」
「ごめん、タプヒョン」
「ぉ、わっ」
俺は腕を掴むと今度はトップを押し倒した。力の抜けた彼はなすがまま、ベッドのスプリングが軋む。
「もっかいしたい。いい?」
彼の目が見開かれる。さっきこの言葉を言ったのは君の方だったのにね。信じられない、という表情に小さな罪悪感が芽生えるも、もう既に湧き上がった欲は止まりそうにない。
最近よく走ってるせいかな。前よりもっと体力がついたのだろう。まさかこんなところで発揮されるとは思わなかったが。
side.トップ
(ぁ、れ……?)
ふわふわする。意識が朦朧として、夢なのか現実なのかわからない。自分が今起きてるのか、寝てるのか。あれ、俺なにしてたっけ。たしか、ジヨンと久しぶりにセックスしてて、それで……、
「〜〜〜…っ!?」
突然襲いかかった衝撃に、ふわふわしていた意識が一気に覚醒した。
「か、は…ぁ、っ」
「あ、タプヒョン起きた?」
「へ……ぁ…?」
目の前には、愛おしいものを見るような目でこちらを見下ろすジヨンの顔があった。汗が一筋流れて落ちてくる。彼は俺の頭を撫でるように前髪を優しく掴んで、額に唇を寄せた。
「ん…じよ、ん…?」
ぎゅっと抱きしめられる。包まれる腕の中、一回りほど太くなったそれは筋肉質で、改めて逞しくなったなとぼんやりと思っていた。
そのとき、ぐちゅっとした音ともに背筋に走った痺れに思わず声を上げていた。
「ぁあ、あ゛…!?」
思いきり奥を突かれて我に返る。そうだ、ジヨンがあのとき、もっかいしたいって言って、それで……、
「ん、っぁあ…っじよ、まって、ま〜〜〜…っ」
「はぁ…っ、タプヒョン、きもち…っ」
「やだ、だめ…っ、やぁっぁあ゛!」
激しく揺さぶられ目の奥がチカチカした。ぐちゃぐちゃとした音と肌のぶつかる音が混ざりあって思考が溶けていく。止めようと開く口からは嬌声しか上がらず、無意識にその背中に縋り付くように爪を立てていた。
「ぅ、お、ぁ、んんっ、ぁあ〜〜…っ!」
「んっ、は…ぁっ」
「だめ、おく、おかひくな、る…んんぅ゛」
お腹がはち切れそうなほどの圧迫感。どちゅ、と一突きされる度意識せずともぎゅうっと締め付けてしまう中。耐えきれず結合部分から精液が溢れ出すのがわかった。
(こいつ…っ!)
絶対1回なんかで終わってない…!!
でなければこの圧迫と量はおかしい。苦しさと気持ちよさがせめぎ合って頭がおかしくなりそうだ。
「ひ、ぅ…もう、くるし…っやだ、とまって、むり…ぁあ゛っ」
「たぷひょん、」
「ぁあ、んんっ…ゆるして、やだ、だめ…っきもちい…〜〜っぁあぁ゛!!」
奥を抉るように攻められる度意識が飛びかけ、また強制的に起こされるの繰り返しだ。もう足の感覚なんてほとんどない。こいつどんだけ絶倫なんだ、どうなってんだ。
「い、ぅ…いく、いぐっぅぁ、あぁ…!」
果たしてもう何回イかされたのか、検討もつかない。自身からはもう透明な液体がぷしゃっと力なく出るだけ。それでも中の熱は感じるから厄介だ。意に反して彼のものを離すまいと絡みついてしまう。
「ぁ、あ゛…んっ、じよ、ぁあ〜〜〜…っ」
「ん、ぐ…っやば、いきそう…」
「ひぅ…いっ、いって…なか、もっと、ほしい、だして…っ」
いやもう散々出されてる。なんなら入りきらずさっきから溢れ出してぐちゃぐちゃだ。なのに、俺の口はそんなことを口走っていた。おかしい、もう自分でもわけがわからない。
「ぁん、ぁあ…ひ、ぎ…ぅう…〜〜っああ!」
わからない、けど。もっとほしいと言ったときに、ジヨンがあまりにも嬉しそうに微笑むから、胸のあたりがきゅっとして幸せが満ち溢れていく。彼の愛が中からも外からも身体中に回って支配されていくみたいで、そしたらこの圧迫感も苦しさも、なんだか全てどうでもよくなってしまう。
「ぅん…っ、いく、ぁ…タプヒョン、いく…っ」
瞬間、お腹の奥が更に熱くなった。じわじわと熱が広がって、より圧迫感が増していく。
「ぁあ、あ…んんん゛…っ!」
なにもかも出しきるように注がれていくそれに、俺もまたイってしまった。溢れ出た欲がお尻をつたってシーツを濡らしていくのを感じながら、俺は完全に意識を手放した。
意識が浮上する。何度か瞬きをして目を擦った。カーテンをちらっと捲って窓の外を見る。真っ暗な空が見えて、今何時だと思った。
「……痛゛」
上半身を起こしたときに、腰に激痛が走った。下半身が酷くだるい。懸命に手を伸ばして、サイドテーブルに置かれていたペットボトルを掴んだ。半分ほど残っていたミネラルウォーターを一気に飲み干す。壁にかかっている時計はまもなく11時を知らせていた。夜の11時って、一体何時間寝てたんだ…というか一体何時間やってたんだ…。
「あ、タプヒョン目覚めた?」
トイレの流れる音が遠くで聞こえる。ひょっこりと寝室に入ってきたジヨンは、お前どんだけ体力あるんだというくらいピンピンしていた。
「…ああ、今さっき」
「うわ、声すごい掠れてる…」
そりゃまあ、だろうな。あんだけ啼かされればこうなる。思い出したら恥ずかしいから思い出さないようにするが。
「ごめんね、身体大丈夫?」
本音を言うなら全く大丈夫ではない。全身が軋むように痛いし、全体的に倦怠感がすごい。股関節あたりなんか感覚がない。
でも両耳と尻尾をへにゃりと下げながら申し訳なさそうな顔をされたら文句も言えなくなる。きっと意識を飛ばした俺の身体をせっせと甲斐甲斐しく綺麗にしてくれたのだろう。中は掻き出されたようにだいぶすっきりしてるし、いろんな液や汗が飛び散ってたであろう身体は拭かれていた。シーツはえらいことになってるが。
…………に、しても、だ。
「………大丈夫だけど、大丈夫じゃない。お前どんだけ体力あんだよ。こんなところで日頃の運動の成果を発揮するな」
「ぅっ…ごめんなさい」
彼が謝りながら擦り寄ってくる。まあ、責める資格はないか。誘ったのは俺の方だし、こいつも反省してるみたいだし。というか、思い出すだけでも結構恥ずかしい誘い方したよな…。
「…でもぐちゃぐちゃにしていいよって言ったのタプヒョンだよ?」
「っ、!」
前言撤回。多少は反省はしてるんだろうが要らん一言が多い。
「そういうことは言わないでいいんだよっ」
「あたっ」
ぺしっと額を叩く。本当のことなのに…と呟きながらジヨンは俺にぎゅっと抱きついてきた。本当に逞しくて男らしくなった。相変わらず甘えたなところは変わらないけど。
「…ごめんね、久しぶりにできて、嬉しすぎて、止まんなくなっちゃった」
ぐりぐりと頭を擦り寄せてくる。頬に当たる彼の耳が擽ったい。
「またしばらく我慢するから…明日も仕事なのにごめん」
「………はぁ」
思わずため息をついた。しゅん、としてる頭をぐりぐりと撫でてやる。全く、本当にこいつは。
「全く、お前には0か100しかないのか。確かにあの日ちょっとは我慢しろって言ったけど…我慢しすぎだ」
「タプヒョン」
「俺だって……別にジヨンとするのが嫌なわけじゃない。反省して自分なりにいろいろしてくれてたのは嬉しかったし……ただし」
「……ただし?」
「加減を知れってことだよ、ばーか」
そう言いながら笑って鼻先にキスをすれば、ジヨンはびっくりしたような顔をしたあと、それはもうとても幸せそうに笑った。
皆様お付き合いいただきありがとうございました!なっが笑 書いてて楽しくなってつい長くなってしまいました。狼じよさんが癖すぎて…( ˇωˇ )♡書いてて楽しかったです!
読んでくださりありがとうございました♡
コメント
6件
はーーーーもう最高すぎやしませんか?!?!尊いが致死量なんですけど🕺🕺🕺🕺無事誤解も解けたし、もちろんいろんなプレイしてる2人もさいっこうなんですけどたぷつむさんの小説見てて毎回思うのは行為が終わった後の2人の甘々会話が最高すぎてまた口角行方不明です!!!!!いつも幸せをありがとうございます🤩😘😘
初コメ失礼します! やばい最高ですブッ刺さりました😭たぷさんのつむじさんのGTOP小説大好きで全部読ませてもらってるんですけど、まじで最高傑作すぎて終始口角上がりまくりでした、、 おかげで疲れが吹っ飛びましたありがとうございます🫶🏻🥲
もう、めちゃくちゃ良かったです…!前半の誤解からすれ違うところが切なくて、でもお互いを想ってのことだと分かってから涙が出ました。ジヨンが「全然興奮しなかった」って言ったところ、刺さりました。設定もしっかり生きてて、爪を気遣う描写とか、だからこそタプが自ら誘う流れが自然で。えっちシーンも「加減知らず」なジヨンと、それを受け止めるタプの関係性がちゃんと見えて、読後感がすごく温かいです。続きが読みたくなりました…!